問題解決の方法は。
みなさんこんにちは。エス氏です。今回は群馬県の昭和村にある日帰り温泉、昭和の湯をご紹介しますぞ。昭和生まれのエス氏がこの温泉を訪れたのは、時代が令和に変わる直前の平成31年4月21日でした。昭和の湯は温泉施設として魅力にあふれるかと言われるとそうでもないのですが、ファミコンが置いてあるのはテンション上がりましたね。
昭和の湯は関越道の沼田ICの南側にあります。沼田ICを降りると北側にはたんばらや川場といったスキー場があり、北東側の片品村方面には丸沼や尾瀬のスキー場があるのですが、それらのスキー場で滑った帰りに立ち寄る温泉としては沼田ICを通り過ぎて南側にあるというのはあまり良い立地とは言えませんね。
昭和の湯は沼田ICと昭和ICの間にあり、距離的には沼田ICの方が近いのですが、せっかくなので東京寄りの昭和ICから関越道に乗ってもいいかもしれません。沼田ICから関越に乗ったら渋滞していた、というのは良くあることですから。
昭和の湯は昭和村の総合福祉センターの中にある温泉です。そのおかげか駐車場は広いですな。
エス氏はこの「総合福祉センター」なるものがいかなる施設なのか正確に理解しているわけではありませんが、爺さん婆さんがたくさんいそうな雰囲気は伝わりました。実にお役所感あふれる建築物ですが、日帰り温泉施設としてはもう少し癒しの雰囲気が欲しいところですの。
施設内に入ると地元で採れたものらしき野菜が売られていました。
入館料は大人500円。受付で支払うようですが、受付の女性はおばあさんに話しかけられていてなかなか我々の相手をしてくれません。ボケっと待つ以外何もできない己の無力を噛み締めました。
ようやくおばあさんが立ち去り、女性に料金を支払うと、彼女は受付内にある券売機にお金を入れてチケットを取り出すとエス氏に渡してくれました。…その券売機を受付の外に出しておいてくれれば、エス氏はおばあさんのおしゃべりに待たされることなく入館できたのではないでしょうか。おっと!グンマーの総合福祉センターに素晴らしいソリューションを提供してしまいましたかな?礼には及びませんが、一つ願いを叶えて頂きたいですね。
単なる日帰り温泉施設ではなく総合福祉センターなので、館内は結構広いです。
お庭もなかなか立派ですな。足湯もありました。
館内でエス氏の心を鷲掴みにしたのはちっこいファミコンです。え、もしかしてこれで遊んでいいの?ソフトもいっぱいあるんですけど。
そうとわかればサクッと汗を流してきましょう。風呂は洋風と和風にわかれており、男女は週ごとに入れ替わるようです。エス氏が入ったのは和風だったような。正直風呂はあまり印象に残っておりません。覚えているのは塩素の匂いが強かったことと刺青の入った客が数人いたことですかね。エス氏は温泉施設で刺青客を締め出すことには賛成派でして。そして予想した通り入浴しているのは高齢者ばかりでした。
サッと汗を流したエス氏。例のファミコンの席につくと、さてどのソフトで遊ぼうかしら。悩んだ挙句選んだソフトを、しかし今では思い出すことができません。なぜなら壊れていて動かなかったからです。ソフトではなく本体が。エス氏の願いは一つ。このファミコンを直して使えるようにしてください。
実のところちびっこひろばには64もあったのですが、さすがにいい年した大人がこの青いマット内でゲームをするわけにはいきません。
仕方なくツレが風呂から出てくるまで漫画コーナーで花の慶次を読んで過ごしました。
うーん。ファミコンで遊びたかったですねー。昭和の湯は温泉に魅力がないとか刺青客いるとか評価しにくい点もありますが、中でも問題なのは券売機とファミコンです。グンマーは券売機を外に出してさっさとファミコンを直すべきです。もしくはニンテンドークラシックミニでもいいですから。ぜひ検討して頂きたいと思います。
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