みなさんこんにちは。エス氏です。2021/2/27は栂池高原スキー場で開催されたドリームゲートの試乗会に参加してきました。今回はHEAD E-PULSE LYT 161の試乗レビューです。
白樺ゲレンデで試乗しました。中級者コースで雪質も良く、カービング性能を試すのには最適でしたな。
HEAD
ヘッドについては複雑な印象のエス氏です。高性能なギアを作っているブランドというイメージであると同時に、何やらダイエー2Fの衣料品コーナーでTシャツが売られていそうなダサい系ブランドのイメージもありますが偏見でしょうか。いや、たぶんマジ凄いブランドなんだろうとは思いますよ、ホント。ググってみると創業者はハワード・ヘッドという人で、アメリカで会社を設立したようですが現在はオランダが拠点のようですな。
E-PULSE LYT
イーパルスはヘッドのフラッグシップモデルのようですね。EMCというテクノロジーを使っているということなのですが、これは電子制御により振動を吸収する技術のようで。まあ理屈はよくわかりませんが、振動が抑えられるのであればさぞかし安定するのでしょう。硬めのミドルフレックスですが、しならせにくいという感じではありませんでした。反発は強いですね。扱いにくそうな雰囲気でしたが、低速でも思ったほど滑りにくいということもありませんでしたな。まあスピードを出して楽しむ板なんでしょうけど。カービングでは確かに振動をあまり感じず、安定感は抜群でした。電子制御すげえ。他の板よりもさらにスピードを出して滑れましたぞ。ターン前半から後半までしっかりとエッジがグリップしてくれ、我ながら滑りがキレているように錯覚してしまいましたのう。とはいえやはり上級者やエキスパート向けの板のようで、庶民のエス氏としては板に乗せられている感がかなりあり、意図するターン弧で滑るのに手間取りました。セッティングを調整すればもう少し乗りやすくなったかもしれませんね。上手な人には良い板なんだと思いますが、庶民的にはもう少し乗りやすい板の方が楽しめるかと。グラフィックは画像だと黒くてシンプルですが、実物は細い線がたくさん入っていて正直微妙です。高級感はありますけどね。
そういえば、かつてHEADのKIZAMUという板に試乗して全然乗りこなせなかったことがあるのですが、これは腕前以前の問題で、ビンディングとブーツが柔らかくて板と合っていなかっただけだということに気がつきました。硬めの板に乗るにはビンディングとブーツもある程度の硬さがないと乗りにくいですよね、庶民的には。上手い人はどうだか知りませんけど。
Headのレビューありがとうございます。
私も電子制御が乗った板(instinct)乗りましたが同じ感想でした。
(ターン孤の調整が難しい。板に乗せられている感じがする)
結局電子制御がない板(Powerhouse,Anything)のほうがいいと思いました・・・
電子制御は上級モデルに搭載されているので高性能だけど扱いは難しいということなんですかね。
庶民には扱いさすさが大切だと思いますな。