15/16シーズン9日目 八甲田スキー場[東北4日目]

こりゃ全滅しますわ。

エス氏八甲田

 みなさんこんにちは。エス氏です。2015.12.29は青森県の八甲田スキー場で滑ってきました。東北一人旅四日目ですな。八甲田は今回の旅の目的地でもあります。映画「八甲田山」も見たことですし、一度滑ってみたいと思いまして。八甲田まで行くのはなかなか遠いものですから、少しずつ滑りながら移動しようと考え、7泊8日というスケジュールならイケるかなと。そんなわけで八甲田が折り返し地点となるわけですな。


スノーボード八甲田

 朝は少し早く目がさめました。昨夜はちと飲みすぎましたかね。足に疲労が溜まっています。今日はパウダーをサクッと滑って昼には上がりたいですのう。
 7:00弘前屋で朝食。ウェアのパンツを履いて準備してから移動することに。
 7:20出発。女将さんに八甲田までどういくか聞かれました。雪で通行止めの可能性もあり得ると。ふーむ、それは考えてませんでしたね。結果的には普通にたどり着けましたけど。

スノーボード八甲田

 弘前の道路です。3車線道路かな?フィーリングで走りました。その後はどんどん山奥へ。

スノーボード八甲田

 8:45駐車場到着。寒いですが、パウダーが滑れる感じがしてテンションが上がります。まわりはパウダー系の板を持った人たちばかりでしたね。

八甲田スキー場

スノーボード八甲田

 9:00着替えてロープウェイ乗り場へ。リフトもあったが、そっちは別会社の運営らしいですな。雪不足で、この日滑れるコースは一つだけとか。ロープウェイは1回券と5回券があります。一瞬悩んだが5回券にしておきました。さすがに1回てことは無いでしょう。

スノーボード八甲田

 ロープウェイ乗り場は混んでいましたね。この時点でピコハンを車に忘れたことに気がつきました。取りに戻ろうか悩みましたが、とりあえずパウダーを優先しました。そらそうでしょう。ロープウェイは20分毎の運行で、エス氏は9:20の2番目の便に乗りました。

スノーボード八甲田

 山頂到着。猛吹雪で周りがさっぱり見えないので、スタッフに話を聞きました。コースにはオレンジのポールが立っているから、それを辿って滑るように、とのこと。
 外に出ると凄まじい強風。さっぱり前が見えませんのう。展望も何もありませんわ。バックカントリーっぽい装備の人たちも大勢いましたが、私なら棄権しますね。
 板を履いて滑ろうとすると、ゴーグルに雪がついていました。グローブで落とそうとすると雪に触れません。まさか、内側?フレームレスのゴーグルのフレームというのも変な話ですが、レンズとフレームのわずかな隙間から雪が侵入したようです。ゴーグルの左側に隙間があり、左からの猛吹雪を受けるとやられることが判明しました。こりゃ欠陥商品ですな。

スノーボード八甲田

 滑り出すと、ポールで区切られたコースは幅が狭く、前も見えなしい何も楽しくありません。なんだこれ…5回券いらなかったかと後悔しました。

スノーボード八甲田

 少し滑ると木に囲まれたコースに入りました。ここは風がなく、脇にはパウダーが残っていて楽しめましたね。

スノーボード八甲田

 緩斜面を経て開けたコースに出ると、そこにはパウダーがけっこう残っていました。斜度もあっていい感じです。なるほど、これは楽しいですぞ。旅の中でもこの一本目はかなりテンションが上がった瞬間でした。
 リフト側のコースに出て、駐車場に到着。一本目から足がパンパンになりました。
 車に戻ってピコハン装備。やはりエス氏はこれがないと。2本目もまだ端っこに残ったパウダーを楽しめました。3本目はコースにも慣れてきましたが、パウダーはほぼ無くなりましたね。4本目を滑っている途中、疲れ果ててもうこれで終わりにすると決意します。

