みなさんこんにちは。エス氏です。2023/12/30〜2024/1/2は3泊4日で年末年始スノーボードトリップを楽しんできましたよ。1年前の22/23シーズンの年末年始はスイス、その前の21/22シーズンは東北トリップ2で8泊9日という旅でしたので、今回は割とこじんまりとしたトリップでしたな。
23/24シーズンは年末年始の休みが短く、貧乏サラリーマンエス氏の休みは5日間しかなかったんですよね。すると長期のトリップはできないので、さてどこへ行こうか。前回の東北トリップ2では東北地方のうち北側にある青森、秋田、岩手をなるべく滑りたいというプランだったので、今回は首都圏からは比較的アクセスしやすい南東北を滑ろうかと。福島は日帰りで行けますし、宮城は別のトリップを考えていたので、今回は山形に絞って滑ることにしたわけです。
旅のプランを考えるのは実に楽しいですね。山形といえば蔵王…なんてのは特に興味はありませんで。ゲレンデ的に面白くない印象なんですよ。やはり山形といえば銀山温泉へ行ってみたい。そう思って年末年始の宿探しをしたのですが、かなり早い段階で銀山温泉の宿はまるで予約が取れなくなっていました。なんてこった。
気を取り直して調べてみると、山形にはあちこち魅力的な宿がありますのう。良さげな宿とスキー場の位置を調べて旅のプランを練るのはエス氏のスノーボードトリップの楽しみの大きな部分を占めている気がしますねえ。そんなわけで3ヶ所の宿を予約し、滑りに行くスキー場は初日から順番に天元台、湯殿山、Asahi自然観、米沢というどれも初めて滑るゲレンデを選んだのですが、この記事のタイトルからしてお察しの通り、プランはかなり大きく変更することになりました。予想以上に暖冬で雪がなかったというのが一番の原因ですかね。
2023/12/30の早朝に自宅を出発し、目指すは山形県米沢市にある天元台高原スキー場です。米沢は山形県の南側にあり、首都圏から車でアクセスする場合には山形県の入口に位置しております。つまりトリップ初日に滑りに行きやすいエリアというわけですな。米沢スキー場は最終日に滑ってそのまま帰宅する、というのが当初のプランで、天元台に到着するまではそのつもりでした。
東北道を北上し、いつもは上河内SAで休憩するのですが、もう少し足を伸ばして那須高原SAで休憩しました。朝食にねぎそば800円を食べたのですが、不味くてびっくりしました。こんなことあります？たまたま？ねぎを刻んで味付けしたものがこんな不味くなることあります？23/24シーズンの低クオリティ・オブ・ザ・イヤーにノミネートですね。
この日はいいお天気でしたな。のんびりドライブしながら山形県を目指しましたよ。米沢に入り、高速道路を降りて天元台高原の駐車場を目指して坂を登ります。一般道に雪が無く走りやすいのはいいのですが、ゲレンデに雪が無いのは困りもの。この年末年始は気温が上がる予報でしたしね。ただ天元台は暖冬の中でもかなり積雪量が多かったので期待していたのですよ。
9:40頃天元台の駐車場に到着…というところで不穏な気配。前の車が駐車場の係員に止められています。はて何かしらと思ったら、なんと駐車場が満車で入れないと。前売り券などを持っているなら優先してもらえそうな気配もありましたが、そんなものは当然ありません。けっこう長くスノーボードをやっており、国内外で200ヶ所以上のスキー場へ行っているエス氏ですが、駐車場が混んでいて空きを探すのが大変だったとか、面倒だから他所のゲレンデに移動したということはありましたけど、選択の余地なく追い返されるという経験は初めてかも。調べると天元台は駐車場が少ないんですね。他のスキー場に比べて積雪が豊富な天元台に人が集まったということでしょうか。
そんなわけでプランの修正を強いられ、最終日に滑るはずだった米沢スキー場に移動してきましたよ。天元台の影響でトリップの最終日までのプランが大きく変更になっているのですが、それはおいおい書くことにしましょう。
米沢スキー場の駐車場にもけっこう車が駐まっていましたが、満車までにはまだまだ余裕がありましたな。とりあえず滑れそうで一安心。温泉旅館大好きおじさんのエス氏ですが、一応スノーボードを楽しもうという気持ちはあるのですよ。
駐車場で準備をしてゲレンデへ。この日は天気も良くて暖かく、ジャケットは不要というくらいでした。東北トリップ2の際は大雪に注意という年末年始だったので対照的ですわ。それでもコースには少ないなりに雪があってまあどうにか滑れそうですな。この時はそう思っておりましたが、これが今回のトリップで最高のコンディションだったと後日知ることになります。
さて、チケット売り場はどこでしょう。駐車場からは正面に見える第1ロッヂがセンターハウス的な雰囲気だったのですが、近づいてもチケット売り場という案内がどこにもありません。これまでにも度々言及しておりますが、エス氏はチケット売り場を探すのが嫌いでして。「チケット売り場はこっちです」という案内をなぜ出さないのか。おのれ米沢スキー場め。ローカルゲレンデだから勝手知ったる地元の人が多いのでしょうが、初めて来る人に不親切でいいということはないでしょうに。
リフト3時間券を買い、第1ロマンスリフトに乗りました。雪不足だとリフト降り場のスロープが急になってスノーボーダー的には難易度が上がるのですが、まさか自分が転けるとは夢にも思いませんでした。おのれ米沢スキー場め。
初級の中の平ゲレンデでまずが足ならし。初級といいつつエス氏にはちょうどいいくらいの斜面でしたな。やはり雪不足で圧雪ができないのでしょうか、コースは少々ガタついておりましたな。この時はそう思っておりましたが、これが今回のトリップで最高の…（以下略）。
