みなさんこんにちは。エス氏です。2020/10/31は長野県の菅平高原にある根子岳に登ってきましたよ。根子岳は2016年にも一度登っておりますが、当時はお隣の百名山、四阿山と合わせて登ったんですよね。今回は女性2名と一緒だったため、根子岳だけを登りました。山登り初心者でも根子岳ならチョロいだろうと思いましてね。
一緒に行く女性2名とは何度か遊びに行っておりまして。外資系企業に勤め港区のタワマンに住む、エス氏とは人種の違う人とたちではありますが、時々遊びに連れて行ってくれる要員としてカウントしていただいております。これまでも初級レベルの山に登っており、今回も今年最初(で最後)の山登りということで、チョロい根子岳に登ることにしたのですが…。
都心に住む彼女たちと合流したのは5:30でした。ここの時間設定は正直かなり迷いまして。結果的には5:00にしておいた方が良かった気もします。Go To トラベルの影響か、土日で遊びに出かける人がかなり増えており、関越道もやや混んでおりましたな。菅平には9:00頃には着くかと思っていたのですが、想定よりも時間がかかってしまいましたわ。
2週間前には同じく菅平高原を通って須坂のマツザワ師に会いに行ったのですが、今回の方が紅葉が進んでいて綺麗でしたなぁ。高速道路を走っていても山が色づいているのが見えたりしたのですが、うまく写真に撮ることはできませんでしたね。
久しぶりに佐久平PAで休憩&朝ごはん。車の外に出るとかなり肌寒く感じたのですが、お蕎麦を食べたら温まりましたよ。
目指すは菅平牧場です。エス氏がいつも滑っている奥ダボスエリアの方ですね。
牧場の入り口で入山料を1人200円支払い、駐車場に到着したのは10:10頃でした。予定より1時間の遅れ。登山口に近い駐車場は満車だったので、少し下に車を駐めました。早速山登りの準備です。この日は良いお天気で日差しも暖かかったですね。絶好の登山日和でしたわ。予報では気温が一桁台でかなり寒いのかと身構えてきましたが、そんなこともなく。
この日の装備は、厚手のインナーとフリース、CW-Xと短パン、ゲイターでした。登っている最中はインナーだけで十分でしたが、休憩中は肌寒くフリースが必要でしたな。水は1L、食べ物はカロリーメイトのみ。下山してからランチにするつもりだったので、カップラーメンなどもありませんでした。
登山口までは少し歩きます。
見ると道脇に雪が。今シーズン初の天然雪を見て少しテンションが上がりましたな。
こちらが登山道の入り口。まっすぐ行けば根子岳、右へ行けば四阿山です。
というわけで10:25頃登山開始です。雪はもっと降って欲しいところですが、登山道にあるのは困りますな。
まずは牧場の脇を登って行きます。階段になっているのですが、これがいきなりけっこう疲れるのですよ。
振り返ると良い眺め。菅平のスキー場や遠くの山も見えて良い感じでしたな。
牧場の上まで登ると休憩スペースが。女性2人は早くも疲れた様子。なんせタワマンから徒歩数分の職場までをちょろっと歩く程度の運動しかしていないようなので。だからウォーキングくらいしておけと言ったのに。
さあ登りを再開です。山頂までは大した距離には見えませんね。サクッと登ってしまいましょう。
途中から白樺なのかダケカンバなのかよくわからない木に囲まれた道に入ります。このエリアがけっこう長いですね。紅葉を期待していたのですが皆無でしたのう。足元は雪が解けたのか、ぬかるんでいるところも多く、滑らないように少々気を使いましたな。
山頂まであと800mの表示。あと少しじゃん!とテンションが上がるのですがこれが曲者でした。
登っていくと徐々に視界が開け、隣の尾根が見えました。キャットツアーのコースになっているエリアかしら。
ようやく木に囲まれたエリアを抜け、そろそろ山頂かと思ったら、なんと山頂まであと500mの表示。嘘だろ…さっきのところからかなり歩いた感じなんですけど。あと200mくらいであって欲しかった。
