みなさんこんにちは。エス氏です。2020/12/19〜20は志賀高原の高天ヶ原マンモススキー場に滑りに行ってきましたよ。今回はエス氏合宿ということで、初級レベルの女の子4人と一緒でした。いつもならエス氏ツアーで一緒に滑るのですが、今シーズンは開催かれるのが2月以降だったりするものでして。それならシーズン序盤に一度滑りに行って練習しておけば、友達同士やエス氏の仲間たちと滑りに行った際に、より楽しく滑れるのではないかと思ったわけですな。というのは建前で、本当はエス氏が女の子たちと一緒に滑りたかっただけなのです。
さて女の子4人と滑りに行くのはいいのですが、まずエス氏の車だけでは足りません。誰か車を出してくれて、かつ暇そうな人といえば…。オフトレSUP編に登場したがはくさんですね。エス氏とがはくさんの車と合わせれば、7人まで滑りに行けますぞ。ナイス車要員。
次に考えたのは道具です。女の子たちはブーツやウェア、ゴーグルなどを買い揃えていたものの、板を持っている子は1人しかいません。レンタルすればいいのですが、なるべく出費を抑えてあげたいと思い、板を貸してあげることに。とはいえエス氏も女の子に貸せる板は1本しか持っていません。となれば…。ここは小柄で女の子でも使える板に乗っているオグを呼ぶしかありません。彼は短いサイズの板を2本持ってきてくれました。ナイス板要員。
こうしてエス氏の他に2人のサポート要員を連れ、エス氏合宿は開催されたのでした。目指す先は志賀高原の高天ヶ原マンモススキー場です。
当初は栂池へ行こうと思っていたんですけどね。鐘の鳴る丘ゲレンデで滑りたかったのですが、11月下旬はどこも暖かくてとても滑れない予感がしまして。確実に雪がありそうなのはどこかと考え、志賀高原なら大丈夫かなと思ったわけです。高天ヶ原の初級コースなら滑りやすくて練習にも良いかと。ちょうどGo To トラベルを使い、リフト2日券付きの宿泊プランが格安で予約できましたし。
ところがいざエス氏合宿が近づいてみると、予想以上に雪がバンバン降り、新潟では高速道路が通行止めになるなどけっこう大変なことになってましたよね。志賀高原もかなり降った様子。志賀高原のトンネルでスピンしたことのあるエス氏は、本当はあまり一ノ瀬方面には行きたくないんですよね…。しかもシーズン序盤でろくに雪道の運転もしていないのに、いきなりガッツリ雪道の志賀高原というのは内心けっこう緊張しておりました。無事に辿り着けるかしら…そしてゲレンデコンディションは女の子たちに優しいかしら。
都内に住む女の子2人と合流し、志賀高原へ向けて出発です。練馬から関越道に乗ったのは5:30頃とエス氏的には少し遅いペース。先行するがはくチームとは上信越道の東部湯の丸SAで合流しましたよ。なかなかの寒さでしたな。
おにかけそばやネバネバそばはいつも食べているので、今回の朝食はシンプルにかき揚げそば。普通に美味いですな。
坂城インターから先はチェーン規制されていたと思いますが、実際には路面に雪はありませんでした。雪道感が出てきたのは志賀中野有料道路を降りた辺りからでしょうか。
写真は上林ですが、もっと手前から完全に雪道でしたな。やれやれ、先が思いやられますわ。
安全運転で志賀高原まで登ります。3年目のVRX2はまだまだイケますね。そしてエス氏のトラウマ、志賀高原のトンネルです。緊張しつつ速度を落としゆっくり走りました。後ろの車よ、遅くてすまんかったな。
ついに3つのトンネルを抜け、この日の宿ホテルサニー志賀に到着しました。いや〜ホッとしましたね。サニー志賀は高天ヶ原マンモススキー場の目の前にある便利な立地のホテル。グレード的には普段のエス氏なら泊まらない宿ですが、はっきり言ってとても良かったです。志賀高原の宿はグランフェニックス奥志賀と渓谷の湯くらいしか興味なかったのですが、考えを改めてましたわ。
最初にホテルに向かったのは、リフト2日券付きのプランだったのでまずは引換券をもらう必要があったからです。ホテルの更衣室も利用できる様でしたので、ここで着替えようかと思っていたのですが、なんとそのままチェックインして部屋の鍵を渡してくれましたよ。まだ9:30くらいなんですけど。素晴らしいですね。
のんびりとお部屋で着替えられたのは女の子たちには良かったとき思いますね。この日の志賀高原は気温マイナス10°でしかも吹雪というコンディションだったので、エス氏としても暖かい部屋で準備が出来たのは助かりましたわ。危うくそのまま布団で寝るところでしたが。
けっこう着込んで外に出ると、意外に寒くないではありませんか。吹雪もおさまった様な。これなら楽しく滑れそうですね。
まずはリフト券をゲット。その後はエス氏が横滑りレベルの初心者を教え、サポート要員たちはターンが出来る子たちと一緒に滑ることに。シーズン最初なので、エス氏組はスケーティングからおさらいしましたよ。ちょうど広いスペースもありましたしね。
さてゲレンデの様子はどうでしょうか。どっさり雪が降ったと思ったのに、意外に積雪量は少ない志賀高原中央エリア。ぱっと見は十分雪があるように見えますな。上部ではパウダーも滑れたのではないでしょうか。そういえば天然雪で滑るのは今シーズン初。寒いだけあって雪質は最高でしたな。
