みなさんこんにちは。エス氏です。2024/1/13〜14の土日は福島県のネコマ マウンテンで滑ってきましたよ。23/24シーズン最初のエス氏ツアーですね。エス氏ツアーは近年ユーロ安曇野ベースを拠点としておりましたが、コロナ禍が終わったのでユーロの社長JMも本業のヨーロッパツアーが忙しくなった様子。安曇野ベースはしばらく休業となってしまったんですよね。ちょうどエス氏は22/23シーズンに福島トリップを満喫したこともあり、安曇野ベースが使えないのであれば、これを機に仲間たちに福島のゲレンデを案内してやろうかと思っておりました。実際には暖冬でシーズン序盤の福島の積雪はまあまあヤバかったわけですが。
エス氏ツアーは近頃それほど参加者を募集していないのですが、ありがたいことに毎回概ね10人くらいは参加者がいるわけです。今回は大人10人と子供2人。安曇野ベースであれば貸切なので気を使う必要はないのですが、宿を予約するとなるといささか面倒でしてねえ。今回は早い段階で猪苗代の中ノ沢温泉にある花見屋旅館を予約しておりました。それを解約して一からプランを練り直すのもどうかと思い、そのまま滑りに行くことに。当初は箕輪辺りで滑るつもりでしたが、比較的積雪のあるネコマ マウンテンへ行くことにしたというわけですな。
ネコマ マウンテンは星野リゾート系のゲレンデですね。かつてのアルツ磐梯と猫魔スキー場を統合してネコマ マウンテンになったということのようです。エス氏はアルツ磐梯では一度滑ったことがありますが、猫魔は滑ったことがなかったんですよね。今回のトリップでは旧アルツ磐梯も旧猫魔も滑りましたので、エス氏が滑った214ヶ所目のスキー場としてカウントさせていただきました。
「雪がないなら張り切って滑りに行くこともないな。」そう思って仲間たちには現地に9:00頃に到着する予定と伝えていたのですが、ゲレンデの公式HPを見てみると、旧アルツ磐梯のネコマ マウンテン 南エリアは雪不足でクローズしていたのがこの日再オープンするとか。ふむ、雪も降ったようですし、もしかしてパウダーコンディションかもしれませんのう。もう少し早めに行ってみましょうか。そんなわけでこっそり早めに出発することにしました。
東北道を北上し、6:00頃上河内SAで休憩することに。朝から思わずカツ丼880円など食べてしまいましたな。味付けがやや甘めに感じましたが、まあ悪くありませんね。
東北道から磐越道に入り猪苗代磐梯高原インターで高速を降りました。一般道は雪道でしたな。
8:10頃南エリアの駐車場に到着しました。有料駐車場と無料駐車場があり、無料の方に車を駐めたのですが、有料駐車場にしておけばよかったと後悔しましたね。
準備をしてゲレンデへ向かいます。シャトルバスも出ていたのですが、とりあえず歩いてみました。
思ったよりも歩きますね。
ようやく有料駐車場の入口。こんなに歩くなら1,000円くらい払えばよかったですわ。
駐車場から10分は歩いたでしょうか。やっとセンターハウスに辿り着くことができました。明日は絶対に有料駐車場にしようと心に決めましたね。
リフト券は事前にWebで購入しておりました。その方が少し安いんですよね。購入時に出てくるQRコードをこちらの端末に読み込ませるとリフト券が発券されます。
ちなみにQRコードを読ませるのはパネルの下の部分です。最初は気が付かずにパネルの方にスマホをかざしてしまいましたわ。
仲間たちはまだだったので、とりあえずサクッと滑ろうとアルツエクスプレスを見ると、なんとものすごい行列。リフトが動くのが8:30からだったのですが、どうもみなさん朝イチからのパウダー狙いのようで。エス氏もそのつもりでしたが、どうも出遅れてしまいましたな。
アルツエクスプレスはかなり長いリフトで、もしかして遅いのかな?と思うほど乗っている時間が長く感じました。いきなり上級のホワイトバレー2コースを滑りましたが、なかなか積もっておりましたな。ちなみに写真を撮りましたが白かったので不採用。こちらの写真はブラックバレーエクスプレスに乗って滑ったブラックバレー5のものです。ここでもガッツリとパウダーを楽しむことができましたよ。
