スノーボード バックカントリー ポール シナノ
みなさんこんにちは。エス氏です。山登りとバックカントリー用にポールを購入したのでご紹介します。いままで使っていたポールはかなり前に友達に借りたものだったのですが…おそらく本人も忘れているのでしょう。
買ったのはシナノのFast-125カーボンwというポールです。当初はLEKIのポールを買うつもりでしたが、あれこれ検討してシナノになりました。
SINANO / シナノ
シナノは1919年から100年近くもスキーポールを作っているという超老舗メーカーです。もちろんMade in Japan。使うのは今回が初めてですが、頼りになる雰囲気が漂いまくっておりますな。
片仮名で書くとシナノなので、自転車部品や釣り具で有名なシマノに似た感じですが漢字だと信濃と島野で全然違いますね。
ポールの種類
ポールの材質にはアルミ製とカーボン製とがありますが、エス氏はスキーや山登りでもカーボン製を使ってきました。アルミの硬い感触よりも、カーボンがビヨーンてなる感じが好きなのです。ビヨーンて。お値段はカーボンの方がちと高めですけどね。
ポールにはシャフトのサイズを調整する機能がついています。携帯時は縮めておき、使う際に伸ばすと。このサイズ調整の仕方にはいくつかの種類があります。
回転固定式
回転固定式はシャフトをねじって回すことによって緩めたり締めたりする方式です。エス氏も以前はこのタイプを使っていました。単純なので故障は少ないようです。
バックカントリーではシャフトが凍りついてねじれなくなることがあるそうですな。まあ厳冬期以外ならそれほどでもないようですけど。
レバー固定式
メーカーによってスピードロックとかファストロックとか色々呼び名はありますが、要はシャフトのジョイント部分をロックするレバーがついているタイプということですね。ワンタッチでサイズ調整できるので楽チンです。バックカントリーでも使いやすいとか。
折りたたみ式
シャフトが分割していて、ワイヤーでつながっているタイプです。ワイヤーを引っ張るとテンションがかかってポールが伸びる仕組みです。
アバランチギアのプローブと同じ仕組みですね。バックカントリーでも問題なく使用できそうですが、他の方式と違ってサイズの微調整ができないのが難点ですな。
Fast-125 カーボンW
回転固定式は飽きましたし、夏山でも使いたいのでサイズ調整不可の折りたたみ式は論外。登りと下りでサイズを変えますからね。
アルミ製もあり得ません。エス氏の好みからするとカーボン製でレバー固定式が良さそうですな。ドイツの高級ブランドLEKIのポールが欲しかったのですが、レバー固定式だとアルミ製しかないことが判明しました。調べてみると、レバー固定式のシャフトはアルミ製ばかりです。スキー用ならカーボン製でもあるのですが、2段階しか調整できないタイプなので、スノーボードでは滑走時に邪魔になってしまいます。むむむ。
神田のショップを何軒か覗いてみましたが、レバー固定式はどれもアルミ製ばかりでした。ネットで調べてみると、シナノのFast-125 カーボンWはアルミとカーボンの組み合わせですが、エス氏の求めるポールに近いようでした。これに決まりですね。
サイズは115cmと125cmがありましたが、余裕を見て125cmにしました。夏山では上りと下りで110cmと115cmに調整していますが、バックカントリーでスノーボードブーツとスノーシューを履いたらどの程度の長さが必要になるかいまいちわからなかったもので。
実物をみると予想以上にかっこよくて大満足です。バックカントリーで使うためのスノーバスケットも合わせて購入しました。早く山で試したいですね。
ちなみにシナノのHPで会員登録すると、ストックの選び方や使い方がわかりやすく紹介された漫画を読むことができますよ。おすすめです。
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