スノーボード八甲田

 余った最後の1回分はチケットを買おうとしていた若者に譲ってあげました。コースは一本だけで視界も悪かったので、あまり写真はありません。そのうち山登り来ることになるでしょうから、その時には景色を眺めたいですな。
 八甲田に来るまで特に意識はしていなかったのですが、周りの人たちを見るに、ここはパウダーやバックカントリー愛好家にとってはメッカなんですかね。映画を見て滑りに来たエス氏とは雰囲気が違いますわ。
 パウダーが無くなった頃にのんびり現れる人たちもけっこういて、そういう人たちはパウダーにはあまり興味がなさそうでした。そもそもパウダーがどうこういうレベルではない人たちもいましたが、猛吹雪&パウダーの残骸コースはコンディションが厳しいと思いますのう。最後の一本、コース前半の猛吹雪の中一瞬コースを外れてしまい迷子になりかけました。すぐにこんなに新雪があるわけないと気がつき、3メートルくらい登ってコースに戻れましたけど。視界が悪い時は注意が必要ですな。

 で、今回のパウダー動画がこちらです。一本目はピコハンを忘れてしまったので、最初のポーズは小さめです。ラストで一脚を両手で持っているのですが、これはひたすら撮影しながら滑っていて腕が疲れてしまい、片手では支えられなくなったからです。エス氏の一脚は重たいですからね…。
 新雪もそれほど積もっていたわけではありませんが、それでも軽い雪で楽しめました。雪がどっさりある時にまた滑りに行きたいゲレンデですが、気軽に行ける距離ではありませんのう。

 とっとと着替えて温泉に。今回もHさんおすすめの温泉で、酸ヶ湯温泉へ行ってきました。

私のちょっとした温泉手記

酸ヶ湯温泉

スノーボード八甲田

 山奥なのに随分とデカい建物。ここも混浴あったので、もちろん混浴へ。料金は1,000円でした。
 中は浴室が広いですなー。湯気で曇ってよく見えませんでしたの。女性が1人入ってきましたが、キャミソールのようなものを着ていましたね。そんなもん着るなら混浴なんて入るんじゃねーぜ…。といいたいところですが、若い娘さんばかりではないでしょうからまあよしとましょう。
 それにしてもお湯が目にしみますな。試しに舐めてみたら痺れるような味。これは効きそうですが、もしかして身体が溶けてるんじゃないかしら。

スノーボード八甲田

 風呂上がりにお蕎麦を食べました。なかなか美味かったのですが、八甲田の水も美味かったですな。日本一うまいと大きく出るだけのことはあります。
 食事の後はおみやげを購入。林檎さぶれは会社用に買ったのですが、なかなかイケましたね。

スノーボード八甲田

 温泉を後にし、宿に向けて移動です。吹雪いてきて視界が悪く、下山の運転に気を使いました。途中なにやら薄っぺらい信号機を見つけましたぞ。

スノーボード八甲田

 鹿角八幡平インターで降り、秋田県鹿角市にある湯瀬温泉にへ。思ったより山奥でした。

スノーボード八甲田

 17:00頃宿に到着。予想ではこの時点でかなり疲労していると思われたので、温泉宿でのんびりする計画にして正解でしたわ。

和心の宿 姫の湯

スノーボード八甲田

 部屋は一人で泊まるには十分な広さ。念入りにストレッチしました。

スノーボード八甲田

 今回は宿で晩御飯。大勢の人がいる大広間で一人の食事、というのが一人旅で一番居心地が悪いシチュエーションですな。ちなみにメインの肉は脂身ばかり(霜降りなどというレベルではない)でこのエス氏の口には合いませんでしたね。きりたんぽもありましたが、まあ特にコメントするようなものでもありません。
 酸ヶ湯温泉に続いて湯瀬温泉もなかなか良かったです。宿の温泉に入り、コンパニオンも呼ばずお酒もほどほどにして早めに寝ました。体力回復が最優先ですからね。

 自宅を出発してからの移動距離…チェックするの忘れましたねー。八甲田の時点では919.0kmでした。

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