その後はブラックバレーエクスプレスをしばらく回していましたね。写真はブラックバレー2の入口ですが、ロープで規制されていました。リフト数本の間にパウダーは概ね食い尽くされ、その後はスキーヤーもスノーボーダーもロープを潜って滑る人が続出しておりましたのう。ブラックバレー2の他、ホワイトバレーチェアのリフト下などを滑る人が大勢いてかなりの無法地帯という感じでした。エス氏が見たところ、ロープを潜るアホにはスキーヤーよりもスノーボーダーの方が断然多く思えましたな。
しばらくすると視界もクリアになって来ました。3本のコースは左からブラックバレー1、2、4コースですね。パウダーを満喫した後は仲間たちと合流して滑りましたよ。初級者の男性もいたので少し滑り方を教えたり達人たちとは久しぶりに一緒に滑りましたがやはり上手かったですねえ。
センターハウスに戻りレストラン磐梯食堂でランチ休憩。広々としていて良いですね。ワープ要員玄米は男の子と女の子の2人の子供を連れてきておりました。男の子は昨シーズンもエス氏ツアーに参加してくれましたが、女の子は今回初参加。スクールに入ってスキーを習っていたようです。男の子はお小遣いのために滑るプロスキーヤーですが、午前中ですっかり飽きてしまった様子。「午後も滑るならいいものをあげるよ」とモノで釣ろうとすると、「何をくれるの?」ともっともな質問。とても美味しいジュースだと答えると、それなら滑ると言ってくれました。ちゃっかりしているようで、ジュースで釣れるあたりが可愛いものですな。
豚キムチラーメン1,100円。豚キムチ好きのエス氏は豚キムチがメニューにあるととりあえず注文するのですが、ゲレンデで美味しい豚キムチを食べたことはまだありません。今回もイマイチでしたね。ラーメンとしては特に悪くないのですが、豚キムチ感が全然ないんですよね。も〜美味しくないなら豚キムチって名前にするのやめてくれよ〜。
さて、仲間たちよりひと足先にゲレンデを後にしたエス氏。この日の宿に直行…というわけではなく、合流してくるイトチンさんを郡山駅まで迎えに行ったんですよね。ゲレンデから郡山駅までは50km以上の距離。それを迎えに行くなんてエス氏は親切だなあとでも思いましたか?そんなわけはありません。エス氏のお目当ては郡山にある泉屋酒店です。ここは良い品揃えでしたね〜。SAKETIMEのランキングで上位のお酒が福島県以外にもあれこれ置いていましたよ。ワインも小布施ワイナリーやイエローマジックワイナリーなども扱っていてテンション上がりましたわ。合流した途端酒屋に連れてこられたイトチンさんもダンボールが必要なほど買い込んでいましたね。満足したところでこの日の宿、中ノ沢温泉にある花見屋旅館へ移動です。
旅館の近くにあるミニショップさかえでこの日飲むお酒を購入。泉屋酒店でどっさり酒を買ってきたばかりではありますが、これは自宅でじっくり飲む用です。宴会で高い酒など開けようものならうわばみのコリンに飲まれてしまいますからね。スイストリップの仲間でもあるコリンはとにかく酒を飲むので、良い酒など勿体ない、とりあえず安酒飲ませて酔わせようということなのです。
花見屋旅館は先日エス氏が泊まった万葉亭のすぐ近くの宿。中ノ沢温泉の湯は実に素晴らしく、花見屋の温泉も文句なしでしたね。面白かったのは食事会場。どこぞの会社の宴会みたいではありませんか。宿の様子は別記事で詳しくご紹介しますよ。
さて部屋に戻ってからも宴会は続きます。こちらが約束の美味しいジュース、「トー度 二〇」です。年末年始トリップで酒の大量買いをした結城酒店のオリジナルのぶどうジュースで、最低糖度20度のぶどうのみで作るというなかなかプレミアムなジュースなのですよ。お値段は1本2,160円もします。さてエス氏が自信を持って出してきたこのジュース、お子様の舌に合うのでしょうか。全然美味しくないとか言われたらどうしようかと思いましたが、幸いにもかなり気に入ってくれた様子。約束を果たせてホッとしましたぞ。
