みなさんこんにちは。エス氏です。今回はエス氏が20/21シーズンに履いたブーツ、NITROのTEAM TLSの感想をご紹介しますよ。
NITRO／ナイトロ
ナイトロはけっこう古くからあるアメリカのスノーボードブランドですな。興味なかったので、ボード、ブーツ、ビンディング、ウェアと一通りのアイテムを揃える総合ブランドだということは最近まで知りませんでした。エス氏の中ではナイトロ＝ファビアン・ローラーというイメージで、ファビアンがあまり好きではなかったエス氏はナイトロにもいいイメージはなかったんですよね。使ってみたら印象変わりましたけど。イマドキの人はファビアン・ローラーなんて知りませんよね。
TEAM TLS／チーム
ナイトロのブーツは3シーズン連続で履いています。サンダー、ベンチャーときて今回がチームですね。板に合わせて徐々に硬くしております。20/21シーズンにエス氏が乗った板はAMICSSのAGGRESSORというハンマーヘッドのカービングボードで、ビンディングもこれに合わせてFLUXのXFを使いました。サンダーは柔らかいブーツだったので、少し硬くしてベンチャーにしたつもりだったのですが、それでもまだ柔らかく感じたため今回はより硬いチームにしたわけですな。ようやくぴったりなフレックスのブーツが見つかったかなと思います。
ナイトロのブーツが気に入っているのはフィット感が抜群なところですね。人それぞれ合う合わないはありますが、興味があるならぜひ試着してみてくださいな。エス氏は一発で惚れ込んでしまいましたわ。エス氏はいつもエフジャンクでお買い物をしていますが、ナイトロのブーツは予約しないと買えない可能性が高いのが難点ですかね。エス氏は25.5というサイズがわかっているので、とりあえずカタログスペックだけ見てチームを予約しましたが、在庫的にカラーを選ぶ余地はありませんでしたな。分かっている人たちが早めに押さえてしまうのでしょう。
ナイトロのブーツはインナー1本とアウター2本のレースで締め上げます。慣れるまでの数回はレースを解くのが面倒に感じられるかもしれませんが、慣れてしまえばなんの苦もありません。インナーは金具にレースをかけて引くだけで締められるので簡単ですぞ。
アウターのレースは上下2本に分かれています。チームの場合は足の甲側がグレーのレースで、脛側がブラックのレースになっていますね。どちらもブーツ上部の金具にかけてから引くことで締めることができ、とても簡単です。甲と脛で別々に締められるのもいいですね。通常は上下ともガッチリ締めますが、パウダーでは脛側を多少緩めることもありました。
レースを締めた後はハンドルをブーツの脇にある穴にはめ込みますよ。
エス氏の場合は、ブーツに足を入れるとすぐに上下のレースをしっかりと締め上げてしまいます。ゲレンデまで歩いているうちに足が馴染むので、滑り出す前にもう一度しっかりと締めなおせばよりフィット感が増すという寸法ですな。
チームについてはトラブルもありました。アウターのレースを固定する金具が壊れており、リフト1本滑っただけでレースが緩んでしまいまして。エフジャンクに相談したら修理に出してくれ、無事に直りましたけど。修理中は昨シーズンのベンチャーを使っていたのですが、こういう時のために予備のブーツがあると便利ですよね。
さて相変わらずフィット感抜群のナイトロのブーツですが、チームのフレックスはどうでしょう。ベンチャーでは物足りなかったフレックスですが、チームではしっかりと脛周りを固定してくれ、期待通りといえましたな。ホールド感はありつつも足首の動きを阻害するようなこともなく、とても扱いやすブーツでした。AMICSSのAGGRESSOR、FLUXのXFというギアとの組み合わせもバッチリで、エス氏のシーズンをより充実したものにしてくれましたね。
ここ数年はシーズン毎にブーツを買い換えてきましたが、ようやくチームで一息つけそうです。ようやくしっくりくるブーツに出会えましたな。
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