みなさんこんにちは。エス氏です。今回は長野県の志賀高原にある宿、奥志賀高原ホテルをご紹介しますよ。奥志賀の駐車場に車を駐めると、左側にある尖った屋根のホテルが目に入ります。いつか泊まってみようと思っていたんですよね。奥志賀といえばホテルグランフェニックス奥志賀ですが、その運営をしている株式会社ズイカインターナショナルの代表は、奥志賀高原ホテルを運営している株式会社奥志賀高原リゾートの代表でもあるようですな。
奥志賀高原スキー場は手前の焼額山側にゴンドラがあるので、そこを拠点に滑るという方も多いとは思いますが、さらに進んだ奥オブ奥に奥志賀高原ホテルはあります。エス氏は奥志賀まで滑りに行くことはそれほどありませんが、滑りに行く時は奥オブ奥に車を駐めますね。奥志賀高原ホテルに泊まった日はあいにくのお天気で、滑ることはできませんでしたけど。
エントランス前に車を駐めると、すぐにスタッフがお出迎えをしてくれました。それはいいのですが、なぜかこの、誰もがここに車を駐めるであろうというエントランス前の屋根にはちょうど穴が開いていて、当然ながら雨が入り込んでくるという状況には閉口しましたな。なんでこんなところに穴を開けるんだ。
下から見上げたトンガリ屋根。うーん、かっこいいですね。
館内に入ると広々としたロビーがあります。いい雰囲気ですな。
左手には売店があります。
まずはフロントてチェックインを済ませました。
フロントから客室まではけっこう距離があります。荷物は運んでくれないので、自分でカートに乗せて移動しましたよ。
廊下には小澤征爾さんの写真が飾ってありました。奥志賀高原ホテルには森の音楽堂というホールがあり、これは小澤征爾さんのアドバイスをもとに設計されたとか。小澤征爾さんは志賀高原に縁のある方なんでしょうかね。余談ですがその昔志賀高原で修学旅行のスキー教室のインストラクターをした経験があるのですが、その閉校式になぜか小澤征爾さんが現れて挨拶をした、ということがありましたな。サインでも貰おうかと思ったのですが、生徒たちが殺到してとても近付けませんでしたわ。
ホテルは地下1階から6階の建物で、奥行きがけっこうありましたなあ。
途中に自販機もあります。ルームサービスがなく、部屋で飲むなら缶ビールでも買うしかないというのははっきり言ってショボいですわ。
カートごとエレベーターに乗ります。部屋で荷物を降ろした後、カートはエレベーター前に置場がありましたよ。
エス氏は3階の部屋に泊まりました。廊下の雰囲気が2階(フロントがあるフロアは2階です)とは異なりますな。
客室はまあ普通ですね。特に快適というわけでもありませんが、まあ必要十分かと。
ちょっと広めのビジネルホテルのようなものですな。
さすがにグランフェニックスとはグレード感が違いますのう。
クローゼットは十分なスペースがありました。
一応お風呂も付いています。
バスローブが置いてありましたが、これ以外に部屋着などはありませんでした。大浴場へ行くのにどうすればいいかと思いフロントに確認すると、浴衣もあるそうで。浴衣はフロントまで取りに行けばもらえましたが、浴衣でレストランには入れないので、部屋と大浴場を往復するためと寝巻きとしては使えますね。てか先に言ってくれよ。わざわざ遠い道程を経てフロントまで浴衣を取りに行くなんて馬鹿げてます。
そういえばドリンク1杯サービスというチケットをもらいましたが、アルコールは飲めないという子供騙しのサービスでしたのう。
大浴場は地下にあります。
概ね空いていましたが、貸切状態というタイミングはあまりなかったですな。
タオルが置いてあるのは便利でしたな。
浴場の入り口に小さなサウナがありましたが、コロナの影響で1人しか利用できないようでした。
大浴場は広くて快適ではありますが、温泉ではないというのがいささか残念ですの。
夕食はフレンチを選びました。奥志賀高原ホテルのレストランはフレンチのほか、日本料理と鉄板焼きのレストランもあります。フレンチのレストラン「現代」はフロントの脇から奥へ進んだところにありますよ。ちなみにネットで調べたらフレンチ料理人のアルバイトは時給1,000〜1,500円で募集していましたな。
「現代」は天井が高くて開放的な空間でした。
テーブルには本日のメニューが。料理をアップグレードしたりオプションで追加メニューを加えることもできます。
せっかくなのでチーズの盛り合わせを追加してもらいましたが、なかなか美味しかったですな。
前菜は生ハムがメチャウマでした。けっこう好物なんですよね、生ハム。ちなみに白ワインをボトルで注文しましたが、自分で注がなくてもスタッフが注いでくれましたよ。
パンは美味しそうな雰囲気ではありましたが、まあそれほどでも。
あん肝のスープ。スープは美味しかったのですが、あん肝自体はイマイチ。
メインは肉か魚か選べましたが、魚料理を選択。種類は覚えていませんが、一皿で数種類の魚を食べることができました。美味しくて大満足でしたね。
デザートまで完食。ボリュームはちょうどいいくらいでしたが、物足りないという方はメニューを追加すればよろしいかと。
最後にエスプレッソをすすりました。苦いの好きなんですよね。
ちなみに追加メニューやワインなどを注文した分は伝票にサインを求められました。要るんですかねー。
朝食はレストランホールで。フロントの前にある階段を上った先にありましたよ。
こちらも天井が高く、かなり開放的でしたな。
朝食は洋食でしたが、正直特にウマくはありませんでしたのう。
こちらは搾りたてのオレンジジュースが飲めるメカ。フランスのスーパーで同じように搾りたてのオレンジジュースを買って飲んだのですが、衝撃的な美味さでしたからね。これはと期待して飲んだのですが、割と普通でしたのう。何が違うのかしら。
奥志賀高原ホテルはグランフェニックス奥志賀とは料金が違うので、同様のクオリティを求めるのは間違いです。お金があって予約が取れるなら、グランフェニックス奥志賀に泊まる方が幸せになれますぞ。奥志賀高原ホテルはグランフェニックス奥志賀よりもリーズナブルではありますが、それでもいささか割高感があるんですよね。とはいえ別に悪いホテルということではありませんよ。見た目がかっこいいから期待値が高かったのかなとは思いますが。一度泊まれば十分、という印象でした。
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