宿泊日記【中ノ沢温泉 御宿 万葉亭】快適なお部屋と素晴らしい温泉の宿でしたな

みなさんこんにちは。エス氏です。今回は福島県の中ノ沢温泉にある宿、御宿 万葉亭をご紹介しますよ。非常に快適なお部屋に抜群に素晴らしい温泉のある宿ですが、もう少し食事が美味しければ…という惜しい宿ですね。

予約したプランは「4月~【レギュラープラン】【ふくしまプライド。】四季の移ろい鮮やかな山野に佇む大人の方専用の一軒宿。」で料金は1人27,500円(税込)でした。お部屋は一般客室です。ちなみに実際には割引だったりポイントを使って予約していたりしますぞ。

中ノ沢温泉 御宿 万葉亭

万葉亭がある中ノ沢温泉からは沼尻スキー場が一番近く、車で10分もかからない距離となっております。その他にも箕輪スキー場まで約10分、猪苗代スキー場まで約20分など、近隣にいくつかスキー場があり、スノーボードトリップの宿としては便利な立地といえますね。

中ノ沢温泉にはいくつかの宿がありますが、万葉亭は通りから少し外れたところにあり、初見だといささか入口がわかりにくいかもしれませんね。

細い道を奥へ進むと、万葉亭が見えてきます。屋根からの落雪の注意ということなのだと思いますが、三角コーンは高級感がありませんのう。入口の前に車を駐めるとすぐにスタッフが出てきて荷物を運んでくれましたよ。車は脇の駐車スペースに駐めました。

靴を脱いで館内へ。フロントでチェックイン手続きを済ませましたが、けっこう久しぶりかも。ロビーのソファに座ってウェルカムドリンクを飲みつつ手続き、というパターンが多かったもので。ここでは夕食の時間を決めました。いつも通り18:00開始にしましたよ。お部屋の鍵は2本もらえました。チェックインは15:00から、チェックアウトは10:00までとなります。

フロントの脇が売店。

ロビーは広々としていましたね。

客室に案内してもらいました。荷物は運んでくれましたよ。エレベーターはなく階段で2階へ。階段の手前にはホワイトボードにあれこれびっしりと書き込まれていました。読むとなかなかタメになりますね。

廊下の奥の方のお部屋でした。ちなみに大浴場は1階の奥にあるため、エス氏が泊まったお部屋からは近くて便利でしたな。

お部屋は広々とはしていませんが十分快適でしたね。広縁があるのも嬉しいですな。

窓の外には川が流れていて良い雰囲気。猿を頻繁に見かけましたな。

広縁には冷蔵庫があり、中には有料のビールが入っていました。ルームサービスのドリンクメニューもなかなか充実しておりましたよ。

反対側には押入れ。広くはありませんがまあ十分なスペースかと。

部屋の入口側には洗面台があります。まあ普通ですかね。

トイレはいささか狭く感じましたね。壁紙が竹柄というセンスはどうかと。

使いませんでしたがユニットバスもありましたよ。

笹団子をいただきました。お部屋のWi-Fiもばっちり使えましたね。広縁からの眺めが良い雰囲気なのは好印象。そして室温がとても過ごしやすい設定になっていて非常に快適でした。暑くも寒くもなく、ちょうど良い感じ。ちょっと感心するレベルでしたね。お部屋については文句ありません。

さて大浴場へいきましょう。お風呂用のカゴがあるのは便利ですね。

1階に降りて建物の奥が大浴場。貸切風呂もありましたな。風呂場へのカメラ等の持ち込みは禁止ということで写真はありません。誰もいない貸切状態でした。浴室に入ると何やら風が入り込んでやたらと寒かったのですが、湯に浸かるとすぐに温まりました。白濁した湯はエス氏好みで大変素晴らしかったですね。露天風呂もありましたが、この日は風が強かったですね。浴室が寒い原因は窓が開いていたからなのですが、閉めようとしても金具が凍りついていて閉められず。夜に入りにきた際もまだ窓が開いており、いささか頭に来たので金具に湯をかけまくって氷を解かして窓を閉めたら快適になりました。

風呂に入った後は部屋の冷蔵庫に入っていたビールを飲んだのですが、すぐにうとうとと眠くなってきました。普段ならブログ用に滑ったことやら宿のことをメモにまとめておくのですが、この時は我慢できず夕食の時間までぐっすり眠り込んでしまいました。これも温泉効果でしょうか。身体から疲れが滲み出る様な感じでしたね。おかげさまですっきりしましたわ。

夕食の時間になったので、1階にあるお食事処の半個室へ。以下料理の写真です。


お造りの上に何が乗ってるのかと思いましたが、大根を薄く剥いたものでした。乾かないようにということなのでしょう。

利酒セット。七重郎、夢酔月、俺の出番の3種類を飲み比べましたが、エス氏的には断然夢酔月が旨かったですのう。


里山きのこ鍋。火をつけるタイミングは自分次第ということで、早い段階で火をつけました。旨みというか甘みが濃厚で、これは良いですね。スープがとても美味しかったです。

福島牛サーロインステーキ。何やら肉が冷めていますしプレートも冷たかったのですが、これはあえてそうしているのでしょうか。

万葉亭名物という胡麻豆腐。濃厚な味ですが、美味いかと言われるとそうでもないかと。


美味しかったので夢酔月を追加で注文。気に入りましたなあ。

手打ちそば。うーん…。


夕食については正直がっかり。料金に見合う水準には到底達していませんね。1万円台の宿なら理解できるというレベル。エス氏にしては珍しくかなり残してしまいましたわ。最後に朝食の時間を7:30〜8:30で選び、7:30にしてもらいました。

お部屋に戻ると布団が敷かれていましたよ。

暗くなると窓の外がライトアップされていてとても良い雰囲気でしたな。温泉に入ってから寝ると、朝までぐっすりでした。

朝食も夕食と同じ会場でした。

品数が多くすごいボリューム。とても食べきれないので少しずつ箸をつけていただきましたよ。

こちらはサラダ。グラスを取ると中身が皿の上に広がるという仕組みで面白いのですが、美味しいかと言われるとそうでもないんですよね。


旅館の朝食でよくあるのが湯豆腐。温めて食べるのですが、エス氏的には全然うれしくないんですよね。

朝食もさほど美味いわけではありませんが、なんせ品数が多いのでご飯はおかわりしてしまいました。一番美味しかったのは黒蜜のプリンですね。写真を撮り忘れましたけど。

食後にはコーヒーを出してくれましたよ。

うーん。万葉亭は食事が大きなネックですねえ。お部屋は感心するほど快適ですし、温泉は抜群に良いですから、これで料理が美味ければ文句ないのですが。接客については良くも悪くもなく。14室の比較的小さな宿ではもう少しおもてなし感が欲しいところですけどね。いや、惜しいですわ。おすすめの宿です、とは書けませんのう。

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