日陰には霜が降りていました。せっかくなので踏んでおきましょう。おりゃあ。
いやあけっこう高いところまで登ってきましたなあ。ここまでに何度も振り返りましたが、実に良い眺めです。
スカッと晴れてお天気サイコー。
おや、遠くに見えるあのシルエットはもしかして富士山でしょうか。
木の枝に雪が積もっているのを見かけましたよ。もうすぐ冬が来ますのう。
ついに山頂が見えました。あと一息です。
12:25頃根子岳の山頂に到着しました。2時間ほどかかりましたね。山頂ではいつものようにエス氏が写っている写真を撮りましたが、腹が出ているおのれの姿を公開する気にはなれませんでした…。痩せなきゃ。
鐘がありましたが、特に鳴らす気にならず。
根子岳の裏側は山深いですのう。
こちらは四阿山かしら。前回はこのあと四阿山へ登ったわけですが、この日はとても無理でしたな。
もっと余裕かと思っていましたが意外に疲れましたのう。女性2人もかなり疲労した様子。今までで一番疲れたと言っていました。とりあえずコーヒーでも飲みましょう。
快晴の山頂で遠くを眺めながら飲むコーヒーは最高でしたな。ちなみにコーヒーはスターバックスのインスタントでしたが、賞味期限が切れていました。美味しかったけど。ランチは持ってきていなかったので、カロリーメイトをかじりましたよ。
12:50下山開始。ちなみにもともと想定していたエス氏のプランでは12:00頃には山を降りていて、鮎川バーベキューにでも行こうかと思っておりました。根子岳ってこんなに大変だったかしら。
ぬかるんだ登山道は登りよりも下の方が滑りそうだったので、エス氏のストックを1本ずつ2人に貸してあげました。どうにか転ばずに降りてきましたが、牧場の上の休憩スペースまで降りる頃にはみんな疲れていましたね。
ゴールまであと一息です。「根子岳は簡単な山だから」と2人に説明していたエス氏自身もかなりの疲労感。これは久しぶりの山登りだからでしょうか、それとも太ったからなのか。
14:30頃ようやく登山道の入り口まで帰ってきました。休憩を含め約4時間かかりましたが、エス氏の計算ではせいぜい3時間くらいのつもりでした。つまり完全に舐めていたわけですね。舐めプして痛い目にあうのはエス氏の定番ですが、一体なぜこれほどまでに根子岳を舐めていたのでしょうか。それは一度登っているからなのですが、よくよく振り返ってみると、根子岳に登った2016年は百名山を18座も登っておりました。東北山登りツアーとかやっていたのもこの年です。つまり山登りをする身体が完全に出来上がっている状態で根子岳に登っていたので簡単に感じたというわけですな。腹の出たおっさんと運動不足の港区女子たちにはいささかハードでしたわ。「全然簡単じゃなかった」と女子たちには散々文句を言われてしまいました。こんなはずでは…。
登山道の入り口にはトイレがありますよ。
トイレの前には水道もあり、靴の汚れを落とすことができました。けっこう泥がついたので助かりましたわ。
トイレの下にある小屋ではソフトクリームが売っていますよ。今回は牛乳も飲んでみましたが、どちらも疲れた身体に沁みるうまさでしたのう。
てなわけで、2020年最初で最後の山登りはかなり苦戦しましたが最高の天気に恵まれてなかなか良かったと思いますな。来年はもう少し身体を作ってから山登りしたいですわ。スノーボードのシーズンインする前にまずは痩せねば。
山登りのあとは野沢温泉の宿に泊まり、初のGo To トラベルを利用した旅行を満喫しましたよ。別記事でご紹介しようかと。温泉に入り疲れを癒したつもりでしたが、3人とも酷い筋肉痛に悩まされる羽目に。エス氏の筋肉痛が一番長引いたのは歳のせいでしょうか。
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