【龍峡亭】天竜川を見下ろす絶景の温泉宿ですな

 みなさんこんにちは。エス氏です。今回は長野県飯田市にある宿、 龍峡亭をご紹介しますよ。龍峡亭のある辺りは天竜峡温泉という観光地になっておりますね。天竜峡は諏訪と名古屋の間あたりに位置しており、スノーボードトリップの宿としてはいささか微妙というところです。車で行ける範囲にいくつかスキー場はありますが、どれも小規模なローカルゲレンデばかり。名古屋から日帰りするならいいかもしれませんが、首都圏からだと同じくらい移動するならいくらでも他にいいゲレンデがあるんですよね。そんなわけでスノーボードに絡めるのは必ずしもオススメというわけではないのですが、龍峡亭自体はいい旅館でしたよ。

龍峡亭

 エス氏は駒ヶ根高原スキー場から移動して龍峡亭に泊まりました。他にも治部坂高原スキー場やひらや高原スキー場といったスキー場もありますよ。

 龍峡亭は8室と客室の少ない宿ですが、それにしてもエス氏が泊まった際は宿泊客が他にいなかったので驚きました。まさかの旅館貸切です。上皇上皇后両陛下もお越しになり食事をしたことがあるような旅館なのですが。まあご宿泊はされていないようですが。

 旅館から少し離れたところに専用駐車場がありましたが、なんせ貸切なもので車はエントランスの前に駐めさせてくれました。すぐに宿の人が出てきて荷物を運んでくれましたよ。

 客室数が8室というのは楽天トラベルを見て知ったのですが、このエントランスの広さからしてそこそこの規模の旅館だと現地では感じておりましたよ。客がエス氏だけだと知って恐縮してしまいましたわ。

 ロビーも広いのですよ。内装にいささか古さは感じますが。

 エントランスは3階にあり、エス氏の客室は2階でした。客がいないせいか、共用部はいささか寒かったですな。暖房費を節約するためでしょうから仕方ありませんのう。

 ふじという部屋に泊まりましたよ。扉は旅館にしては珍しくホテル錠でしたな。

 前室にはたっぷりと収納があり、ウェアをかけたりするのに便利でした。

 こちらが主室。十分な広さがありましたぞ。電気カーペットで床は暖かかったですが、客室内も空調の効きはイマイチでしたのう。

 床の間は大抵エス氏BOX置き場となります。

 そして眺めのいい広縁です。こりゃ良いですなあ。

 眼下を流れるのが天竜川。綺麗な色ですのう。

 広縁の奥にも扉があります。

 その奥がトイレでしたよ。

 部屋で荷ほどきしたところで大浴場へ。

 ちなみに部屋のすぐお隣という距離感でした。

 広々とした大浴場も貸切なんですから贅沢ですわ。

 天竜峡温泉はなかなか良い湯加減でしたな。貸切なもので長湯してしまいましたわ。ちなみに窓の外を眺めると天竜川が見えますよ。てかエス氏の部屋の広縁が見えましたな。てことは広縁側からも風呂が見えるということでは。。まあ見えそうなところはロールスクリーンで隠してましたけどね。

 お食事処で夕食です。

 畳敷きなのは良い感じですな。当然ながらお食事処も貸切で贅沢な気分。以下料理の写真です。









 フグの白子豆腐というのがメチャ美味かったですな。定番の岩魚の塩焼きですが、焼き方が甘く正直イマイチでした。お酒は女将さんにオススメを聞いていろいろ飲んでみましたよ。猿庫の泉は良かったですね。大晦日だったのでお蕎麦は嬉しかったですのう。食事のクオリティは岩魚の焼き方を除けば高かったですね。

 食事はまあまあ良かったのですが、どうにも部屋が寒いのが困りもの。他にも客がいれば館内全体を暖めたのだとは思うのですが。食事の際に相談したら部屋にオイルヒーター入れてくれましたよ。

 さらには見慣れぬ布団あっためアイテムも導入してくれたので、けっこう快適に寝ることができましたな。ちなみに食事処ではWi-Fiの電波が強かったのですが、客室ではほとんど使えませんでした。仕方ないので珍しく紅白なんて見てしまいましたぞ。

 朝食もお食事処で食べました。朝は天竜川がよく見えて夜とは雰囲気が違いますね。




 朝からボリューム満点でしたのう。味の方もイケましたよ。卵焼きはあまり甘くない方がエス氏好みではありますが。ちょっとお正月感のある品もあって嬉しくなりましたな。

 年末年始にこの客の入りではなかなか厳しいんじゃないですかね。泊まった印象としては悪くない宿ですし、女将さんは感じ良かったです。みなさんにもオススメしたいところですが、ここを拠点に滑りに行くという選択肢は流石のエス氏も2度はないかなと。宿の問題ではなく、スキー場の方の問題ですね。泊まりで行くほどのスキー場ではないのですよ。まあ旅行で飯田市あたりに行くことがあれば、龍峡亭のことを思い出していただければと思います。

20/21シーズン11日目 駒ヶ根高原スキー場【初170】【年末年始トリップ6日目後編】

2021年1月29日

宿情報ページへ

Snowboard Trip

2011年3月19日

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です