みなさんこんにちは。エス氏です。今回は長野県の湯田中にある旅館、あぶらや燈千をご紹介しますよ。評判の良い宿ではありますが、実際に泊まってみるとよくないところが目につきましたのう。リピートは無いですね。
予約したプランは【【基本プラン】一番人気!会席「燈火」<信州牛フィレ×あぶらやフォンデュ×客前寿司>信州割全プラン対象】で料金は1人40,700円(税込)です。ちなみに実際には割引だったりポイントを使って予約していたりもしますぞ。
湯田中駅から夜間瀬川を渡った先にあぶらや燈千はあります。志賀高原や北志賀高原にはアクセスしやすい立地なので、スノーボードトリップの宿としては良い立地といえますな。
夜間瀬側に向かってエントランスがあります。当日は雪が降っていましたが、車寄は天井があるので荷物を下ろすのに助かりましたな。
チェックインは14:30からですが、時間通りに行ったらけっこう混み合っていました。荷物を降ろしているとスタッフが現れ、台車で荷物を運んでくれましたよ。
奥が駐車場になります。
館内に入り、廊下を進んだ奥がロビーです。フロント前にはすでに何組も宿泊客が。
ロビーは広々としていますね。
チェックインの手続きにしばらく待たされました。ウェルカムドリンクは抹茶、りんごジュース、スパークリングワインから選べたので、スパークリングワインを飲むことに。これが失敗でしたね。
ウェルカムドリンクとくるみゆべしはイイとして、テーブルが埃まみれなのはどういうことなのでしょう。1~2日程度で積もった量にはとても見えないのですが。案内のスタッフに埃のことを指摘すると絶句していました。他のテーブルを見るとこんな埃はなかったので、なぜこのテーブルだけ異常に埃が積もっているのかはスタッフにもわからなかったのでしょう。
ようやくチェックイン。夕食の時間18:00か19:00を選べ他ので、18:00開始に。朝食はバイキングもしくは個室での和食洋食を選べるということで、バイキングに。バイキングは7:30からはじまるというので、朝から滑りに行きたい人にも良いですね。チェックアウトは11:00です。というわけで部屋に案内してもらいました。
部屋へ行く前にフロントの脇で浴衣を選びます。女性が色浴衣を選べるというサービスはよくありますが、男性もかっこいい浴衣が選べるというのは初めてかも。
こちらはテラスラウンジは露天風呂付きの部屋に泊まっている客だけが利用できるそうで。16:30からはアルコールも飲めるということです。ラウンジの入口でパスワードを入れると入室でき、パスワードは部屋の鍵に付いているという仕組みです。
エレベーターで4階へ。スタッフは別のエレベーターで荷物を運んでくれました。4階の燈火亭は露天風呂付き客室があるエリアということでしょうか。
421号室のしゃくなげというお部屋に案内されました。
玄関は広めです。
スリッパに貼るシールも置いてありましたよ。
鍵は2本で、木のタグにラウンジの暗証番号が書かれています。
廊下の奥が主室。
窓が大きくて開放感がありますね。
外には夜間瀬川が見えますぞ。
広縁には掘りごたつがあります。
二間あるので、一間は荷物置き場にしましたよ。襖の汚れが気になるところです。
押し入れにはタオルや浴衣が入れてありました。色浴衣の他に浴衣を替えられるのは良いですね。タオルもたくさんありましたぞ。
外にはテラスがありソファも置いてありますが、冬はちと寒いですのう。
テラスの隣が露天風呂。正直これほど温い客室露天風呂は初めてですね。温度調節もできましたが、熱々という感じにはなりませんでした。
洗い場はシャワースペースになっています。
玄関から廊下を進んだ先にある洗面所からもシャワースペースに出られますよ。洗面台は広くて使いやすいですね。こちらにもタオルが置いてあり、バスローブもありました。
洗面所の手前には冷蔵庫などがありました。中身は空。水のペットボトルだけは置いてありました。
トイレが2個所あるのは不思議でしたね。
一つは少し広めでした。
客室はゆとりのあるスペースで暖房やWi-Fiもばっちり使えて快適ではあります。露天風呂が温いのだけはイマイチでしたが。それよりもルームサービスが無いという衝撃の事実。コロナ対策のようでしたが、正直意味不明です。
