スノーボード用語集 ツボ足[つぼあし]
ツボ足とは?
ツボ足とは、スキー・スノーボードやスノーシュー・かんじきなどを使わずに、ブーツや普通の靴で雪面を歩くことをいいます。雪面を歩いた際に、足型に雪が陥没して出来る穴が壺みたいだからツボ足、ということのようですね。
ツボ足で歩く際の注意点
コース内をツボ足で歩いて穴を作ると、大変危険です。他のスキーヤーやスノーボーダーが凹みに板を引っ掛けて、転倒してしまう恐れがあるからです。
コース内を歩く必要があるときは、極力隅の方を歩きましょう。隅なら滑っている人の邪魔になることもなく、穴が出来てもそれほど危険ではありません。コースの真ん中あたりを歩くのはマナー違反ですよ。
雪面に穴が出来るのは
雪面が陥没するのは、積もった雪が柔らかく、人の体重を支えられないからです。雪が降った後などは出来やすいですね。
圧雪された斜面でも穴は出来てしまいます。スキーやスノーボードの板は、人の足に比べると長くて面積が大きいので、体重を分散させた状態で雪面に乗ることが出来ます。板を外してしまうと、面積の小さい人の足(まあ正確にはブーツの底ですな)の部分に体重が集中してしまうので、雪面にかかる圧力が大きくなり、雪が陥没してしまうのです。
一応の対策
やらないよりは多少マシ、という程度ですが、ゆっくり慎重に歩くと穴が出来にくくなります。コツは、踏み出した足をそっと雪面に置き、じわじわと踏み固めるように体重を移していくことです。当然ながら多少は雪が凹みますが、踏み固めた部分が体重を支えてくれるようになるので、無造作に歩くよりは凹みが少なくなります。
ツボ足で歩くと、一々足を大きく上げて穴から抜き、次の一歩を踏み出さないといけないので、結構疲れます。ゆっくり歩く方が、疲労も少ないでしょう。
スノーボード用語集 TOPページへ戻る
コメントを残す