スノーボード用語集 ガスペダル[Gas Pedal]
ガスペダルとは
ガスペダルとは、ブーツをビンディングに固定した際に、ブーツのつま先とボードとの隙間を埋めるための部品です。つま先と板との間に隙間があると、板を踏み込んだ力がダイレクトにエッジに伝わりません。ガスペダルで隙間を埋めることにより、板を踏む力がダイレクトにエッジに伝わるわけです。
ガスペダルというのは本来、車のアクセルペダルのことです。つま先で踏むところは、スノーボードのガスペダルも同じですね。
ガスペダルの調整
最近のガスペダルはベースプレートのカバーと一体になっていますね。ブーツのサイズに合わせて何段階かに調整出来るようになっています。ガスペダルを前に出し過ぎると、フロントサイドターンの際に雪面に引っかかる可能性があるので、ブーツだけではなく板のサイズにも気をつけたほうがいいでしょう。
参考までに、こちらの写真はBURTONのジェネシス14/15モデルのガスペダルです。ガスペダルが一番短い状態ですね。
ブーツを組み合わせてみました。ブーツはHEADのSEVEN BOA15/16モデルでサイズは26cmです。ジェネシスはSサイズですな。
ガスペダルよりかなりブーツがはみ出しているのがわかると思います。
横から見た写真です。これではつま先を踏んでもうまく力が伝わらりません。
こちらはガスペダルを一番伸ばした状態です。
先ほどに比べるといい具合にブーツが収まっていますな。
横から見ても、これならつま先を踏んだ力がうまく伝わりそうです。
ブーツとビンディングのサイズを合わせるのはかなり大事なことですので、店員さんによく相談したり、実物を組み合わせて確認する方がいいと思いますな。
[参考] ・ビンディングの各部の名称
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