みなさんこんにちは。エス氏です。フランストリップ4日目、2020/1/2はエス氏思い出のゲレンデTIGNES/ティーニュで滑りましたよ。前回は20年前のエス氏が見ることができなかった名所、AIGUILLE PERCEE/エギュイ・ペルセへ行き、その後はTIGNES 2100へ戻って街歩きを楽しみました。今回はティーニュ編の最終回。TIGNES 2100から下山してアヌシーに帰りますよ。
今回のマップはこちら。
【START】TIGNES 2100も日が落ちて暗くなってきましたね。リフト乗り場の前にあるのは第3回目でも出てきたセルフでビーコンのチェックができるポイントのようですな。
PALAFOURリフトに乗りました。これがこの日最後のリフト…になるはずだったんですよね。
TIGNES 2100の街にLE LAC。その向こうにはヴァル・クラレの街も見えます。さらばティーニュ。また滑りに来る機会はあるかしら。
山の向こうに沈んでゆく夕日を背にしてJMと記念撮影。長い1日でしたが、彼がガイドしてくれたおかげでティーニュを存分に満喫できたと思いますな。
【1】JM「あれ…リフト乗り間違えたな、ここじゃないよ。戻らなきゃ。時間大丈夫かな…。」
おいおい、帰れなくなったらどーすんだよ!リフトの上で思い出話に花を咲かせ「さらばティーニュ」とか言ってたばかりだというのにまったくもー。というわけでcombeコースを速攻で降りて再びTIGNES 2100へ。
街の少し下の方へ滑って移動します。急げ〜。
おや、このトンネルというか橋には見覚えがありますのう。20年前にここを滑ったことがあるのかも。ちなみに20年前の写真はすべてデータ化してHDに保存してあるのですが、その外付けHDをどこかにしまってしまったので、面倒臭くて当時の写真は一切見ておりません。暇なときに探してみようかしら。
【2】どうにか最後のCHAUDANNESリフトに間に合ったようですね。エス氏たちと同じようにTIGNES 1800やTIGNES 1550に帰るのであろう人たちが大勢並んでいました。
おや、ここは第1回目の最初に滑ったbleuetsコースですな。初っ端から手強いコースでしたわ。
【3】rhododendronコースを滑って下山開始です。右手に見える湖、LAC DU CHEVRILも第1回目で見かけましたね。
これがまた長いんですよね。滑っても滑っても全然下につかないんですよ。まあ後は降りるだけなので、リフトの時間などをきにする必要がないのは気が楽でいいですけど。暗くて斜面が見にくいのは困りものでしたわ。
緩いところはかっ飛ばして滑りますよ〜。もう疲労困憊でしたけど。
melezesコースに入ると連絡コースっぽくつづら折りになってきます。この時間なのにまあまあ混んでいるのが面倒でしたな。
湖の割と近くも滑りましたよ。もう少し明るければ綺麗だったかも。
遠くの日が当たっている山のあたりはまだ明るそうですな。JM曰く、一番高い山には一番最後まで日が当たり、それがモンブランだそうです。ふむ、するとあの奥に見える山がそれということですな。
【4】ようやく戻ってきた…と喜んだのもつかの間。ここはまだTIGNES 1800でした。本当に長い。
myrtilesコースに入り、下山コースはまだまだ続きます。壁に雪は付いていないし、もし雪が付いていてももう何かやって遊ぼうという体力は残されていませんでした。
まあうんこマンはチョロチョロして壁にぶっこんですっ転んでましたけどね。元気だなぁ。
【GOAL】ようやくTIGNES 1550の街まで戻ってきました。時間は17:00頃と、サクっと上がってばかりのエス氏にしては破格の頑張りだったと言えますね。
駐車場に戻ってきたところで少々トラブルが。センターハウスが閉まっていてトイレが使えなかったんですよね。まあメンズはまだいいとして、困ったのは紅一点の赤パン。最悪の場合、フランスでは割と立ち小便が一般的だという印象なのですが(いいのかどうかは別として、そこらに立ち小便のあとが…)、さすがに女子がするわけにはいきませんからね。止むを得ずトイレがあるところまで我慢を強いられることとなった赤パン。きっとTIGNES 2100でビールなど飲むんじゃなかったと後悔したことでしょう。
