15/16シーズン10日目　秋田八幡平スキー場[東北5日目]

山登りでまたこよう。

　みなさんこんにちは。エス氏です。2015.12.30は秋田県の秋田八幡平スキー場で滑ってきました。東北一人旅五日目。後半開始の日ですな。予定ではたざわ湖スキー場で滑ることになっていましたが、雪不足な上にそもそも湯瀬温泉からの道路が通行止めで移動できませんでした。
　他のゲレンデを調べると、秋田八幡平が宿からも近く、雪もあるようでした。リフト一本の小さなゲレンデですが、午前中くらいで上がるつもりだったので問題ありません。
　なんせこの日の宿までの移動が大変ですからね。通行止めは予想外だったので、鹿角八幡平インターから東北道を南下して横手市まで移動するという遠回りになってしまいました。秋田八幡平も田沢湖方面で、道路が通行止めになる手前にあるという立地。滑った後は鹿角八幡平インター方面に戻ることになるので、これも余計に遠回りといえばそうなのですが、他に選択肢もなかったもので。

　6:30起床。温泉2連発と早寝で多少回復した感じがしますぞ。朝食前にもう一度風呂に入りに。身体を温めた方が寒さにも耐えられるのではないかと。温泉に入るとパワーアップするモンハンのイメージですな。
　7:00朝食はバイキング。腹八分程度にしておきます。

　8:00前に出発。今回は出発前に部屋でのストレッチに時間をかけましたね。目的地をたざわ湖から秋田八幡平に変更したので、比較的のんびりです。

秋田八幡平スキー場

　8:45ゲレンデ到着。空いてると思ったらそこそこ車が。余裕かましてたら出遅れましたかね。昨夜はそれほど降りませんでしたが、多少はパウダーがあるのでしょうか。

　9:00着替えてリフト回数券8回を購入。練習には良さそうなゲレンデですな。ガッツリ滑っても良かったのですが、通行止めで予定より移動時間が長くなってしまったので、パウダー滑ってサクッと上がることにしました。
　見るとスキーヤーばかりでボーダーはほとんどいません。スキーヤーはレーサーばかり。レーサーはほとんどパウダーを滑らないのですが…これは嫌な予感がしますぞ。

　コースは２つのみ。左が初中級のブナ森ゲレンデ、右が中上級のトド松ゲレンデです。パウダーならトド松ゲレンデだろうと思い行ってみましたが、案の定圧雪されていました。とほほ。仕方なく端っこのパウダーを滑りました。

　斜面は思ったよりいい感じで、おさわりカービングに良さげだったのですが、やったら転けました。

　トド松ゲレンデを2本滑り、パウダーを諦めかけたところで、改めてブナ森ゲレンデを見ると以外と良さそうな気がしてきました。

　試しに滑ってみると、斜度は緩く薄っすらとしか積もってませんが、それはそれで楽しめましたね。満足満足。

　リフトから見ると、コース外を滑っているスキーヤーがいました。マナーの悪い連中だと思いましたが、よく見るとロープなどはありません。試しにリフトのおっちゃんに聞いてみると、あまりよろしくはないけど自己責任ならいいと。圧雪されてないから腕に自信あるなら行ってみれば、ということでした。

　最後はちゃんとコースに戻ってこられるようです。気が付きませんでしたが、リフトから左を見ると林の向こうに開けたところがあるのですな。
　回数券最後の一本、試しに行ってみることに。リフトの上から地形をよく見ると、緩やかであまり楽しくなさそうでした。まあ小さいゲレンデとはいえ、コース外を滑る練習にはなるかと。

　滑り始めは緩やかで、トラックが無ければ進めなかったと思います。直滑降でどうにか斜面へ。
　リフト下の方が雪があるのはチェック済みでしたが、上からでは地形が見えなくてちと心配。スキーヤーたちが滑っている方が安全そうです。とりあえずリフト下を滑っていましたが、先の見えないところでそのまま行くか安全な方に迂回するかという2択が。臆病なエス氏は一瞬で迂回を選びましたが、まあそういう性格でよかったかなと思いますな。

