みなさんこんにちは。エス氏です。今回は山形県天童市にある宿、ほほえみの空湯舟 つるや(ほほえみのくうゆふ つるや)の宿泊日記です。洗練された居心地のいい空間でリラックスして過ごせるいい宿でしたな。
大晦日に泊まったのですが、予約したプラン名が特になく、年末年始の特別プランだったと思います。で料金は2名1室利用で1人45,100円(税込)でしたが、これは年末年始価格で割高になっており、普段はもう少し価格が下がるかと。お部屋は露天風呂・ダイニング付 和モダンベッドルームです。ちなみに実際には割引だったりポイントを使って予約していたりしますぞ。
つるやから最寄りのスキー場は黒伏高原スノーパークジャングル・ジャングルで、車で約30分の距離。蔵王温泉スキー場までは約45分という距離なので、ゲレンデ近くではありませんが、スノーボードトリップの宿としてはそれほど悪くもない立地と思いますね。
門を通り車寄に駐め、待ち構えてたスタッフに荷物を運んでもらいました。
駐車場は建物の隣の敷地でまあまあ広かったですね。
玄関で靴を脱いで館内へ。畳敷だったのでスリッパではなく素足でよかったのは嬉しいですね。フロントではなく広々としたロビーでチェックインの手続きをしましたよ。タブレットを使っての手続きでしたね。つるやは総客室数22室とそれほど大きくない規模感。チェックインは15:00から、チェックアウトは10:00まででした。ウェルカムドリンクなどはありませんでしたねえ。夕食は18:00〜19:00で選べたので18:00に、朝食は7:30〜8:30で7:30にしてもらいました。
ロビーには天道木工の座椅子などがおかれていましたね。座り心地良いですよ。売店にはやたらと酒が充実していたような。売店の脇ではコーヒーのサービスもありました。
天童市は将棋で有名ということもあり、ロビーに将棋盤がありましたよ。
部屋に案内してもらう途中、フリードリンクのコーナーがありました。オレンジジュースやグレープフルーツジュースを飲みましたが美味しかったですね。
お部屋は110号の「白(HAKU)」でした。入口がふたつあり、客用は右側です。左側はダイニングルームの入口で、ここから料理を運んでもらう仕組みになっていましたな。
前室の左側がダイニングルーム。奥が主室です。
室内に入ると琉球畳の部屋に大きなベッドが2つ。なかなかおしゃれですね。どん兵衛が置いてあったのは大晦日だからでしょう。
クローゼットは十分なスペースでした。浴衣でも作務衣でもない部屋着がありましたよ。
奥には座面の広いソファのスペースがあり、外にはテラスがあります。リビングがないので、エス氏は主にこのソファで酒を飲んでいましたよ。快適空間でしたね。
洗面所は前例がないほどに充実していたような。広くて明るくてドライヤーはダイソン。分かりにくいと思いますが床の素材がかなり特徴的でした。冷蔵庫もありましたが中身は空。お水くらいは欲しかったですねえ。有料でもイイので地酒やビールなどもあると嬉しいですぞ。
トイレは広々としていて、専用の暖房がかなり暖かかったです。スリッパが四角いのは驚きましたが、使ってみると特に違和感ありませんでしたね。
テラスには専用の温泉露天風呂がありますよ。湯温も快適で最高でしたね〜。湯に浸かりながら酒を飲むなど楽しませてもらいましたわ。
ベッドルームとテラスの温泉の間には洗い場もありましたぞ。
テラスにはテーブルとソファもあり、暖かい季節ならここでビールが飲みたかったですね。
こちらがダイニングルーム。前述の通り部屋の外から直接出入りできる扉があり、スタッフの方はそちらの扉から出入りして準備等してくれましたよ。
栓抜きも将棋デザインでしたな。
