みなさんこんにちは。エス氏です。今回は長野県の山ノ内町にある渋温泉 古久屋をご紹介しますよ。全19室の小宿ですが、入りきれないほどたくさんのお風呂がある温泉旅館。古い建物ですが居心地は良く、快適に過ごすことができましたぞ。ゲレンデへもアクセスしやすく、スノーボードトリップの宿としても便利ですな。
古久屋は湯田中渋温泉郷の渋温泉の温泉旅館です。共同浴場大湯のすぐ隣と、渋温泉では中心的な場所にありますね。有名な金具屋の目の前です。渋温泉は志賀高原の足元にあり、スキー場へのアクセスも良いですな。もちろん北志賀高原へのアクセスも抜群です。
宿の前に車を駐めるとすぐにスタッフが出てきて荷物を運んでくれました。温泉街の通りは道が細いので、サクッと荷を降ろして車を移動させる必要があるからでしょう。ちなみに車はスタッフが移動させてくれたので、駐車場がどこかはわかりません。駐車場まで送り迎えしてくれるのしょうか?可愛い車が玄関前に駐まっておりましたな。
靴を脱いで館内へ。エントランスは広々としています。
ロビーでチェックイン。夕食の時間は18:00開始にしてもらいました。朝食は和洋が選べたので洋食に。お風呂の予約もしました。古久屋は6つの源泉に9つの風呂があるという温泉天国な旅館なんですよね。お風呂は18:30までは予約制ですが、以降は自由に入れるようです。チェックイン後すぐにお風呂に入るというエス氏のルーティンに合わせると、幾つかの選択肢がありましたが、最勝の湯というお風呂を選びましたよ。ちなみに他のお風呂には入っておりません。
部屋に案内してもらいます。階段は天井部分が低くなっているところがあるので、背の高い人は気をつけてください。
エス氏が予約したのは3階にある嵯峨野の間というお部屋です。
客室内は1間ですがけっこう広いです。入口はカーペットで奥が畳の間になっていました。
畳側から入口側を見るとこんな感じです。
畳のスペースだけでも十分ですな。室内は古臭さもありますが、居心地は悪くないですね。なにやら雅なBGMが流れていましたが、寝る頃にはいつの間にか消えていましたな。Wi-Fiも使えますが、いささか電波が弱めなのが気になりましたな。
入口横のトイレ。
部屋の奥にある洗面。
そして洗面の脇から露天風呂に出ることができます。古久屋には源泉掛け流しの露天風呂付きの客室が10室もあるんですよね。
露天風呂の隣にはオープンデッキもありますよ。
オープンデッキからは向かいの金具屋がよく見えました。
部屋の露天風呂に入る前に、予約した大浴場へ。古久屋の館内は迷路のように入り組んでいるんですよね。
迷子にならずに最勝の湯にたどり着けましたよ。入口の脇にあるモニターに予約状況が表示されていたような。
脱衣所。1組ずつしか入れませんので、当然貸切。
浴室は広々としておりましたな。これを貸切とは贅沢な。湯加減もよくエス氏にしては長湯をしてしまいましたぞ。
お部屋に戻ってルームサービスでビールを注文。ルームサービスはメニューが充実していて好印象でしたね。
迷路のような館内を歩き夕食会場「長生庵」へ。ブラインドで仕切ると半個室のようになりました。写真撮るの忘れましたけど。以下料理の写真です。
エス氏はシャブリが好きなので、あると注文します。古久屋はお酒のメニューが充実しているのが良いですね。
信州牛のしゃぶしゃぶは美味しかったですな。
夕食は少々ボリューム多めでしたかね。残ったワインは部屋に運んでもらいました。スタッフの対応はとても良かったです。
朝食も同じ会場で。洋食を選びましたが味もボリュームもまあ普通でしょうか。
セルフサービスでコーヒーも飲めますよ。
チェックアウトの際は車を玄関前まで回してくれました。通常は駐車場を案内されるようですが、エス氏の荷物が多いので気を利かせてくれたのでしょう。接客は好印象でしたね。
古久屋の魅力はやはり温泉でしょう。全19室の小宿で露天風呂付きの客室が10室というのはすごいと思います。部屋の露天風呂は非常に快適で、湯加減が良く広さも十分。湯の花も大量に浮いていてなにやらありがたみがありましたのう。満足度が高すぎてわざわざ大浴場に行く気をなくしてしまいましたわ。チェックアウトするまでに何度入ったことでしょう。
料理は特に不満もありませんが、料金を考えるともう少しクオリティをあげて欲しい気もします。お部屋についてはまあ建物が古いのでこんなもんかと。文句があるとすればWi-Fiくらいで居心地は悪くないですよ。ルームサービスが充実しているのもエス氏好みですし。温泉がメインで考えるならアリかと。まあ全体的にはもう少し価格が抑え目だとうれしいですかねぇ。露天風呂付の客室にしなければ価格は抑えられるかと。館内で湯めぐりできるほどのお風呂もあることですし、一般客室の方がコスパがいい気がしますな。
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