第1ロマンスリフトの降り場で転けたのを根に持ち、第2ロマンスリフトを回していました。リフト乗り場前の注意書きに「横のりをしないで下さい。」という記載があるのですが、これはどういうことなのでしょうか。看板の様子からしてかなり古そうで、スキーヤーを想定した注意書きに見えるのですが。リフトの上で横向きに乗るなということ？スキーヤーってそんな乗り方します？わかる方がいたら教えてください。
第1ロッヂでランチ休憩。醤油ラーメン800円はまあ普通という感じ。600円なら納得感があるというところでしょうか。1階は満席だったので2階に上がったのですが、常軌を逸する暑さでした。元々気温が高く日差しも強いというのにガンガンに暖房を使っているので、休憩所の中は灼熱地獄となっていました。耐えきれず暖房を止めましたが、他の人たちも窓を開けて外気を入れるなどの対策をとっていましたね。おのれ米沢スキー場め。儲かってなさそうなのに無駄なコストを使うなっての。暖房費を削減してチケット売り場はこっちですって看板を作れ。それならラーメン800円でもOKです。
午後ももう一滑り、というところでブログ読者の34歳ボーダーさんに声をかけていただきました。初めてお会いしたのは15/16シーズンの東北トリップの際なんですよね。それ以降思いもよらないところでお声がけいただいて驚いておりましたが、今回もまさかここで！？とびっくりしました。まあ驚いたのはお互い様だったようですが。そして久しぶりにエス氏ポーズをしたのが今回のアイキャッチ画像というわけですが、正直軸足がプルプルしてました。この8年でエス氏も劣化したようですな。34歳ボーダーさんは大きな息子さんと一緒でいい感じのパパさんという印象。しかもエス氏がおすすめした道具を使ってくれているということで恐縮してしまいましたわ。さっきリフトで転けたところ見られてないでしょうね。いや〜エス氏ブログを読み続けていただいて本当に嬉しいですわ。今後ともよろしくお願いいたします。
第2ロマンスリフトを降りて奥に進むと中級の栃平コースとスラロームコースがあります。空いていたので第5ロマンスリフトを何本か回しましたよ。リフトはなかなかの高さだったのですが、セーフティバーがなくけっこう怖かったです。おのれ米沢スキー場め。
第5ロマンスリフトから34歳ボーダーさんたちが滑っているのが見えました。AMICSSのDNA Tiに乗っていましたが、乗りこなしてましたね〜。この日の栃平コースは荒れた斜面が日陰で固まっていて手強い斜面だったのですが、上手いことカービングで攻めてましたのう。息子さんもいい滑りしてましたわ。ちなみにエス氏はあわあわしながらゆっくり降りてくるのが関の山。転ばないだけ上出来という自己評価ですよ。
中の平ゲレンデの方に戻る連絡コースはわかりやすく案内がありました。まあ迷うほどのレイアウトでもないのですが、このような案内の重要性をこのトリップの後半に実感することになるのですよ。
最後も第2ロマンスリフトを回してからサクッと上がることに。この日の宿までは車で約30分の距離。チェックインの時間は15:00ですが、思うところがあり早めに宿に到着するように移動しましたよ。
この日の宿は山形県南陽市の赤湯温泉にある上杉の御湯 御殿守。ここの温泉は良かったですね〜。別記事で詳しくご紹介しますよ。宿に着いて車を駐めてからチェックインの前に立ち寄ったのが結城酒店です。オフシーズンに買い物をして以来すっかり気に入ってしまったのがこの酒屋さんでして。宿の人には荷物を運んでもらいつつ買い物をしてくると断りを入れて結城酒店へ。
宿からも歩いてすぐの距離。以前訪問した際は車の運転がありましたが、今回は徒歩なので遠慮なく試飲させてもらいました。ガッツリ飲みましたね。お土産を含めワイン、日本酒、クラフトビール、ジュースなど25本くらい購入したでしょうか。普段は車で持ち帰るのですが、この時ばかりは自宅に郵送してもらいましたね。いや〜良い買い物ができました。余談ですが自宅に届いた酒を見て、「あれ、このワインなんで2本あるんだろう？」と思ってとりあえず開けて飲んだのがイエローマジックワイナリーのTEF no Boogie Woogie（テフ ノ ブギウギ）というワインだったのですが、そういえばボード仲間のイトチンさんへのお土産に買ったということを思い出したのは半分くらい飲んでからでした。いや〜申し訳ないですね。もう1本自宅用にあるのですが、美味かったのでこれもやはりエス氏が飲みたいと思います。
宿にチェックインし、温泉で汗を流してから結城酒店オリジナルの日本酒、結城弥右衛門を飲みましたよ。山形トリップ初日は天元台で滑れないというまさかの事態になりましたが、34歳ボーダーさんにもお会いできましたし、結果的には米沢スキー場で良かったですわ。お目当ての結城酒店でガッツリ買い物もできましたし、御殿守の温泉はなかなかに良い湯でしたからね。なお米沢スキー場は翌日の大晦日までは滑れたようですが、雨が降った影響でしょうね、その後年明けからクローズしてしまいましたな。雪が降ればいいのですが。
さて2023年の大晦日となるトリップ2日目は、当初の予定を変更して黒伏高原スノーパークジャングル・ジャングルで滑ってきましたよ。次回もお楽しみに。
ワインが飲みたいです
ぐぬぬ…
エス氏さんみたいなヘルメットカバーつけてる人がいるな〜なんて思ってたら本物でびっくりしましたw
そして何回張り替えても、雪や雨にさらされても劣化しない高級DQNステッカーをたくさんありがとうございました！
あのヘルメットカバーはエス氏以外にあり得ないでしょうね(^^;)
ステッカーを何年も使い続けていただきありがとうございました！
これからもよろしくお願いします(^^)