宿泊日記【鹿教湯温泉 三水館】心地よい温泉に素晴らしい料理は評判通りでした

みなさんこんにちは。エス氏です。今回は長野県の鹿教湯温泉にある宿、三水館をご紹介しますよ。予約が取れない人気の宿ですが、評判通りの良い宿でしたね。

通常は楽天トラベルで予約するエス氏ですが、今回は公式サイトから予約しましたよ。プランは特になく、一番広い離れの「蔵」を予約。料金は2名1室利用で1泊2食付き大人1人27,500円(税込)でした。2024年4月から料金が変わる様です。ちなみに支払いは現金のみ。予約を取るのがなかなか難しい宿でして、特に土日はなかなか空きがありません。月末から月初へと日付が変わった瞬間にアクセスすれば3ヶ月後の予約がしやすいと思いますよ。

三水館

三水館がある鹿教湯温泉(かけゆおんせん)は長野県上田市にあり、上信越道と長野道の中間くらいに位置します。番所ヶ原スキー場まで車で約40分、湯の丸や菅平高原までは約1時間の距離です。また白樺高原国際スキー場も同じく約1時間の距離ですね。ゲレンデに近いというわけではありませんが、少し走るとアクセスできるゲレンデはいくつかありますよ。

国道254号を車で走ると、鹿教湯温泉の看板が見えてきます。鹿教湯温泉にはいくつか宿がありますが、三水館はやや外れたところにありますね。到着すると通り側に駐車場があり、建物の入口に続く階段のアプローチにはむしろが敷かれています。ちなみに荷物は自分で運びました。

入口の扉の障子が破れておりましたのう。せっかく良い感じの建物なのですからきちんと補修すればいいのに。ちなみに三水館は2022年にリニューアル工事を行った様ですが、こちらは安曇野にある北村建築設計事務所というところが設計したようで。この設計事務所は金宇館のリニューアルも手がけているんですよね。

中に入ると土間になっていました。右手にフロントがあり、チェックイン手続きを行いましたよ。チェックインは14:00から、チェックアウトは10:30まで。チェックインが14:00からというのはエス氏好みですね。食事の時間は決められていて、夕食18:00、朝食8:30となります。また歯ブラシは基本的に持参するというスタイルですが、ない場合は宿でももらえる様です。

チェックインを済ませると、お部屋まで案内してくれました。土間のスペースは吹き抜けになっていて開放感がありましたね。靴を脱いで建物の奥の離れへ。三水館は7室のみの小宿で、エス氏が予約した離れの「蔵」以外は本館の2階にある様でした。

離れへ続く廊下は他の客室とは完全に別れていましたね。

玄関から蔵に入ると、かなり広い前室になっていましたのう。

前室の前にはテラスがありましたぞ。

入口の脇に押入れがあり、タオルや浴衣が置いてありました。

こちらが主室。広々としていましたな。コタツが嬉しいです。

洗面所とトイレ。

水回りは割とゆとりのある造りで、洗面台の脇には流しと冷蔵庫がありました。冷蔵庫にはビールが入っていましたよ。館内では食事の際を除いてはお酒の販売などしていない感じだったので、部屋飲み用のお酒は持参した方がいいかもですぞ。その他にはタルトと干し柿もありましたね。

蔵には2階もあります。階段の途中にも洗面所とトイレがありましたのう。

2階は洋風ですね。ベッド3台とソファがありました。

2階まである蔵は2名で泊まるには十分すぎるほどの広さでしたね。定員は7〜8名の様ですが、そこまで入るといささか狭い気もしますが。快適な部屋ではあるものの、不便に感じたのはWi-Fiが使えないことでしょうか。三水館ではWi-Fiが使えるのはロビーだけなんですよね。それ以上に好き嫌いが分かれそうなのが虫。室内でまあまあ頻繁に虫を見かけましたね。冬期でこれだと夏には大変なことになりそうな気もしますが、一体どこから入ってくるのでしょうか。

荷解きをして、早速お風呂へ。離れの蔵でも専用のお風呂はありません。大浴場へは入口脇のロビーを経由します。外は駐車場側に面してテラス席もありましたよ。

壁側には売り物の陶磁器が並んでいました。綺麗な色ですね。この色合いはとてもエス氏の好みなんですわ。

ロビーの奥から渡り廊下を通って別棟の大浴場へ。お部屋の鍵は1本だけでしたが、2本あると良かったですね。

時間によって男女入れ替えになりますよ。また23:00〜23:20という微妙な時間に清掃が入るということでした。

お風呂は貸切状態でした。全7室の宿としては脱衣所のスペースは十分かと。

内湯は木の浴槽でいい香りがしました。湯は無色透明の適温で快適でしたぞ。注文をつけるならシャワーの水圧がいささか弱かったですの。

露天風呂は開放感があって良い感じでしたねえ。内湯より熱めでしたが、すぐに身体に馴染むようで心地よかったですわ。良いお風呂だと思いましたぞ。

お風呂の後は部屋に戻り、冷蔵庫のビールを飲みつつタルトと干し柿をいただきました。これがまた美味かったんですわ。

夕食の時間になり、本館の食事処へ。広めの個室でしたな。以下お料理の写真です。


ワインは長野県のはすみふぁーむの白を注文。ハチミツのような香りがしてなかなか美味しかったですね。ちなみにお酒を持ち込んだ場合の抜栓料は1本1,500円ということでした。



メインは豚しゃぶ。大量のネギと一緒にいただきましたが、さっぱりしていてとても美味しかったですね。






食事はどれととても美味しかったです。普段はデザートにはあまりコメントしないのですが、これはメチャ美味かったですわ。文句なしです。

最後にはすみふぁーむの赤を注文して部屋で飲みましたよ。蔵に戻り、酒を飲んで温泉に入ってから2階のベッドで寝ましたが、寝心地が良く朝までぐっすりでしたぞ。

朝風呂に入り、8:30から朝食。滑りに行くことを考えると遅めの朝食ということにはなってしまいますかね。

どれもとても美味しく、ちょうどいいボリュームでした。ヘルシーな感じでとても良い朝食でしたね。

食後はロビーでコーヒーをいただきましたよ。

三水館の予約が全然取れない理由がわかりました。一番の魅力は食事だと思いますな。健康的でとても美味しいでわ。温泉もなかなかいいですよ。お部屋は離れの蔵を予約しましたが、他の部屋にも泊まってみたいですね。Wi-Fiが使えず、虫が出るのは難点ではありますけど。ゆったりと過ごせる良い雰囲気の宿だと思います。高級宿というわけではなく、サービスもそこそこですが、悪い気はしません。なんせリーズナブルですからね。エス氏は一番高い蔵に泊まりましたが、その他の客室はかなり安いんですよね。蔵も4人以上で泊まれば割安になりますし、そもそも2人で泊まるには広すぎます。リーズナブルな料金でこんなに美味しいご飯が食べられて、温泉に浸かってのんびりできるなんてホント最高ですよ。予約が取れないのも納得です。

ちなみに年間で最も料金が高くなるのは10月のようで。なんでもキノコ料理が提供されるそうです。かなり早い段階で予約が埋まってしまうそうなので、興味がある方は早々に予約すべきでしょうね。エス氏も一度食べてみたいものですわ。三水館は予約が取れるなら間違いなくおすすめの宿ですね。一度泊まってみる価値は間違いなくありますぞ。虫は気にしないように。

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