ささやかなおもてなしが心地いいですな。
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みなさんこんにちは。エス氏です。今回は長野県下高井郡の渋温泉にある温泉宿、玉久旅館をご紹介しますぞ。玉久は「たまひさ」ではなく「たまきゅう」と読みますぞ。食事が美味く風呂も良く、一人でも居心地のいい宿でした。
玉久旅館は川沿いの通りから一本入ったところにあります。和合橋の角を曲がってもアクセスできますが、通り過ぎて東側から入る方が車の運転的には楽かと。
細い路地を進みます。
緑色の看板があるところが玉久旅館の駐車場です。宿からは少しだけ離れていますな。
高級ではありませんがなかなか良い雰囲気の宿ですの。建物は古いですが、館内は水周りを中心にリニューアルされてますね。
玄関から入ると思ったより広いですね。フロントにいる旦那さんは感じの良い爺様でした。外湯巡りのことも教えてもらいましたぞ。
客室は2階です。館内にはスリッパなどがありません。これが意外と心地良かったですわ。
エス氏の泊まった部屋は一人で過ごすには十分な広さでしたね。
広縁には椅子が無く、主に座椅子に座って酒を飲んでいました。
室内の壁に気になる張り紙が。猿が侵入?高天ヶ原で猿の襲撃を受けたエス氏としては用心したいところ。実際にはエス氏滞在中に渋温泉で猿は見かけませんでしたけど。
若女将がお茶を淹れてくれ、きゅうりの漬物も出してくれました。この漬物はエス氏的に満点でしたぞ。
漬物を食べながら渋温泉のパンフレットを見て、外湯巡りをしてみることに。ノーパンおじさんの冒険は別記事でご紹介してますぞ。
夕食は18:00からでした。外湯巡りを終えたエス氏が宿に戻ると、ちょうど食事の時間でしたね。個室で食事ができたので、一人旅の中年おじさんでもリラックスできましたぞ。まあ家族連れに囲まれていてももはや何も感じませんが。
まずは志賀高原のビールで乾杯。九つの外湯に一気に入った後に飲むビールの美味さときたら格別ですわ。
以下食事の写真を並べます。どれも美味くて酒が進みましたわ。
品数も多く大満足でしたぞ。
食事の後はひたすら部屋で酒を飲んでいましたが、宿の風呂にも入りましたぞ。1階と2階に風呂があり、客の男女比によって男湯女湯を分けているようでしたね。エス氏が入ったのは1階のお風呂でした。
特に広い脱衣所ではありませんが、出入り口は二ヶ所あります。
浴室は思ったより広いですね。ど真ん中に柱があるのは如何なものかと思いますが。柱の部分は天井が吹き抜けになっており、2階の風呂とつながっております。無論下から見上げても2階の風呂の天井しか見えませんでしたけど。
そして思ったより湯が熱かったです。渋温泉の湯は熱いですの。湯かき棒でかき回してようやく快適な温度になりました。なおエス氏は湯をかき回すことを「かんます」という言葉で表現しますが、これは方言だったようですな。
廊下にある共同の洗面所は綺麗で良かったです。水周りをリニューアルしている玉久旅館ですが、客室は手付かずです。難点は部屋の壁の薄さですかね。隣の話し声はよく聞こえました。幸い他の宿泊客はエス氏より先に寝てくれたので事なきを得ましたけど。
朝風呂に入り、のんびり8:00から朝食。もう少し早い時間にもできたと思いますが、エス氏の朝は遅いのですぞ。夕食と同じ個室で食べました。
うーん、玉久旅館は食事については文句なしですね。
チェックアウトするとお茶とお饅頭を出してくれました。最後まで気持ちの良い宿でしたわ。渋温泉で宿を探す際には玉久旅館は選択肢の一つとして外せませんのう。
食事の画像の4つめ、なんでしょうか?
卵料理?興味深いです。
>闇奉行さん
あれはパイの包み焼きですね。シチューが入った器をパイで包んでいます。パイを崩してシチューにぶち込みながら食べるというわけですな。
美味しかったですよ〜