フロント前の売店でも酒は売られておりません。
自販機にはビールもありましたが…とても買う気にはなれませんでした。スパークリングワインを飲んでいなければ車で酒を買いに行けたのですが。
この宿でアルコールを飲むには、1.ラウンジで飲む(夕食までの間だけ)、2.夕食時に飲む、3.夕食後は屋上のルーフトップバーで飲む、4.自販機の缶ビールを飲むしか選択肢がありません。事前に知っていれば5.酒を持ち込んで飲むこともできたのですが。コロナ対策でルームサービスをやっていないというのは百歩譲って理解できたとしても、自販機でビールを売っているのに売店で日本酒やワインを売らない理由がわかりません。エス氏は部屋で酒を飲みながらNetflixなどを楽しみたいのですよ。
大浴場は7階にあります。夕食時に男女入れ替えとなるようですね。
脱衣所はかなり広いですね。
タオルは脱衣所に大小置いてあるので、部屋のタオルを持ってくる必要はありません。
浴室は窓が大きく開放感があって良かったですね。露天風呂も広くて良い感じです。湯は無色透明、無臭でした。部屋の風呂とは違い湯が熱いのが素晴らしいですね。入れ替え後のもう片方の大浴場には入りませんでした。ちなみにドライヤーは威力が弱めでした。
16:30にラウンジへ。赤ワイン、白ワイン、スパークリングワイン、おつまみなどが置いてありました。もちろん無料です。
おつまみの生ハムと鴨肉が美味しかったですな。酒が売られていないからでしょうか、ラウンジはそこそこ賑わっていましたね。
夕食は3階の個室料亭で。畳が汚れているのが気になりましたのう。
個室は暖かくてよかったですね。
飲み物をQRコードを読み込んで注文させるというのはイマイチ。普通に使いにくかったです。以下料理の写真です。
日本酒を氷で冷やしてくれるのはイイのですが、ナプキンが無いので酒を継ぐ時に水がしたたり落ちるのがかなりイケてなかったです。
こちらは名物らしいあぶらやフォンデュ。自分であぶらで揚げて食べるのですが、まあ悪くは無いものの名物というほどではないかな。油がハネまくって熱かったです。
誰か来たかと思ったら、目の前で寿司を握ってくれました。ネタは4種類あり、そのうち2つを選ぶと握ってくれます。うーん。せこせこしないで4つとも握って欲しかったですね。寿司自体は美味しかったのですが、茶番感が拭えませんでした。
ご飯とお漬物は実に美味しかったですね。
すでに満腹でデザートは食べるつもりはなかったのですが、りんごのタルトタタンはマジで美味くて一口食べたら止まらなくなりました。食事は全体的には普通という評価ですが、ご飯とデザートはかなり高評価です。そういえば食事の途中で女将が挨拶に来ました。これまでに泊まった宿でも時々女将が挨拶にくるということはありましたが…ここではあまりコミュニケーションを取ろう感じではなく、定型文を読み上げているだけという印象でしたのう。
夕食後部屋に戻ると布団が敷いてありました。そういえば部屋に案内されたときに3種類の枕から好きなものを選ぶことができましたね。バーに飲みに行こうかと思いましたが、面倒になり早々に寝ました。お酒飲みたかったなあ。
朝食はバイキング。5階に会場があり、広々としていましたね。カレーの匂いが立ち込めておりました。
種類も豊富でなかなか美味しかったですよ。
部屋に戻りコーヒーを飲みました。
チェックイン時間が近づくとフロントが混み合うというので、事前に精算を済ませました。荷物を運ぶ台車も貸してくれましたよ。
あぶらや燈千はいささか微妙な宿でしたね。清潔感がないところが散見されましたのう。サービスも微妙。正直ロビーの埃とルームサービスなしのマイナスポイントがデカすぎますわ。料理も価格を考えると普通。これで1泊40,000円はいくらなんでも高すぎます。2万円台ならまだイイかなという程度。まあスタッフの対応は悪くなかったですけどね。ここに泊まるならもう少しリーズナブルで良い宿が他にもありますよ。
というわけでリピートはないと思います。旅行支援などで安く泊まれるなら悪くないかもしれませんね。
|
コメントを残す