みなさんこんにちは。エス氏です。2021/12/31大晦日、東北トリップ2の7日目は青森県の大鰐温泉スキー場で滑ってきましたよ。元々は今回の東北トリップ2の大きな目標としていた釜伏山スキー場で滑るつもりだったのですが、宿からの以降時間が2:30と遠すぎて断念。なんでこんなプランにしたんだマジで。たまたま宿の南風館が八甲田山の近くだったため、サクッとパウダーでも滑ろうかしら、なんてことも考えたのですが、現実は甘くありませんでしたのう。ちなみに当初プランでは八甲田は元日に滑る予定でした。
8:30頃に南風館をチェックアウトしました。前日から雪が降っており、車の雪かきに少々手間取りましたな。一応朝イチから八甲田でパウダーを滑るぞ、というエス氏的には気合を入れたつもりのテンションでした。
南風館からは坂を登っていけば約30分ほどで八甲田山にたどり着けます。当然ながら雪道でしたが意外に走りやすかったですな。ちなみにこの時点で気温は-11°でした。大丈夫かなと不安に感じたのは、八甲田の予報がかなり強風だったこと。前回の東北トリップで八甲田を滑った際もかなりの強風でしたからね。
登るに連れ風も強くなり、運転中も一瞬ホワイトアウトしたりもしました。怖え〜。そして八甲田の手前でゲートが閉まっていたと。困惑するエス氏。その時ちょうど奥から人が出てきました。除雪作業とかしている人でしょうか。話を聞くと、八甲田山周辺は雪が降りすぎて通行止めだと。なんということでしょう。ここまで来たのに残念ではありますが、通行止めになるほどの大雪に強風とあってはパウダーどころではありませんのう。
というわけでUターンして山を降りました。向かった先は大鰐温泉スキー場。ここは当初プランでは岩木山百沢スキー場とそうまロマントピアスキー場を滑った後にはしごする3つ目のスキー場だったんですよね。この時もプランを変更して2ヶ所滑るに止めておきました。臨機応変といえば聞こえはいいですが、エス氏のプランがそもそもテキトーだったということですな。
大鰐温泉スキー場は南風館から直接向かっていれば30分ほどの距離でしたが、ずいぶん遠回りをさせられましたわ。途中にあった本屋さんに見覚えが。オフトレ登山編の八甲田山登山記事で「本屋さんに寄って正解」と書いているのですが、その際に寄ったのがこの本屋です。オーシャンズとレオンを買い、他にすることがないので隅々まで読んでしまいましたのう。
前回の東北トリップでも思ったのですが、広い道路が雪で覆われると車線が見えなくなるんですよね。何となくフィーリングでこの辺りだよね、という車線を走り、見えない停止線で止まります。よそ者には難易度高いですわ。
そうこうしているうちに、10:10頃大鰐温泉スキー場に到着しました。大雪で封鎖された八甲田山に比べると穏やかなものの、こちらも風はそこそこ強かったです。
まずは雨池スキーセンターへ。
コロナ対策の検温などやっていましたな。今となってはこれらの対策に意味があったのかは大いに疑問ですが。
リフト5時間券を購入。3時間券も欲しいです。ゲレンデに出るとそこそこ賑わっていましたな。家族連れが多い印象。
まずは雨池ペアリフトに乗りました。
ファミリーゲレンデをトラバースして国際ファミリーリフトに乗り継ぎます。
ファミリーゲレンデは幅が広くて滑りやすそうな斜面でしたな。そういば滑りませんでしたけど。
この日はほぼ国際ファミリーリフトを回していました。天気は晴れたり吹雪いたりでコロコロ変わりましたな。
国際ファミリーリフトは中間降り場があるので、まずはここで降りました。
コース的には先ほどのファミリーゲレンデの方が滑りやすそうだったのですが、端っこの大谷バーンの方がパウダーが残っていて楽しめましたぞ。概ねここばかり滑っていました。
中間降り場の先まで行ってみることに。クローズしているはずのコースにトラックがたくさん付いていましたし、滑っている人も何人か見かけました。ファミリーゲレンデと思いましたが、意外にマナー的にはクソなゲレンデなのでしょうか。
国際ファミリーリフトの降り場に到着。
ここから滑れるコースはすべてクローズしている様子。無法者は完全無視で滑っているようでしたが。
滑れるコースがないので、奥にある第3ペアリフトに乗り継ぎます。
このリフト沿いのパラダイスゲレンデはオープンしていましたが、コース後半がフラット過ぎてスノーボードでは無理かな〜と判断。