お部屋は2021年12月にリニューアルされたということで、かなりおしゃれでしたし、こだわりを感じましたね。フルフラットなユニバーサルデザインが特徴と公式HPには記載されているのですが、壁紙、床材、設備等をみるに相当気合を入れて作り込んだなと思える客室で、とても居心地良かったですよ。室内の照明のスイッチがどこにあるのか分かりにくい宿も多いのですが、こちらはスタッフの方が説明してくれましたし、スイッチも分かりやすい位置にあってよかったですわ。実に素晴らしいですの。Wi-Fiもばっちり使え、部屋の鍵を2本もらえたのもいいですね。
お風呂用のカゴにタオルや着替えを入れて大浴場へ。撮影禁止だったので写真はありません。更衣室は広めでロッカーは鍵付きでした。風呂場の床も畳敷きでしたね。内湯と露天風呂があり、雰囲気は良かったですが、お湯については普通といいますかそれほど印象には残りませんでしたな。
風呂上がりには売店の脇にあるドリンクサービスのコーナーでアルコールの注文もできました。クラフトビールを注文すると部屋まで届けてくれましたよ。
部屋風呂にも入りつつ、ルームサービスのお酒を飲んでダラダラ過ごすのは最高でしたな。朝日鷹という日本酒がやたら美味かったのですが、十四代と同じ酒蔵のお酒だそうで。なるほど美味いわけですね。
夕食の時間になったのでダイニングへ。面倒を見てくれたスタッフの方は随分と若くみえ、聞いてみると新入社員でまだ10代ということでした。大晦日に頑張ってますのう。以下料理の写真です。
お酒は六歌仙という銘柄を飲みましたがなかなか美味しかったですね。その後は朝日鷹ばかり飲んでましたが。
じゃがいも万頭と金華さばのお造り。どちらも美味しかったですね。
山形牛と庄内豚のしゃぶしゃぶ。こりゃあ文句なしでしたわ。
普段は料理の感想をメモしながら食べているのですが、どれも美味しくてお酒がすすんでしまい、後半はメモを忘れていたようです。ご飯美味しい、とだけ書かれていました。美味しかったのは思えています。
夕食後は紅白歌合戦を見たり、露天風呂に入りながら酒を飲んだりと楽しく過ごせましたよ。年越しそばに置いてあったどん兵衛もいただきましたが、正直このグレード感の宿ならちゃんとしたお蕎麦を出して欲しかったという気もしましたな。カウントダウンの後で布団に入りましたが、朝までぐっすり眠ることができましたぞ。
朝食もダイニングルームで。夕食と同じ若いスタッフが対応してくれました。大晦日の夜は遅くに帰り、元日も早朝からの出勤。お疲れ様です。おかげさまで楽しく食事ができました。大変なお仕事ですが頑張って欲しいですね。
さて元日の朝食ということでおせち料理を出してくれましたよ。年末年始は旅館か海外で過ごすのが常なので、ここまでお正月感のある朝食を食べるは久しぶりですわ。なんだか嬉しくなりますのう。
こちらはお雑煮。蓋をしていたら最終的にもちがドロドロになってしまいました。し、しまった…煮過ぎましたね。美味しかったですけど。
ご飯におもち。トッピングは納豆なども選べましたが、ずんだにしました。なかなか美味しかったですな。ご飯の方はちとパサついておりましたけど。
豆乳蒸しは餡が美味しかったですね。
いや〜見た目以上のボリュームで正直全然食べきれませんでした。おじさんになると朝からおもちを何個も食べたりはできなくなりますのう。おせちではない普段の朝食も気になりましたな。
ロビーのドリンクコーナーへ行くとコーヒーをもらえましたよ。
ほほえみの空湯舟 つるやは洗練された館内の造りや庭園等に高級感があってとても雰囲気がいいですね。スタッフの方たちの対応も実に良かったです。こだわって作り込んだであろう客室はおしゃれなだけではなく使い勝手もよく、快適でしたのう。露天風呂もついていて最高でしたな。食事も美味しくて文句なしと言いたいところですが、年末年始だったとしてもいささか割高感がありましたかね。また泊まりたいですけど。良い宿と思いますので、泊まれるようでしたらおすすめですよ。
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