スノーボードよりやる気出ましたわ。
みなさんこんにちは。エス氏です。今回は長野県の湯田中渋温泉郷にある渋温泉の外湯巡りをご紹介します。九つの外湯(共同浴場)を巡るスタンプラリーで、温泉好きにはたまりませんぞ。
渋温泉は長野県下高井郡山ノ内町にあります。スノーボーダー的には志賀高原の下にあるという立地ですな。志賀高原や北志賀高原で滑る際に宿を取るには便利だと思いますぞ。渋温泉には九つの外湯がありますが、施錠されていて入浴するためには鍵が必要となります。渋温泉の宿に宿泊すると鍵を貸してもらえるので、外湯に入浴できるのは地元の人か宿泊客のみとなるわけですな。九番湯の大湯のみ有料で日帰り入浴できるみたいですけど。せっかくですから温泉旅館に泊まってのんびり過ごしてみてはいかがでしょうか。
エス氏は玉久旅館という宿に泊まりました。部屋で渋温泉のパンフレットを眺めていると、九つの外湯巡りのことが書いてあり、これはやるしかないなとテンションが上がってしまったわけです。
スタンプはこの手拭いに押します。手拭いは350円で、宿で購入できましたぞ。
湯巡りに出たのは16:00頃。晩御飯が18:00からだったので、サクッと回って済ませたいところ。温泉街は浴衣で歩いている人が多く、エス氏も宿で浴衣に着替えていこうかと思いましたが、持参した甚平でいくことにしました。なんせ外湯は九つもありますからね。その都度帯を締めたりするのは面倒だと思いまして。甚平なら着替えも楽ちんです。
そして湯巡りを素早く済ませるエス氏の秘策がこちらの下着。この下着を履いて回った…のではなく、下着を履かなかったのです。つまりノーパン。素早く着替えるのに九回もパンツを脱いだり履いたりするなんて無駄ですわ。
こうしてノーパンおじさんの外湯巡りがはじまりました。下駄を履いてカランコロン。渋温泉の案内図は以下のリンク先にあるタウンマップで見られますよ。
玉久旅館は四番湯・竹の湯の隣にあります。まずはここからスタートですな。
建物の前にスタンプの台がありました。
スタンプを押すとこんな感じです。この四角は漢数字の四を表しています。それぞれの湯は番号を表したスタンプのデザインになっていましたね。
続いて五番湯・松の湯。ここも旅館のすぐ近くでした。それにしても渋温泉の外湯は熱いですの。まあ共同浴場ってそんなもんだという気もしますが。それぞれ源泉が違うので、お湯も透明だったり白濁していたり湯の花浮きまくりだったり個性がありましたね。
足湯がありました。案内図の一番右端の辺りですね。それほど広い温泉街ではないので、歩いて回るのは楽ちんでしたぞ。
なにやら立派な門が。
石畳の道はなにやら風情がありますの。浴衣の人だらけでしたしね。外湯巡りをしている人たちもけっこういました。短い時間とはいえ連続して温泉に浸かると身体が熱くなります。外の風が気持ちいいのですが、すぐに次の湯についてしまうので、冷却期間がないんですわ。
六番湯・目洗い湯は宿のおっちゃんもおすすめだと言ってましたかね。
こちらは誰もいなかったので中を撮影してみました。鍵を使って扉を開けると、すぐに棚があります。ノーパンおじさんの着替えは迅速ですぞ。
こちらは澄んだ湯でした。熱いですけど。
建物はどこも概ねボロいです。
木の管を通って湯が浴槽に注ぎ込まれています。管の真ん中辺りにある栓を使って湯量の調整をする仕組みでした。なお桶はどこもケロリンでした。
七番湯・七操の湯。ななくりのゆと読みますぞ。
八番湯・神明滝の湯。エス氏が入ると3人組の若造がいて湯に水をガンガン入れてました。せっかくの湯がすっかり温くなってしまいましたが、エス氏もいい加減身体が温まりまくっていたので、まあこれはこれで良しとしましょう。ちなみに各湯に浸かっている時間は1〜2分ほどです。
大湯の隣に足湯がありましたぞ。
そしてここが九番湯・大湯です。ここだけ建物が大きかったですな。男性と女性で出入口が逆方向になっています。中には広い浴槽とサウナがありました。サウナは公衆便所みたいな臭いがしてキモかったですけど。
やたらと立派な宿がありました。ここが有名な金具屋でしょうか。エス氏も泊まって見たいのですが、一人だと予約できないんですよね…。
そろそろ終わりも見えてきました。一番湯・初湯です。
二番湯・笹の湯は、ここへきて最高の熱さでしたね。
ここまでに熱い湯に浸かり身体が慣れたエス氏ですが、5秒しか耐えられませんでした。釜茹での刑かよ。後から入ってきたおっちゃんは1秒でギブアップしてましたわ。
ついにラストの三番湯・綿の湯。この日は朝風呂と野沢温泉の共同浴場も合わせると、すでに11回も風呂に入ったことになります。さらに夜は宿のお風呂にも入ったので、計12回ですな。さすがにこれほど湯につかったことはありませんわ。
さて、九つの外湯を回った後は、高薬師に参詣してゴールとなります。大湯まで戻ると高薬師の急な階段が見えてきますぞ。これ下駄で登るのちょっと怖かったですわ。
高薬師に到着。そういえば財布を持っていなかったので、お賽銭を入れられませんでした…。
これが最後のスタンプ。これでミッションコンプリートの満願成就ですわ。
時刻は17:40。なんだかんだ時間かかりましたね。さあ、帰ってビール飲も。
少しお散歩。朱色の欄干は和合橋ですね。
玉久し旅館に戻ってきたのは17:50。晩御飯ギリギリでしたね。こりゃパンツ履いてたらアウトでしたわ。
こちらが九つの外湯と高薬師でスタンプを押した手拭いです。いや〜かなりの達成感ですわ。この手拭いはノーパンおじさんの宝物になりましたぞ。みなさんも渋温泉に行く気かがあればぜひ外湯巡りをしてみてください。メチャ楽しいですよ。ビールも美味いし。むしろ外湯巡りのために渋温泉へ行くレベル。おすすめです。
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