ビンディングのストラップの調整
みなさんこんにちは。エス氏です。
そろそろセッティングも大詰めですね。こんなに長くなるとは予想外でしたが。最後にまとめを書くつもりですので、全部読むのが面倒だという方は、そちらをご覧ください。実践編として、私自身のセッティング過程もご紹介する予定です。
さて、今回はストラップの調整についてご説明します。調整するのはパッドの長さと位置です。ストラップの調整は、ブーツをビンディングのベースプレートに入れた状態で行いましょう。
パッドの長さ
ブーツのサイズに合わせて、パッドのベルトの長さを調整します。パッドがブーツに当たる位置が悪いと、フィット感が悪くなり、ブーツをしっかりと固定出来ない恐れがあります。バッドがどちらかのくるぶし側に偏らないように長さを調整し、ちょうどブーツの中央に当たるようにしましょう。
足首を押さえる位置
パッドとベルトは、ビンディングのベースプレートの中で、何段階か前後に動かすことが出来ます。ビンディングは買ったままの状態では、恐らくベースプレートに対して水平に取り付けられていると思います。これを、足首の関節に合わせて斜めに調整しましょう。ブーツではなく、ブーツの中の足首を押さえるつもりでパッドの位置を合わせてください。
つま先を押さえる位置
つま先側のストラップは足の指に沿って、親指側から小指側へ斜めに押さえるように調整します。指の付け根辺りを押さえるようにしましょう。しかしながら、最近はつま先全体を包み込むような形状のパッドもありますので、その場合はご自身のビンディングに合わせて調整してください。
ストラップを適正な位置に調整すると、ブーツを固定した際のフィット感が良くなりますし、足首も動かし易くなります。強く締めても足が痛み難くなったりもするので、ぜひ試してみてください。
<<ビンディングのガスペダルとは ビンディングのアングルとハイバックについて補足>>
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