エス氏オーストリアスノーボードツアー2017 AQUA DOME

混浴どころじゃなかった。

1アクアドーム

 みなさんこんにちは。エス氏です。今回はオーストリアスノーボードツアーで訪れたAQUA DOME/アクアドームをご紹介します。現代の日本人にはなかなか刺激の強い施設でしたわ。まるで江戸時代にタイムスリップしたかの様でした…。

AQUA DOME


2アクアドーム

 アクアドームはイムストから車で0:30ほどの距離にあります。ツアー中に滑りに行ったHOCHOETZとSÖLDENの間くらいに位置しますね。アクアドームは温水プール、サウナ、ホテル等の複合施設です。ガイドのJMが一度は行くべきだというので、温水プールとサウナを楽しむために訪れました。

 施設に入り、受付を済ませるとICチップの入ったリストバンドを渡されます。このバンドがロッカーの鍵になっており、更には施設内の支払時にも使います。会計はバンドをかざして行い、最後にバンドを返却する際に使った分の支払いをするという仕組みです。

 更衣室は男女の区別がありません。この時点で驚きますな。リストバンドに記載された番号のロッカーを使いますが、水着への着替えは所々にある個室ブースで行います。日本だとプールの更衣室がこんな感じですね。更衣室は男女別々ですけど。日本なら更衣室内で裸になっても問題ありませんが、こちらでは女性もいるので仕切られたブース内で着替えるしかありません。

 水着に着替えたら温水プールへ。プールサイドにはベッドが並んでいて、ここに寝そべって休むことが出来ます。温水プールは屋内から屋外まであり、当然ながら屋外の外気は冷たいのでプールに浸かっていないとキツいです。日本の露天風呂の様に、屋内プールから屋外プールまでの移動中は外気にさらされますからね。プール自体は日本の温泉の様に温かいわけではないので、屋外プールに入ると身体が温まらず、出るタイミングが難しかったですな。

 プールには老若男女様々な人達はいます。カップルも多く、プール内で抱き合ってイチャイチャしてました。綺麗なおねーさんも大勢いて実に楽しかったですな。プールの水深は1.3〜1.4m程でしょうか。泳ぐには良いですが、リラックスするにはちと深い気もしましたな。雰囲気的には日本では昨年流行ったナイトプールの様な感じでしょうか。行ったことないですけど。大きな違いは写真撮影は禁止されていてることろですかね。日本のナイトプールの様にインスタ目当てに行くところではありません。

 施設内にレストランがあり、夕食はそこで済ませました。食べ放題の様に自分で皿に好きな物を好きなだけ載せることが出来ますが、料金は重量で決まるので、欲張ると高くつきますぞ。レジではリストバンドをかざし、最後にまとめてお会計です。

4アクアドーム

 温水プールとは別のエリアにサウナがあります。こちらは別料金で、別世界となります。リストバンドをかざし、JMと2人で改札口を越えました。廊下を進むと、いくつかのサウナがあるエリアに出ます。普通のサウナやスチームサウナなどですね。外部には温水プールもあります。最大の特徴は、サウナやプール内では全員全裸ということです。男性も女性もです。全裸のおねーさんと同じサウナに入るという、日本人には馴染みのない状況に戸惑いを隠せませんでしたの。恋人や夫婦でサウナにいる人達も多勢いましたが、正直理解に苦しみます。自分の恋人の裸って、日本人なら隠したい物ですよね…。

 全裸でプールにも入りましたが、これはこれで気持ち良いですな。プール内には水中を照らすライトがあり、全裸のJMが光に照らされている様は実に奇妙でしたのう。なかなか面白い体験をしたとは思いますが、現代日本人には違和感がありすぎますね。江戸時代には男女混浴が普通だった様ですけど。以前宝川温泉の混浴露天風呂に綺麗な外国人女性がは入ってくるというTHE DAYがありましたが、その背景にはこの様な異国の文化があったのかも知れませんの。

THE DAY:16/17シーズン33日目 水上高原スキーリゾート

 JMには事前に「いやらしい目つきでキョロキョロするなよ」と釘を刺されていたのですが、そんな心配はご無用です。そもそも目が悪いのでぼやけてよく見えてませんしね。それに、「ウヒョー!パツキンのネーちゃんが裸だ!」とかテンションが上がるような雰囲気でもありません。老若男女いますしね。ただ理解できそうもない文化だと思っただけです。代わりに我々の方は現地人にチラチラ見られていたように感じました。思えば日本の温泉に外国人がいると、おや外国人かと一瞥をくれますからね。それと同じようなものでしょうか。

 サウナとしては、エス氏的にスチームサウナが一番気持ちよかったですな。香草?の香りが強烈で、最初はむせるほどに感じましたが、慣れてくるとリラックスできていい気持ちでしたのう。滑りの疲れが取れましたわ。

3アクアドーム

 てなわけで、エス氏としましては異国の文化に触れて刺激の強い夜になりました。当初は紅一点の農民に対し、一緒にサウナ入ろうぜwとか冗談で言っていましたが、日本人女性にはとても無理だと感じましたわ。まずは混浴の露天風呂に一緒に入るというレベルから徐々に慣れていってほしいと思いますの。もちろん温水プールだけなら誰でも問題ありませんよ。

 すっかり回復したところで、次回からは旅のメインイベントともいえるSÖLDENの滑走日記ですぞ。

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