23/24シーズン滑走日記5日目 Asahi自然観スノーパーク【初213】【年末年始山形トリップ後編】

みなさんこんにちは。エス氏です。2023/12/30〜2024/1/2は3泊4日で年末年始スノーボードトリップを楽しんできましたよ。トリップ2日目は大晦日。黒伏高原スノーパーク・ジャングルジャングルは全面滑走可ということでしたが実際は酷いコンディションでしたな。まあ年越しそばを食べさせてくれたのでよしとしましょう。ほほえみの空湯舟 つるやは実に居心地の良いお部屋で、露天風呂も付いていて最高でしたぞ。紅白を見ながら楽しく過ごしましたわ。

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さてトリップ3日目は2024年の元旦。部屋の外を見ると雨模様だったので、のんびりしてから出発しましたよ。向かった先はAsahi自然観スノーパーク。1日目も2日目も滑るゲレンデの予定が変更となりましたが、この日だけは計画通りでしたな。ちなみにキャッチコピーらしき「スキーとスノーボードのパワースポット」というのはなんのことだか意味不明ですのう。

Asahi自然観スノーパーク

宿からゲレンデまでは約1時間の距離。お正月から雨の中をスキー場に向かうというのは盛り上がりに欠けましたのう。一応予報では現地は雪のはず。でも雨だったらどうしますかねえ。全然滑りたくはないですが、初めてのゲレンデですし久しぶりに傘でもさして滑ろうかしら。

などと心配していましたが、ゲレンデ近くになると雨は雪に変わって一安心。駐車場についたのは10:40頃でした。このスキー場、駐車場はP1からP4まであり、どこの駐車場に車を駐めるかでその後の未来が大きく変わります。エス氏が駐めたのはホテル自然観の手前にあるP2でしたが、ここは初級コースを滑る人向けの駐車場なので、滑れる人はホテルの奥にあるP3かP4に車を駐めるのがよいでしょう。

駐車場で準備を整え、初級のユーユーゲレンデの方へ。チケット売り場でリフト3時間券を購入。1日券の他に半日券は時間券があると嬉しいと考えるエス氏としては3時間券、5時間券の設定があるのは良いと思いますな。また連絡コースについてチケット売り場の女性スタッフに質問したところ、丁寧に教えてくれて好印象でしたぞ。それにしてもチケット売り場のあるロッジしらくらという施設はなかなかキレイでしたのう。また新しいのかしら。

ユーユーコースで滑り出したのは11:00頃でした。まあお正月ですしね。斜度は緩やかでしたが雪が少なく圧雪できないのか、コースはガタガタでしたのう。初級レベルのスノーボーダーも結構いましたが、ここで新年初滑りというのはいささかハードルが高いのでは、というコンディションでしたな。ユーユーペアリフトを回していると、このゲレンデのマスコットキャラ的な感じのウサギに遭遇。飴をもらい一緒に写真を撮ってもらいましたぞ。

初級コースにも飽きたので、奥のゲレンデに移動することに。チケット売り場の女性スタッフにヒアリングした連絡コースで移動です。このスキー場はホテル自然観を挟んで(ゲレンデマップ的に)左側にある初級のユーユーゲレンデと、右側にあるそれ以外の広いコースとに大まかに別れております。滑れる人からするとホテルの右側にあるコースの方が楽しめると思いますな。

この連絡コースは平坦な上にまあまあな距離があって移動がクソ面倒でしたのう。

長い旅の果てにファンタジーペアリフトの乗り場に辿り着きましたよ。

ファンタジーペアリフトからみたコース。左側はハーフパイプの成れの果てでしょうか。右側は雪がなく(ジャングルジャングルほどではないにしても)酷いコンディションに見えましたな。

雪が少ないからだと理解はしておりますが、ファンタジーペアリフトの降り場は初級スノーボーダーにとっては難易度が高すぎると思います。

ハーフパイプの残骸コースはガッタガタでもう2度と滑りたくなかったですな。

奥にあるハートピアペアリフトにも乗ってみましたよ。こちらは上級コースの雰囲気。雪は少なそうでしたけどね。それにしてもユーユーゲレンデと比べるとこちら側はずいぶん空いてますのう。

中上級のハートピアゲレンデを一本滑りましたが、コースが荒れていてあまり楽しくありませんでしたな。新雪が積もっていれば楽しそうではありますが。

ハートピアペアリフトからエアートップペアリフトに乗り継ぎました。エアートップゲレンデは相当手強そうだったので迂回コースを滑ることに。エアーサイドゲレンデを滑ると先ほどの「初級者殺し」のファンタジーペアリフトの降り場に出ますぞ。

ファンタジーゲレンデは地形が面白そうに見えたのですが、結局滑りませんでしたね。

ファンタジーペアリフトの降り場から少し下がったところにあるレストハウス大空で休憩することに。大空といわれて思い浮かべるのはボールは友達という人ですね。

こちらは温玉焼きそば980円。ランチにケチをつけがちなエス氏ですが、これはなかなか良いですね。

ちなみにエス氏のヘルメットカバーが今年の干支である龍ということで、ゲレンデのスタッフの方たちには何度か「それいいですね」と声をかけていただきましたよ。龍=ドラゴンというよりは怪獣なんじゃないかと思っておりますが。

