13/14モデル試乗 BURTON X9FV 154.5 感想・レビュー・評価・評判・口コミ・インプレッション
みなさんこんにちは。エス氏です。H25.3.15神田のスノーボードショップリバティのツアーで川場スキー場へ行き、BURTON13/14モデルの試乗をしてきました。
今回はX9FV 154.5のレビューです。
試乗は白鳥スカイライン、シャミンダウンヒル、桜川コースで行いました。緩んでいるかと思いましたが、意外と締まって滑りやすい雪でした。
BURTON
スノーボードNo.1ブランドのバートンについては、最早説明不要でしょう。スノーボードブランドに詳しくない方は、とりあえずバートンを買っておけば間違いありません。
BURTON X9FV
エス氏が11/12シーズンに乗っていたのが、X9FVの前のモデル、X8CHでした。CH(キャンバーハンプスの略。ダブルキャンバーで、実質フライングVと大差なし)はワンシーズンで消えてなくなり、X8はX9になりました。置き去りにされた感のあるX8CHユーザーのエス氏が、冷ややかな目線で試乗しました。
FV共通した感想
CUSTOM、PROCESS、X9とFVモデルに試乗したので、FVモデルに共通する特徴をまとめてみました。
フライングVはダブルキャンバーなので板は回しやすいです。低速でもターンしやすく初級者にも優しいですな。カービングはあまり踏みすぎるとテールが崩れる感じ。あまり踏まずに、板を傾けて乗っていれば良くキレます。エッジグリップは良くはないので、上級者がカービングすると物足りないかもしれません。アイスバーンは滑り難いでしょう。
ダブルキャンバーはプレスがやりやすく簡単に板が浮きます。オーリーもやりやすいです。エッジがひっかかり難いので、スピンでも逆エッジになる心配は少なそうですな。
感想
ミドルフレックスでカスタムFVよりもカービングの安定感があり、圧雪された斜面なら気持ち良くカービング出来ます。カスタムFVやプロセスFVよりしっかりしているので、踏み込んでもテールが崩れることはありませんでしたね。
フライングVのメリットだと感じているターンのしやすさは、ミドルフレックスでもそのままで、低速でもターンしやすく、ショートターンもいい感じです。滑りに関しては完全にカスタムFVより上です。
カスタムFVの方が柔らかくてグラトリは簡単ですが、X9FVは反発が強いですね。低速ではカスタムFVの方があれこれ遊びやすいと思いますが、ある程度スピードを出した状態では、X9FVの方が安定感があります。中上級者ならカスタムFVより楽しめると思いますな。
エス氏のX8CHは157.5でしたが、154.5の方が明らかにエス氏には合っていました。滑りもグラトリも楽しめる良い板です。山全体を滑りながら、カービングしたりグラトリしたり、壁やギャップで遊んだりと、まさにオールラウンドに楽しめる板です。値段の価値はありますな。実に大満足な板です。カスタム買うならもう少しがんばってX9FVを買う方が幸せになれそうです。
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