さてトリップ2日目。前日と同じく南エリアに車を駐め(今度は有料駐車場)、旧猫魔エリアへ行くことに。南エリアと北エリアを繋ぐニャルツチェアリフトに乗りましたよ。けっこう長いリフトでしたな。
北エリアにきた途端上級のエキサイト1とかいう壁みたいなコースをおっかなびっくり降りる羽目に。雪不足のためかエキサイト2というもう少しマシそうなコースがクローズしていたんですよね。
奥にあるデビルキャットチェアリフトへ乗ろうとしましたが、かなりの行列。どうも南エリアよりも北エリアの方が混んでいますねえ。エス氏たちより先に北エリアで滑っていた達人をこの列の先に見つけました。「お〜い!たつじ~ん!」声をかけても全然エス氏に気が付かない達人。何度か叫んだのですが、だんだん恥ずかしくなってきました。達人とかいうあだ名をつけたのは他ならぬエス氏なのですが、大声で呼ぶのは恥ずかしいものがありますね。これというのも達人がすぐに気がつかないのが悪い。とりあえず呼びかけるのを止めたエス氏ですが、そのうち達人の方もエス氏に気がつきました。「お、エス氏いた!」みたいなことを言っているのですが、こちらはすでに恥をかいた後でして、「あ、どうも〜」みたいなテンションでした。
みんなで一通り猫魔を滑り、南エリアに戻ることに。ニャルツチェアは南から北へ行く際は登りなのですが、北から南へ行く際は下になります。高いところが苦手なエス氏にはちと怖かったのですが、この日は晴れて猪苗代湖がキレイに見えたのは良かったですな。
南エリアに戻り、最後は猪苗代湖に向かって滑るという感じで気持ちが良かったですよ。
久しぶりに安曇野ベースに泊まらないエス氏ツアーとなりました。福島は想定していたより雪不足となってしまいましたが、まあ初日にパウダーが滑れたエス氏は恵まれていたと言えるでしょう。horihさんがはくさんなどは9:00にゲレンデ到着予定というエス氏の言に惑わされ、パウダーが食い尽くされた頃に登場しましたからね。2日目も南エリアから北エリアまでクルージングできて大満足。このゲレンデはかなり広いですね。滑りに来る際は有料駐車場をおすすめしますよ。宿もリーズナブルな割にけっこう良かったです。楽しいトリップになってよかったですわ。
さて翌週。当初は南会津辺りで滑るつもりで考えていたのですが、あまり雪がなさそうだったのでプラン変更。本当に23/24シーズンは変更が多いですわ。さらには週末雨予報もあったりして、どこへ滑りに行くか悩みましたのう。幸い雪予報のエリアもあり、選んだ先は長野の蓼科です。まあコンディションがどうなるかわからなかったので、どう転んでも失敗しないプランにしておきましたよ。次回もお楽しみに。
記事アップありがとうございます。
猫魔、気になっていたのでありがたいです。
今年はスキーヤー、スノーボーダーのコース外の事故が多いですが、降雪が少ない中パウダーを探して普段はいらないところまで立ち入ってしまうという背景もありそうな気がします。
私もパウダーは好きですが、スキー場には迷惑をかけないようにしたいですね。
kyamiさん
確かに例年ならエス氏も特に意識しなくても年に数回はフツーにパウダー滑れていて気がしますけど、
今シーズンはちょっと狙わないとパウダー滑れないかもという不安はありますね。
まあロープ潜るヤツがどうなろうと正直どうでもいいんですけどね(^^)
郡山の泉屋は本当におすすめの酒屋さんです。
住んでる時にはお世話になりすぎました。
また機会があれば行ってみてくださいね。
郡山駅前にクソウマな焼き鳥屋もありますよ〜
ハチさん
泉屋酒店ご存知だったんですね〜良い酒屋さんですな。
まあなかなか行かないですけどね〜郡山(^^;)