ランチ休憩の後はユーユーゲレンデ側に戻る連絡コースを滑ったのですが、ハッキリ言って最悪でしたね。今シーズンの低クオリティ・オブ・ザ・イヤーはもうこれが受賞で良いのではというレベル。

初見のエス氏からするとどちらへ行けばいいのか迷う分かれ道があるのですが、案内がないんですよね。間違った方へ進んでしまったのですが、コース脇に「連絡コースはこっちじゃないよ」という案内板があったりはします。いやいや、ハズレじゃなくて「連絡コースはこっちだよ」という正解の案内を出しておけっての。

間違えようがないどうでもいいところには案内があるんですけどね。おかげさまで2回も板を外して歩いて引き返す羽目になりました。初めて滑る人に不親切すぎて驚きますわ。もはや嫌がらせなんじゃないかしら。

わかりにくい上にクソ長い連絡コースの果てにようやくホテル自然観に辿り着きました。ちょうどゴール地点にスキーヤーの男性とその子供達がいたのですが、男性が子供達に「このスキー場はコースの連絡が悪くて有名だからねえ」と話しているのが聞こえました。悪いどころか最悪。親切に案内板を設置するのがそんなに嫌なのかしら。お正月から「こんなクソゲレンデ2度とくるか」と吐き捨てたエス氏ですが、まあスキー場のスタッフの方たちは感じが良かったので、クソゲレンデじゃなくなるとっておきの方法を伝授しましょう。とても簡単で、分かれ道で進むべきコースをわかりやすく示すだけです。

さてこの日の宿は米沢市の小野川温泉にある亀屋万年閣です。移動時間は1時間以上。途中で道の駅に寄ってお買い物をしたり。

亀屋万年閣

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亀屋万年閣で温泉に入り、ゆるりとビールを飲んでいたところで地震が起きました。元日から大きな震災が発生して驚きましたな。地震があったからというわけではありませんが、トリップ最終日の2024/1/2は滑らずに帰ることにしました。初日に天元台が滑れずにプラン変更をした際に、最終日は滑らないことに決めたんですよね。元々年末年始の渋滞予想では1/2がかなり混むという話でして。渋滞を避けて帰るためにもう一泊するか、という選択肢もあったのですが、1/2は滑らずに朝イチで帰ることにしました。これなら渋滞を避けられると思ったのですが、昼過ぎに帰宅してから調べたところ、東北道に渋滞は特になかったようでして。慌てて帰ることもなかったのかもしれませんが、いずれにせよコンディションもよくなかったので、滑らずにサクッと帰って自宅でのんびりする方が良かったと思いますわ。

てなわけで、エス氏的にはかなり短い年末年始トリップが終了。暖冬でゲレンデコンディションはイマイチでしたが、酒の大量買いをしたり米沢牛をたらふく食べたりと、なんだかんだ楽しめましたな。肉はしばらく見たくない、というほど食べたので、次のトリップではお蕎麦でも食べようかと思い、1月の三連休は戸隠へ滑りに行ってきましたよ。エス氏にしては珍しいプランで、それでいて実にエス氏っぽいトリップになりましたな。次回もお楽しみに。

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2024年2月1日

4 件のコメント

  • 記事アップありがとうございます。

    ハーフパイプの残骸、こちらにもあったりします・・・
    やはりスキー場としては維持するのにコストがかかり、スキーヤースノーボーダーとしてはスキルが求められるため、廃止もやむなしなのでしょうか・・・
    ただ、残骸も悪いものではなく、いい意味でちゃんとしたパイプのルールやマナーを気にせずに入れるので、両端で壁遊びの練習をしている人がいたり、ボトムをカービングショートターンで決めたりする人がいて楽しい雰囲気でした。
    (岐阜の白鳥高原というところです。)

    スキー場の連絡悪いのも萎えますよね・・・
    やはりスノーボードが流行りだす前にできたスキー場が大半なので、「リフトがないならスキーで歩いていけばいいじゃない」という考えで設計されているとしか思えないところがかなりあります。
    (その割にはスキーヤーも大変そうですが)

    • ハーフパイプの残骸ありますよね〜。
      かつてはフリースタイルの主流でしたが、いつの間にか一部の競技者しかやらなくなったような。
      蔵王なんかもスノーボーダー的にはかなり連絡が悪いイメージなのであまり寄り付かないんですよね。
      日本のスキー場ももう少し投資してリフトやゴンドラをより便利なものに出来ればいいとは思いますが、まあ無理ですよね…。

      • 蔵王、樹氷がきれいだし、仙台からもアクセス良さそうなので行ってみたいと思っていたのですが、リフトの連絡が悪いのですか・・・
        最近、万座で「平成10年」と書かれたリフトを見て「新しいな」と思ってしまったのですが、そう思ってしまうくらい日本のリフトはみんな古いですよね・・・

        • 蔵王は長い距離のスケーティングが必要だったりコース間の移動が面倒だった記憶がありますね。
          海外と比較しても仕方ないのですが、ヨーロッパのゲレンデはゴンドラもリフトも新しくて驚くほど立派なんですよねー。

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