宿泊日記【武井旅館】2室だけの大人の隠れ家的なプライベート感のある激推し宿です

みなさんこんにちは。エス氏です。今回は長野県の戸隠にある宿、旧福寿院 武井旅館をご紹介しますよ。ここは本当に良い宿でして、お部屋も食事も大満足。何より女将さんの人柄が素晴らしい。2室のみの小規模な宿ですが、大人の隠れ家感がヤバいです。リピート確定のマジでおすすめの宿ですぞ。

予約に際してのプランは特になく、1階か2階のお部屋を選ぶくらいでしょうか。貸切プランもあるようですが。1泊2食付きとなり、料金は料金は2名1室利用で1人27,500円(税込)でした。お部屋は2階の「東雲」。ちなみに実際には割引だったりポイントを使って予約していたりもしますぞ。エス氏にしては珍しく2泊していますが、通常は1泊のみということなので、1泊分の内容をご紹介します。

武井旅館

武井旅館は戸隠スキー場へ登って行く坂の途中にあり、ゲレンデまで車で10分の距離です。いいづなリゾートスキー場までは約20分、黒姫高原までは約35分とスキー場へのアクセスが良い立地といえますね。戸隠の観光にも便利ですよ。

通りから敷地に入ったところが駐車場です。立派な門がありますね。

夜になると提灯にあかりが灯って門の雰囲気が格段によくなりますぞ。

武井旅館は戸隠に多い宿坊のひとつですね。茅葺き屋根の主屋は江戸時代の建物のようです。

ちなみに客室があるのは隣接した別棟です。1階の「暁」、2階の「東雲」の2室のみという贅沢な宿ですな。

荷物を運んで玄関から建物に入ると、思ったよりも綺麗で広々としていましたな。館内ではスリッパを履きます。

女将さんが出てきてくれ、ロビーでチェックインの手続きを済ませました。チェックインは15:00から、チェックアウトは10:00までとなります。夕食は18:30開始、朝食は8:00開始ですが7:30に早めることもできるということでした。朝イチから滑りたい方は7:30にしてもらうと戸隠スキー場の営業開始に間に合うと思いますよ。

女将さんがお茶と梅の焼酎漬け的なものを出してくれましたが、これがまた激ウマでしたな。こちらの女将さんメチャクチャ感じがいいんですよね。予約に際して電話でもやり取りさせてもらったのですが、超親切。おもてなしすごいですわ。

早速お部屋に案内してもらいました。廊下にはお風呂があり、暁と東雲それぞれの専用風呂となっております。いつでも好きな時に入れる専用風呂とはまた贅沢な。

隣の棟に移動し、階段を登ると東雲です。この階段ちと狭いんですよね。

入口部分は広々としておりましたな。スリッパを脱いで室内へ。

入口の脇はオープンクローゼットになっていました。

部屋に入るとリビングというか広大な広縁といいますか、なんといえばいいのかよくわからない畳スペースがありました。ここは大きな窓から庭園を眺めることができ、なかなか快適だったので、基本的にはここに座って酒を飲んでおりましたぞ。脇には冷蔵庫もありましたよ。

奥へ進むと洗面台。広々としていて良かったですね。椅子にはハンドルがついていて持ち運びしやすいようになっているのが面白かったですな。

洗面の隣がお手洗い。清潔感があっていいですね。

広縁的スペースの隣は和室。空調は快適、Wi-Fiばっちり。こちらの和室も居心地良かったんですよね。

和室の隣に一段高くなったベッドルームがあります。2人以上で利用する場合は布団を敷くのでしょう。広縁的スペースのソファは2つしかないので、利用するなら2人までの方が快適かもしれませんけど。客室についてはモダンで快適、実に居心地が良くて文句なしですな。

荷解きを済ませたら専用風呂へ。宿の看板には「戸隠光明石温泉」とあるのですが、天然温泉ではなく光明石という鉱石を利用した人工温泉ということですね。お風呂は専用風呂と考えれば十分過ぎるほど広々で快適。人工温泉の湯も悪くありませんでしたぞ。

脱衣所にはタオル掛けもあるので、いちいち部屋にタオルを持ち帰る必要もありません。専用風呂最高。

風呂上がりにはお庭を眺めながらビールを飲みました。ルームサービスのメニューはありませんが、内線で注文すると運んでくれましたよ。おつまみにお新香の盛り合わせを頼んでみると、これも用意してくれてうれしかったですな。

18:30になったので築280年の主屋へ。ここが食事会場となりますよ。

広間はスクリーンで仕切られているだけですが、2組しかいないのでほぼ半個室のような感じでしたね。以下お料理の写真です。

テーブルには食前酒、先付、お造りなどが並んでおりました。食前酒は戸隠神社の御神酒だそうです。ありがたや〜。ちなみに締めはお蕎麦とご飯を選ぶことができたので、迷わずお蕎麦にしました。

日本酒の飲み比べセットを注文。やはり戸隠は美味いですね。






信州プレミアム牛はわさびをつけて食べましたが実に美味かったですのう。

お酒は積善という長野の日本酒を初めて飲んでみましたが、花酵母を使って醸しているお酒だそうで、なかなか良かったですよ。


お待ちかねの戸隠蕎麦。打ちたて茹でたての手打ち蕎麦ということでとても美味しかったです。

お料理の感想をメモるのをすっかり忘れていたのですが、「夕食どれもめちゃ美味い」とだけコメントが残っていました。かなり満足度が高かったことは覚えております。

続いて朝食。ご飯とお味噌汁の間にあるのはそば粥ですね。これがうまいんですわ。

焼鮭、卵焼き、サラダに漬物という定番メニューでちょうどいいボリューム。ご飯をおかわりして食べてしまいましたな。いい朝食でしたぞ。

食後はロビーにあるポットでコーヒーを飲みましたよ。

武井旅館の居心地の良さはなんなんでしょうね。宿坊ということで特段高級感があるわけではありませんが、歴史のある主屋やお庭の静けさと客室のモダンで快適な空間はよくマッチしていたと思いますし、2室だけでお風呂も専用風呂というところもプライベート感があり、リラックスしてすごせる要因ですかね。戸隠蕎麦をはじめ地元の食材を使った料理はどれも美味しく、味にうるさいエス氏も文句なし。そしてやっぱり女将さんの人柄の良さが最高すぎましたかね。こりゃ良い宿ですよ。内容を考えると3万円台でも全然納得できますがまさかの27,500円。しかも1階はもう少しリーズナブル。こんなのリピートするに決まってますね。自信を持っておすすめできる宿ですぞ。

23/24シーズン滑走日記6~8日目 戸隠スキー場【戸隠満喫トリップ】

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