パラダイスゲレンデの上部は良さげなのに残念ですのう。
雨池国際コースもクローズしており、残された選択肢は雨池パノラマコースのみ。こちらは九十九折の林間コースです。
この林間コースでは何度もフラットな場所でスケーティングを余儀なくされ、正直スノーボードで滑れるコースではありませんでしたのう。拷問かよ。
ようやくマシなコースに合流しました。
馬の背コースを滑りましたが、非圧雪でそこそこ楽しめましたな。
馬の背コースの先へ行くと雨池スキーセンターまで戻ります。
パウダーを滑る人はクローズしている斜面を滑る無法者ばかりで、大谷バーンを滑る人はあまりいませんでした。国際ファミリーリフトを中間降り場で降りてここばかり滑っていましたな。それにしても無法者たちは特に注意されることも無いようで、やりたい放題という有様でしたな。このゲレンデはファミリーも多いのですが、ここで滑りを覚えた子供達はゲレンデのルールを守らない大人になることでしょう。
大谷バーンも後半の斜度が緩い部分はノートラックがけっこう残っていて、誰も滑らないのでエス氏が1人でコツコツとトラックをつけておりましたよ。そこそこ楽しかったです。
最後はラビットコースを滑って下山。
気持ちよく滑ることができましたぞ。
大鰐温泉スキー場は思ったより広く、全面滑走可能ならかなり楽しめそうな感じですね。ちょろっとはしごする程度ではもったいないゲレンデですな。もう少し利用客のマナーを啓蒙して欲しいところですが。それこそコロナ対策より無法者の対策をした方がいいのでは。
お昼頃にはサクッと上がり、近くの鰐comeという日帰り入浴や食事ができる施設に立ち寄りましたよ。
お土産に地元のお酒やワインを購入。この旅で一体何本のお酒を買ったことでしょう。
ランチも鰐comeで済ませました。大鰐赤ビーツカレーとやらはピリ辛ということでしたが、それほど辛くはありませんでしたな。
さてこの日の宿は浅虫温泉にある南部屋・海扇閣です。大鰐温泉からは1時間ほどの距離ですね。
途中で青森市の街中を通りましたよ。久しぶりにまあまあ都会を見たという感じ。
浅虫温泉までの道のりは意外なほど厳しかったです。なんせ風が強く、途中から吹雪に。マジで前が見えません。しかもまだ15:30前だというのにどんどん暗くなって行きます。そして路面はアイスバーン。こりゃヤバいと思いつつ、エス氏にはどうしても寄り道したいところがありまして。それは南部屋・海扇閣から少し走った先にあるブルーモリスの本社。
無理をしてどうにかブルーモリスに到着しましたが、大晦日ですしもちろん営業などしていません。しかしAMICSS信者のエス氏としては、どうしてもAMICSSの素晴らしい板がハンドメイドで作られる聖地を訪れてみたかったのです。嬉し〜。
急いで引き返し、南部屋・海扇閣にたどり着いたのは16:00頃でした。本当にとんでもない強風でしたな。
大晦日に泊まった南部屋・海扇閣。いい面も悪い面もありましたが、部屋で紅白歌合戦をダラダラ見るには良い感じでしたな。津軽半島を見ながら津軽海峡・冬景色も聞けましたし。詳しくは別記事でご紹介しますよ。
当初プランの釜伏山から八甲田の通行止ときての大鰐温泉でしたが、結果的には楽しめましたな。かなりヤバかったですがブルーモリスを訪れることもできましたし。このようなコンディションでも平日なら普通に出社するのかしら。恐ろしいところですね。元日は青森市側から八甲田山に登り、サクッとパウダーを滑ってから近くのモヤヒルズというゲレンデも滑っておこうかしら、という計画でしたがさて。東北トリップ2ももうすぐ終わりですね〜。次回もお楽しみに。
シーズン初めで積雪が薄い時は、中間から上のバーンは形式的にはクローズしています。が、リフトマンに聞くと、滑ってもいいけど自己責任ね、と、お許し(?)をもらって滑っている感じですね。常識で考えてマナー違反でしょうね。ただ、ローカルなスキー場には、こういったゆるさというか、持ちつ持たれつの、古い管理体制があるのは事実です。
ワニピースさん、コメントありがとうございます(^^)
ローカルゲレンデのゆるい管理体制はなんとなくイメージしやすいですね。
マナー違反は側から見ていて気分のいいものではありませんが、厳しく取り締まるのがいいのか、なあなあでやるのがいいのか、スキー場の経営的にどちらがいいのかはよくわかりませんのう。
個人的にはマナーの悪いゲレンデにはあまり行きたくないですけどね。