みなさんこんにちは。エス氏です。2024/1/27は長野県の八千穂高原スキー場で開催されたAMICSSの試乗会に参加してきました。今回はDNA Ti 161の試乗レビューです。
AMICSS/アミックス
アミックスは青森のメーカー、ブルーモリスのブランドで、16/17シーズンからスタートしました。アルペンスノーボードのワールドカップで活躍しているアミックスの板は、すべてハンドメイドで作られています。カービングの入門モデルから超高性能のプレミアムボードまでラインナップしていますよ。性能に対して非常にリーズナブルな価格設定の良心的なメーカーだと思いますな。
AMICSS</p>
DNA Ti
DNA Tiはセミハンマーのカービングボードで、アミックスのフリースタイル系の板の中ではアグレッサーと並ぶメタル入りの上級モデルとなります。エス氏は21/22シーズンにメインボードとして乗っておりましたよ。アミックスを代表する超高性能ボードだと思っておりますぞ。
DNA Tiは振動を吸収する性能が異次元レベルで、カービングしていて意味不明なまでに安定するのが特徴ですな。スピードを出しても抜群の安定感を誇ります。縦に落ちていくようなラインになるのでスピードが出るのですが、安定しているからとても気持ち良くカービングできるんですよね。その分自在に曲げるにはいささか技術が必要で、扱いやすさに関しては同じく上級モデルのアグレッサーの方が優っている、というのがエス氏の印象でした。詳しくは過去記事をご覧ください。
24/25モデルの大きな変更点は新開発のトップシートで、DNA Tiより先に試乗したアグレッサーでは大きな進化が感じられました。それならば、ただでさえ超高性能なDNA Tiがどのような進化をしているのか、興味津々で試乗しましたよ。
これがまたハッキリと感じられる変化がありましたね。DNA Tiはこれまでアグレッサーよりも少々扱いにコツがいると思っていたのですが、24/25モデルは従来のモデルに比べて格段に扱いやすくなっていました。なんなら同じく24/25モデルのアグレッサーより乗りやすく感じたくらいです。以前は縦に落ちていくのが標準で、深く曲げるには意識して板を立てる必要があったりしたのですが、このモデルではより思い通りの弧でターンすることができました。この扱いやすさは驚きでしたね。
DNA Tiといえば振動吸収性の高さが特徴の一つですが、こちらについても今まで以上に強烈で、エッジグリップや安定感がヤバイことになってます。無敵感のあるカービングがめちゃくちゃ気持ち良いですね。操作性の大幅な向上に加えてより進化した安定感の高さと、24/25モデルのDNA Tiはちょっと別次元の性能になっていて、凄いというかもはや感動するレベルの板になっています。これは買うしかないでしょ。
というわけで24/25シーズンのエス氏の板はDNA Tiです。カラーはアミックスブルーのみですね。定価は151,800円(税込)なんですが、ハッキリ言って訳が分からないくらい低価格。この性能でこの価格はどう考えてもバグってると思います。DNA Tiはエス氏の腕前ではオーバースペックなんですが、どうせ滑るなら最高のスノーボードに乗って滑りたいですからね。いや〜この板で滑るのが今から楽しみですわ。
レビューありがとうございます。
15万超えと言われるとしり込みしてしまいますが、それでトップクラスのエッジグリップと振動吸収、そして扱いやすさも手に入るとなると悩ましいですね・・・
ちなみにブーツ、バインはNitro Team、Flux XFの組み合わせですか?
15万円はまあ高いといえば高いのですが、他メーカーの値上がり具合を見るに性能アップで価格据え置きは良心的すぎますよ。
試乗の際のブーツはナイトロのTEAMで、ビンディングはFLUX CO PRO MODEL ERIK LEONです(^^)
ご返信ありがとうございます。
ブーツに関してはそんなに硬くしなくても大丈夫なのですね。
以前のDNA Tiならブーツも硬めで乗る必要があると思いましたが、来期モデルについてはそれほど気を使わなくてもかなり乗りやすくなっていると思いますよ(^^)