宿泊日記【たてしな麓八】抜群の料理とおもてなしを考えるとコスパが最高すぎる宿です

みなさんこんにちは。エス氏です。今回は長野県の蓼科にある宿、たてしな麓八(ろくや)をご紹介しますよ。3室のみの小宿ですが、ゆるりと気軽に過ごせるプライベート感のある宿でなかなかおすすめですよ。なんといっても食事が抜群に美味いですわ。

予約したプランは「【現金特価】公式ホームページご予約限定 【プレミアプラン】をお一人様3,300円オフ+HP予約特典」で料金は1人25,300円(税込)でした。お部屋は「あみだ」です。楽天トラベルを利用して宿の予約をすることが多いエス氏ですが、麓八に関しては公式サイトからの予約が圧倒的にお得となっており、当然のことながら公式サイトから予約しました。記事の終わりに楽天トラベルのリンクも貼っていますが、予約するなら公式サイトからどうぞ。

たてしな麓八【公式サイト】

麓八は蓼科のメルヘン街道沿いにある宿なので、車で15分のピラタス蓼科をはじめ、20〜30分の距離にいくつかのスキー場があります。スノーボードトリップの宿としては良い立地だと思いますね。

余談ですが麓八からメルヘン街道の通りを挟んだ向かい側、50mも離れていないところに遊楽庵 信州酒ミュージアムがあります。チェックイン前に一杯飲みたいなと思い、宿に駐車場を利用したいと相談したところ快く応じてくれました。おかげで昼から気持ち良く酒が飲めましたよ。

遊楽庵 信州酒ミュージアム

麓八は小宿の割に駐車場は広々としていますねえ。車を駐めさせてもらい、酒ミュージアムで一杯飲んでからチェックインの時間に戻ってくると、すぐに宿の人が迎えに出てきてくれましたよ。元々はスノーボードをするつもりだったのですが、コンディションが悪く滑るのは諦め、昼から飲むことにしたというわけです。

玄関で靴を脱いで館内へ。

外から見るほど広い建物ではありません。ロビーもこじんまりとしていましたね。

フロントはなく、ロビーでチェックインを済ませました。ちなみにチェックインは15:00から、チェックアウトは10:00までというのがスタンダードなのですが、公式サイトからの予約で14:00チェックイン、11:00チェックアウトという特典その1が付きます。エス氏も無論のこと、14:00ジャストにチェックインしましたよ。

お茶やらお菓子やら色々出てきて嬉しくなりました。宿の方たちはとても感じがいいですね。ゲストをもてなそうという気持ちが伝わってきますわ。

ロビーにあるテーブルは食事処も兼ねているようでした。

もう一つ掘り炬燵の個室を選ぶことも出来たので、エス氏の食事はここで用意してもらうことに。ちなみに夕食は18:30スタートとなっております。

ドリンクコーナーではお茶やコーヒーなどがセルフで飲み放題。ビネガードリンクが美味しかったですね。

階段を登ると2階に「いおう」と「あみだ」の2室があります。エス氏が予約したのはあみだですね。1番広い「たてしな」のお部屋だけは1階の大浴場の隣にありますよ。

お風呂は時間制で、時間割表に部屋の名前を貼り付けて利用することになっております。この日は2組しかいなかったので、入りたい時にはいつでも利用できましたな。

部屋に入ると廊下になっていて、その先がオープンクローゼットになっています。作務衣とタオル類に、エス氏は使いませんでしたけどスリッパもありましたね。浴衣よりも作務衣の方が機能性が高いと思っているエス氏ですが、麓八の作務衣についてはポケットが無いのがちと不便でしたのう。

こちらが主室。フローリングの中に畳スペースがあるという間取りですね。コタツが嬉しいですわ。

一段上がったところに布団が敷かれていました。あみだの部屋は広々としていて快適でしたね。Wi-Fiもバッチリでしたよ。部屋の鍵は1本だけでしたが、大浴場が貸切制なので問題はないのでしょう。

窓の外は駐車場でしたな。

奥は水回り。洗面台はコンパクトですが特に問題なし。

冷蔵庫の中の飲み物はサービスでしたよ。アルコールは入っていなかったのでルームサービスについて質問したらドリンクのメニューを持ってきてくれましたよ。お酒のメニューは大充実というわけではありませんでしたが、なかなかリーズナブルでしたね。ワイン中心でしたぞ。

トイレは清潔感がありましたな。

地味に良かったのが照明のスイッチが分かりやすいことですかね。古い旅館だとスイッチがどこにあるかわからなくて部屋中探し回る、というのは珍しくありませんからね。

荷解きが済んだら温泉へ。脱衣所はそれほど広くはありませんでしたね。浴室もそれほど広くはありませんが、貸切が前提と考えると十分と言えるでしょう。湯は無色透明で、身体はポカポカに温まりましたね。露天風呂はなく内湯だけなのですが、扉を開け放てば半露天風呂になるということでしょう。寒そうなので開けませんでしたけど。余談ですがシャワーヘッドが良いのでシャワーが気持ち良かったです。