どれ、リフトに乗って初級コースへ出てみましょう。最初のうちは風もなく快適だったのですが、すぐに吹雪はじめました。リフトの上は本当に寒かったですね。エス氏1人ならリフト3本でサクッと上がってましたな。
初級コースは幅も広く斜度も緩やかなので、エス氏的には初心者でも練習しやすい…はずでしたが、思ったほど積雪がないからか、けっこう片斜面になっていて初心者にはいささか滑りにくかったかなと。雪質が最高だったのは救いでしたけどね。いくら転んでもノーダメなのはいいのですが、逆エッジを喰らって帽子とゴーグルが吹っ飛ぶのは別の意味で痛いので注意が必要。
ランチ休憩はだけかんばで。このレストランは何気にエス氏の利用頻度高めですな。
朝に続いて昼もそば。ダイエット中のエス氏に対し、女の子たちはみんなヘビーなランチをガッツリ食べてましたのう。若いってすごいな。
ランチの後もひたすら特訓。初心者の子も滑れる様になってきたのが楽しいのか、この寒い中よくもそんなに滑るなと感心するほどがんばっていましたが、最終的に精魂尽き果てて動けなくなり、初日は終了。
ホテルサニー志賀については別記事で詳しくご紹介します。とりあえず部屋に戻ったエス氏たちは風呂に入り、夕食までビールを飲んで過ごしました。ホテルの売店で志賀高原の地ビールを買ったのですが、スタッフさんに栓抜きが必要かと聞かれ、持っていると答えると驚いていました。持っているのですよ、クソでか栓抜きを。そんなわけでビール瓶ボードに付けた栓抜きで初めてビールの栓を開けましたが、使い勝手の悪いこと。まったく最高ですわ。
2日目も吹雪。初日よりもさらに暖かい装備でゲレンデに出ましたよ。女の子たちが出てくる前に、1人でクワッドリフトに乗ってみました。
すんごい風で何も見えませんでしたけどね。
ちなみに2日目はビール瓶で滑ってました。初級コースでレッスンするくらいならビール瓶でも問題ありません。クワッドから降りてくる際はビール瓶でパウダーを滑りましたけど、浮力的なものはまったくといっていいほど無いですね。今回分かりました。この板は完全に見た目だけです。なんて贅沢な板なんだ。
2日目のランチはカレー。まあ普通ですね。初日にハリキリすぎたので、休憩は多めに取りましたよ。
初心者の子も最終的にはターンをつなげたりできる様になり、吹雪の中モサモサの初級コースで2日間がんばった甲斐はあったと思いますね。滑れる様になったところで、これからもスノーボード を楽しんでもらえればと思います。
さて女の子たちは疲れたということで部屋に戻り、エス氏はビール瓶からアグレッサーに乗り換えパウダーを滑ってきましたよ。ハンマーヘッドのカービングボードでパウダーが滑りやすいとはいいませんけど、別に普通に滑れましたな。当たり前ですがビール瓶とは性能が違うのですよ。ニセコにも当然アグレッサーで行きますね。
クワッドリフト3本で疲れてしまったエス氏。部屋に戻って着替え、ひと風呂浴びてから帰る準備をしましたよ。
さて気がついたでしょうか。午後まで滑った後なのですが、実はまだホテルをチェックアウトしていないのです。サニー志賀は料金を払えばチェックアウトの時間を延長出来るのですが、なんと1人たったの1,000円で17:00まで部屋が使えるのです。何このシステム、便利すぎでしょ。しかもGo To トラベルのクーポンで払えるし。
部屋が使えてのんびりは出来るのですが、車の状況はけっこうヤバめ。雪かきして車を出すのが大変でしたわ。
しかも隣の車との間にがっつり積もってしまい、運転席に入れないという。仕方なく助手席側から入りましたけど。昨シーズンは雪不足でしたからね。こんなに雪が降るのは久しぶりでしたのう。
帰りの運転がまた怖いので、暗くなる前に下山することに。上林まで降りてきた時は日も差していて嬉しくなりましたな。
帰りにオランチェに寄ったら女の子たちに大好評でした。みんなお土産に野菜やらフルーツを買い込んでいましたね。エス氏はシャインマスカットや干柿を買って食べましたが、安くて美味くて最高ですな。また名前は忘れましたけど初めて見るキノコを買い、自宅で鍋料理にぶち込んでみたら激ウマで驚きました。次も絶対買お。
てなわけで、無事にエス氏合宿を終えることが出来ました。参加してくれた女の子たちは、これからもスノーボードを楽しんで滑って欲しいものですな。今回はがはくさんやオグといったサポート要員たちが思いのほか活躍してくれましたね。女の子たちも感謝していたようですが、おじさんたちも若い娘さんたちにスノーボードのうんちくを語れて大満足だったことでしょう。女の子たちがシーズン序盤から滑る練習をするという趣旨の合宿大あったはずが、いつの間にかおじさんたちが女の子と一緒に滑る合宿になっていた様な気がしないこともありませんが、視点を変えると物事は違って見えるものだなと腑に落ちたところで今回のトリップはおしまいです。
さて次回はエス氏年末年始7泊8日トリップになりますよ。ブログの更新がはじまるのはしばらく先になると思いますが。Instagram、Facebook、Twitterではトリップの様子を少しずつ投稿したいと思います。このブログを書いている時点では、年末に雨の予報も一部あったり、大雪が降るという予報もあったり。果たしてどうなることやら。次回もお楽しみに。みなさんよいお年を。
コメントを残す