エスピー ユナイテッドビンディングの取付け(14/15 ブラザーフッド)
みなさんこんにちは。エス氏です。ドリームゲート試乗祭のパーティーで14/15シーズンモデルのSP-UNITEDのBROTHERHOODをゲットしました。今回は取付けの流れをご紹介します。ビンディングの取り付けに慣れていない方は参考にしてみて下さい。
またそれぞれの用語の意味がわからない方はこちらの記事も参考にしてみてください。
[初心者向けスノーボードのビンディング取り付けの流れ]
データ
Board:SALOMON THE VILLAIN CLASSICKS 153
Binding: SP-UNITED BROTHERHOO (size:M)
Boots:SALOMON TRIUMPH JP(size:25.5cm)
中身の確認
SPはFLOW同様ハイバックを倒してブーツを入れるリアエントリータイプのビンディングですね。試乗以外では使ったことがなかったので、取付けには少々気を使いました。
箱から中身を取り出します。ビンディングと袋が入っており、袋の中には説明書、ビス、予備のベルトなどが入っています。
左のビンディングを右から写した写真です。
こちらは左のビンディングを左から写した写真。ストラップの両側でベルトの調整ができることがわかると思います。
これはブーツをビンディングに入れた後、1.ハイバックを起こし、2.バックルを下ろす、という2アクションで固定することから、ストラップは毎回締めないので事前に微調整しておく必要があるからなのかなと。
この通りストラップは簡単に取外しができます。仕組みを確認するためにバラしてみました。
ディスクの取外し
それでは取付けを始めましょう。まずはディスクを外します。ベースプレートをめくると裏にディスクがくっついていました。
ベースプレート側のビスを外すとディスクが外せます。
今回はセンターにダックスタンスで取付けることにしました。
ストラップの仮止め
最初に取外しておいたパッドをベルトに取付けます。
ベルトには目盛りが付いていて、左右で取付け位置を合わせやすいようになっています。
フォワードリーンアジャスター
ハイバックの前傾はダイヤルを回して調節します。
前傾なしの状態です。
こちらが少し前傾させた状態です。目盛りの位置が上がっているのがわかるでしょうか。
ブーツを固定する際は、ハイバックを写真にも写っている黒いワイヤーで引っ張って固定することになります。この目盛りの調整で、ワイヤーにテンションがかかる位置を動かしているわけですな。
ハイバックのローテーション
ここらでビンディングを板に固定しました。エス氏は普段Sサイズのビンディングを使っているので、このビンディングのMサイズというのはちと大きいんですよね。ディスクは縦にセットし、つま先側に動かした位置で固定しました。このあたりは写真を撮り忘れましたねー。
その状態でアンクル側のベルトとハイバックを固定しているビスを緩めます。
ハイバックをローテーションさせ、なるべくエッジに沿うような位置で固定します。
ストラップの調整
さてストラップの調整です。この部分がSPビンディング取付けのポイントでしたね。
まずトゥストラップの位置を決めます。エス氏の場合は前述の通りビンディング自体のサイズが大きく、ディスクを使ったセンタリングのみではセンターの位置が合いませんでした。そこでトゥストラップの取付け位置を前にずらすことで、ブーツのセンターを合わせることができました。
ここは何度も微調整しましたね。最終的には一度ベルトを取外し、ねじ穴をずらして固定するとうまくいきました。
次にアンクルストラップです。まずはブーツを入れて固定するまでの一連の作業を試してみましょう。
ハイバックを起こしレバーを上げて固定します。
この状態でアンクルバックルを下ろして留めると、ブーツの固定が完了します。バックルを下ろした際にストラップがキツかったり緩かったりしないように、ちょうど良く締まる位置に微調整を繰り返しましょう。
これがバックルを下ろして留めた状態です。ちょうどいい感じになりました。
ブーツを外す際は、ハイバックのレバーを倒すと、ハイバックが倒せるようになるのと同時にアンクルバックルの留金が外れます。後はブーツを外すだけなので簡単ですね。ブーツを固定する際は2アクションでしたが、外す際は1アクションで済みます。
完成
今回はダックスタンスにしたので、左右対称のセッティングにして完成です。リアエントリーのビンディングを扱うのは初めてだったので、いささか手ごわかったですな。ストラップの位置を調整するのに苦労しましたが、ビンディングがSサイズだったらもう少し楽だったかも知れませんな。
さて、このビンディングの調子はどんなもんでしょうか。レビューは別の記事でご紹介します。
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