赤パンがトイレにたどり着くことができたのは約1時間後。よく頑張った…。道路も混んでいて、お目当のスーパーUというスーパーマーケットまで時間がかかってしまったのですよ。日本ならコンビニなどでトイレを借りることもできますが、フランスではそうもいかないのでしょうね。
すでに新年が明けているわけですが、まだクリスマスを引っ張っていましたね。日本では考えられませんな。
赤パンとうんこマンがトイレに行っている間、エス氏はJMと2人でスーパーの中を回っていたのですが、JMがたまたま知人に出くわしたらしく、1人のイケメン男性と親しげに話し始めました。もちろんフランス語なので、エス氏にはチンプンカンプン。すると途中でJMが説明してくれました。
JM「彼は元モーグルの世界チャンピオンなんだよ。」
は!?なんでそんなすごい人と知り合いなのかしら。聞けばこの人物はギルバート・コラスさんという元モーグル選手で、ワールドカップでの優勝経験もある人でした。エス氏はせっかくなので一緒に写真を撮ってもらったりしましたが、トイレに駆け込んだ赤パンとうんこマンは残念でしたな。
このスーパーUはこれまでに通っていたカルフールよりも大きくて楽しかったですなあ。お土産なんかも買ったりしましたが、実のところこのブログを書いている時点でまだ友達に渡していないものもあったりします。
お肉売り場はエリアの色が赤くなっていてワクワクします。JMよ、今日の晩御飯はなんだい?チキン!?そりゃ楽しみですな。
このチーズはJMのオススメだそうで。酒のつまみに買っていくことに。
JMセレクトの生ハムはこちら。時々コースは間違えますが、基本的にJMの判断は疑わない我々なのです。
こちらはオレンジを絞るメカ。ボトルをセットし、オレンジを丸ごと上部のカゴに入れていくと、次から次へと絞られて果汁が出てくる仕組み。オレンジはもっとよく絞ればまだまだ果汁が出るんじゃないかしら、と思うほど贅沢に消費しますな。そしてこのオレンジジュースの味はどうかといえば、はっきりいて超マジ美味かったです。こんな美味いオレンジジュースがあるのかと衝撃を受けましたわ。毎日飲みたいです。365日毎日飲みたい。
さああれこれお買い物をしましたよ。アヌシーの宿に戻ってJMクッキング開始です。
JMが晩御飯を作ってくれている間、エス氏たちはビールを飲んでくつろいでいました。おつまみはスーパーUで買ったチーズと生ハム、そしてTIGNES 2100の臭い店で買ったサラミです。どれも美味しかったのですが、やはりサラミは格別でしたな。
宣言通りチキンが出てきましたよ。このチキンはパリパリに焼けていて香ばしく、とても美味しかったです。さらにチキンから出た油を使ったポテトも激ウマ。うんこマンは芋が大好きなので食いまくってましたね。
てなわけで、5回に渡るTIGNES編もこれで最後となりました。フランストリップでは5日間滑りましたけど、この日が一番たくさん滑ったのではないでしょうか。JMがうまくガイドしてくれたおかげで、1日でティーニュを一通り滑ることができて良かったです。天気も素晴らしかったですしね。ティーニュに特別な思い入れのあるエス氏のわがままでここを滑りましたが、グラン・モットやエギュイ・ペルセなども回れて、赤パンやうんこマンも楽しんでくれたと思います。トイレ我慢中の赤パンは死にそうでしたけど。いやあ本当に楽しい1日でした。
さて次回はフランストリップの最終日となります。最終日にどこを滑るか、JMははっきり決めていなかったようなので、ラルプ・デュエズに行きたいなぁ〜と控えめに提案してみたところ、遠いからダメ、と速攻で却下されました。まあエス氏もラルプ・デュエズがどんなゲレンデかは知らないんですけどね。とりあえずラルプ・デュエズといえば(日本人的にはチャリンコで)超ビッグネームなので、なんとなく行ってみたいなと思っただけでして。ではいったいどこへ滑りに行ったのか。エス氏は全然聞いたこともないゲレンデで、特に期待もしていなかったのですが…。これがまた侮れんゲレンデなわけですよ。次回もお楽しみに。
コメントを残す