規制すればいいというものではないかと。
みなさんこんにちは。エス氏です。自宅で酒を飲みながらポケストップにアクセスできるという比較的恵まれた環境のポケモントレーナーでございます。レベルはまだ15ですけど。ルアーモジュールを使っているとバンバンポケモンが湧いてくるのはいいのですが、自宅でポケモンをゲットしまくっているといつの間にかモンスターボールが無くなっていて驚きます。CP81のビードルが何度もボールから抜け出したりすると、お前は頑張らなくていいよ…と言いたくなりますね。モンスターボールの収穫とタマゴを孵化させるため、止むを得ず歩き回っております。
さて今回は大人気のポケモンGOとスノーボードについて考えてみたいと思います。まあ飲みながら書いたヨタ記事ということで。
社会現象と化したポケモンGOですが、エス氏的にすごいなーと思った点は、やはり集客効果とARですかね。レアなポケモンが出現するエリアに多くの人が集まる様子から、ポケモンGOが地方の活性化に役立つような期待感もあったかと思います。ポケモンを出せば地方にも人が集まると。エス氏もゲレンデにレアなポケモンが出現すれば普段滑らないような人もゲレンデに足を運ぶようになり、それがきっかけでスノーボード人口が増えるかも…なんて思ったりもしました。
ところがポケモンGO配信後すぐに、サーフィンや登山の際にポケモンを試してみて感じたのは、どう考えてもポケモンGOで遊ぶには都会の方が有利だということでした。ポケストップもない田舎でポケモンGOをやるのは無理ですわ。すると、わざわざ都会からポケモン目当てに地方に行くなんてことは考え難いわけですよね。ゲレンデにポケストップがあるのかどうか知りませんけど。元々スノーボーダーだった人がゲレンデでポケモンGOをやる、ということはあり得るでしょうが、そうじゃない人がポケモン目当てに滑りに行く、ということは無さそうですな。
冬までポケモンGOが流行っているかはわかりませんが、ゲレンデにポケモンがいたら、さてどうなるでしょう。歩きスマホが問題視されていますが、滑りスマホも増えるでしょうか。コース上に出てくるポケモンを探して、滑りスマホをする人もいるかもしれません。滑走中にスマホの画面を見るというのは、誰かを撮影している場合等が考えられますが、それなりの技術がないとうまく撮影できませんし、そもそも危ないですからね。新たなトラブルの原因にならないことを祈るばかりです。まあポケモンのために滑りスマホをする人はいないと思いますけど。
ふむ。スノーボードとポケモンGOはあまり相性が良くなさそうですの。しかし集客効果が見込めないとしても、もう一つの注目すべき点、ARについてはあれこれ妄想が膨らみますね。
AR:拡張現実
ポケモンGOで採用されているARというのはすごいですね。ARは現実の景色の中にポケモンが出てくる機能に使われている技術ですな。ググってみたら、名刺から画像やメッセージを出したりすることもできるようです。以前一緒に山登りをした女の子が使っていたAR山1000という山座同定のアプリでは、スマホのカメラをかざせば見えている山の名前が表示される仕組みになっています。当時はどういう理屈で山の名前が表示されているのわからなかったのですが、なるほどARを使っていたのですね。このARが今まで以上に身近なものになると、スノーボーダー的にも色々恩恵があるかもしれません。
ARにはGPSの位置情報を利用したものと、特定のマーカーを認識させるものがあるようです。ポケモンGOやAR山1000はGPSで、名刺の場合はマーカーを利用しているのでしょう。スノーボード的にはGPSの位置情報で表示されるARが役に立ちそうですな。
コース表示
ゲレンデ内のコース名や分かれ道での案内があると便利かもしれませんね。ガスっても迷子になることもなさそうです。
混雑状況
リフトやレストランの混雑状況が表示されると効率よく動けそうな気がしますの。
ルート表示
バックカントリーでルートが表示されると、悪天候による視界不良でも遭難のリスクが下がりそうです。
ビーコン
ビーコン等の機器をGPSで特定させて、その位置にARを表示させることが出来るなら、雪崩で雪に埋もれた人をより探しやすくなりそうですの。こういうことが出来るのかわかりませんけど。
遭難者の捜索
上記のビーコンと同じ理屈で、ARで自分の位置を表示させることができれば、遭難した場合でも発見してもらえる確率が上がるかと。
ドローンとの組合せ
これらの人を探す系の機能は、カメラを積んだドローンと組み合わせるとさらに捗りそうな気がしますね。
などなど素人の妄想ではありますがいかがでしょうか。AR機能を搭載したゴーグルも登場しそうですし、スノーボーダーにとってもARは注目の技術といえそうですね。
RideOn|スノースポーツ用AR機能搭載ゴーグル【2016年12月以降】
遭難者の捜索についてはそもそもGPSだけでもかなりイケそうな気がしますが、あまり活用されていないのは位置情報とプライバシー保護とかそういう面倒な問題があるからかもしれませんのう。ポケモンGOは全人類奴隷化に向けた監視装置…とか言い出す人がいるくらいですからね。
奴隷化はともかく、例えば雪崩で埋もれた人が2人(AとB)いたとして、GPSやらARでその2人がそれぞれAはここ、Bはこっちに埋もれているとか特定できてしまったりすると、それはそれでトラブルの原因になりそうです。遺族からなぜ自分の家族を先に救助してくれなかったんだ、とか言われたりして。技術の進歩に合わせて社会のルール作りも進めていかないといけないんでしょうね。
というわけで、今日もせっせとポケモンGOで遊びたいと思います。面倒くさいのでARはオフにしてますけど。
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