　リフトのおっちゃんたちはピコハンのことを聞いていたり、ちょっと話をしたが気さくでいい感じだでしたね。コースは２つで距離も短いですが、幅が広く練習しやすいコースです。パウダーも楽しめるし、いいゲレンデですね。この日のようなコンディションはパウダー初心者にすごくいいと思いました。緩やかなコースのすぐ脇に薄く積った雪で、比較的安全にパウダーに慣れることができると思いますな。雪に埋もれてパウダーが嫌になってしまう人もいるので、こういうコンディションを選んで経験を積むと、スムーズにステップアップできるのではないでしょうか。

　というわけで、あっという間のリフト8本でした。今回の動画です。まあ雪は薄いですけど。身体も多少回復したので、もう少し滑りたい気もしましたが、そのくらいでやめておくのがいいでしょう。

　駐車場で着替えて鹿角八幡平インター方面へ移動しつつ温泉を探しました。Hさんオススメ温泉も、予定していたたざわ湖方面にはアクセスできないので、仕方なく自分で探すことに。所々温泉らしきものがありますが、ぱっと見営業しているのか潰れているのかわからない施設が多かったですな。群馬の水上を思い出しました。営業しているのかどうか、よそ者にはけっこう分かりにくいので、せめて看板を撤去するか、バッテンでもつけて欲しいですな。実際は難しいのでしょうけど。

　志張温泉元湯なる看板を発見。営業しているか半信半疑ながら向かってみることに。

　こんな道を通って営業してなかったらショックだな…と思いつつ、こんな道を圧雪しているからには何かあるはずという期待もありました。

志張温泉元湯

　ちゃんとやってましたね。温泉宿のようでしたが、どういう人がここに泊まるんでしょうね。まあ、正直泊まりたかったですけど。宿のおっちゃんに横浜から車できたと伝えると、車は4駆かどうかを聞かれました。4駆じゃないとここから帰れないと。それは大丈夫でしょう。なんせスバルの四輪駆動ですからね。

　お風呂は貸切状態。ゆったりと身体を伸ばせました。湯にはあまり特徴は感じませんでしたが、身体ポカポカ効果はなかなかのものでしたね。のんびり浸かるつもりが、あまり温度が高いお湯ではないにもかかわらず、すぐに身体が温まってしまいサクッとあがる羽目に。ふむ、やはり泊まりできて、何度か繰り返し入りたいですな。

　温泉の後は鹿角市内で昼食をとり、秋田県横手市を目指して鹿角八幡平インター方面へ。東北道の途中眠くなったのでパーキングで仮眠。1時間くらい寝てしまいました。
　その後秋田道とかいうローカルな高速道路に。ひたすら対面通行でした。

　4時間近く運転してようやく横手に到着。この日の宿、ホテルプラザアネックス横手はやたら駐車場が混んでいました。レストランや風呂などの複合施設だからでしょうか。

ホテルプラザアネックス横手

　チェックインの後、まずはランドリーで洗濯。二回目で、これが最後の洗濯でした。駅前におみやげ屋が見当たらなかったので、コンビニに寄ったらあれこれ売ってました。お酒を購入して部屋で飲むことに。

　ホテルの岩盤浴を利用してリラックスしたあと、ラウンジで八幡平ポークとやらを食べ、部屋に戻ってマッサージチェアを使いながら酒を飲みました。今回はマッサージチェア付きの部屋にしたのですが、これは最高すぎますな。離れられなくなり、ひたすらマッサージしてもらいました。
　お酒とマッサージですっかり気持ちよくなり、この日も早めに就寝。翌日はジュネス栗駒で滑る予定でしたが、あまり雪がなさそうです。このところパウダーばかり滑っていましたからねー。雪の少ないところはちょっと…という贅沢病にかかっていましたが、他にめぼしいゲレンデも見当たらず、予定通りジュネス栗駒で滑ることに。

　自宅を出発してからの移動距離1283.6km。