風呂上がりにはお酒を注文してチビチビ楽しみましたよ。酒ミュージアムで買った酒もあるのですが、なるべくルームサービスを利用する派のエス氏です。気に入ったのはグラスですね。なかなか洒落ています。麓八はグラスや器にこだわりがあるのでしょう、夕食時にもそれらも楽しめましたよ。

18:30になり、掘り炬燵のお部屋で夕食開始です。掘り炬燵の中は床暖房になっていて暖かかったですな。麓八の食事は和と仏が融合したジャポネフレンチということで期待しておりましたぞ。

まずは飲み物を注文。悩んだ時はシャブリにするのがエス氏の基本方針です。

アミューズからスタート。アミューズって前菜のことかと思っていましたが、その前に出てくるものだったんですねえ。中央はうずらのたまごのスモークピンチョスで、器の中の白いものは煙です。線香花火のような香りがしましたね。こりゃうまい。他はエスカルゴの香草バター焼きや信州サーモンの生春巻きなど。どれも美味しくいただきましたよ。

こちらはカリフラワーのポタージュ。エス氏の写真が下手なのですが、器がかっこいいのですよ。スープはカリフラワーと言われないとわからないほどカリフラワー感がありませんでしたが、カリフラワーってこんなに美味かったかしらと見直すくらい美味しかったです。

さて前菜となるのがこちらのうにく。ステーキの上にウニが乗っています。これはヤバイですね。ステーキとウニってそれぞれ最強クラスじゃないですか。それが合わさっているというのはドラゴンボールでいえば悟空とベジータが合体してベジットになったようなもので、つまり最強ということです。

ここで登場するのが公式サイトで予約した際の特典その2の生ハム。うれしすぎる…。

魚料理は鮑のポワレとその下にオマール海老のリゾット。これがまたメチャクチャ美味いんですわ。特にオマール海老のリゾットの凝縮された旨みにやられましたわ。

お口直しは山梨県産の桃のソルベ。濃厚な美味さでしたな。

肉料理はシャトーブリアンのステーキ。う、美味〜。少し酸味のあるソースも良かったですね。

何やらかっこいいカラーの急須が出てきましたよ。南部鉄器ということですが、ちょっとびっくりするくらい重かったです。わたくしハシより重いものは苦手でして。中身はだし汁です。

これをだし茶漬けにしていただくというのですからテンション上がるじゃないですか。ご飯の量を選べたので少なめにしてもらったのですが後悔しました。お腹いっぱいでもたらふく食べたかったです。

デザートのクレープシュゼットはオーナー実演付き。目の前で作ってくれます。

これが実に面白いエンターテイメントでして、出来上がりも美味しくてホント大満足でしたわ。夕食はケチのつけようもなく素晴らしかったですね。

朝食は一番早い7:30にしてもらいました。ご飯がすすむおかずが並びますね。

ご飯がまた美味いんですわ。まぐろの山かけもエス氏の好物でして。

旅館の朝食では豆腐を温めて食べるところが多いのですがね。麓八ではガッツリ豆乳しゃぶしゃぶです。美味いものを食べさせる気満々という感じでしたわ。牛肉と豚肉どちらも美味しく、こりゃご飯をおかわりしないわけには行きませんでしたぞ。

デザートまで美味しくいただきました。麓八は夕食も朝食も実に素晴らしいですな。

朝食後は布団に入って二度寝し、さらに温泉に入ってからのんびりチェックアウト。公式サイトからの予約特典その1で通常10:00のチェックアウトが11:00のレイトチェックアウトになっているんですよね。さらに最後の特典その3としてリンゴジュースももらえましたよ。公式サイトからの予約最高!下にある楽天トラベルのリンクは無視してくださいね。

麓八はスノーボードトリップの宿としては便利な立地にあります。3部屋だけの小宿ならではのプライベート感のある居心地の良さで、オーナーご夫妻のおもてなしの気持ちが伝わってきますよ。ジャポネフレンチの食事は抜群に美味く、お部屋も快適に過ごせました。温泉はまあ普通ですかね。内容を考えると宿泊料はかなり割安感があります。蓼科エリアではあちこち泊まりましたが、ついに「これだ」という宿が見つかったように思いますぞ。この記事を書いている時点でエス氏が次の予約を入れているくらいでして、マジでおすすめの宿です。

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2 件のコメント

    • イトチンさん、いつもありがとうございます(^^)
      予約素早いですね〜。
      真・エス氏ツアーでご一緒できれば良かったのですが。

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