オフトレという趣旨は忘れている模様。
みなさんこんにちは。エス氏です。2016.8.16は岩木山に登ってきました。東北百名山一人旅の4日目ですね。岩木山は津軽岩木スカイラインという有料道路を通って八合目までアクセスできるので、百名山の中でもイージーな山ですな。スカイラインからリフトを使うことで九号目まで上がれるので、さらに登頂が楽になります。百名山攻略の旅も4日目で、エス氏も疲労が溜まってきてますからね。岩木山では楽をさせてもらい、体力を温存させようというつもりでスケジュールを組んでいました。余力があれば下から登るというプランもあったのですが、2日目の鳥海山を登っている最中、絶望のあまり岩木山は車で上がると心に誓いました。
弘前駅近くのビジネス旅館晃荘で朝食。のんびり準備をしてから出発しました。
八合目までは1:30位のドライブでした。遠くに見えるのが岩木山のようですが、雲がかかっていてチラリとしか見えませんの。
津軽岩木スカイラインの入り口です。少し走ると料金所が。料金1,800円と言われて思わず聞き返してしまいました。高っ。でもJAFカードがあれば1,600円になると係の人が親切に教えてくれました。JAFカードはホント便利ですね。スカイラインはカーブが69もあって面倒でした。
ちなみにこの日は平日だったので空いていましたが、土日祝日はけっこう混雑するそうです。
八合目の駐車場に到着しましたが、ガスっていて何も見えません。しかも風のせいでしょうか、リフトが止まっていました。リフトで楽をする気満々だったのに、アテが外れましたわ。
建物の中には売店やトイレがあります。
準備をして、9:10登山開始です。今回は水や食料は最小限。風が強くて肌寒かったので、最初からジャケットを着て登りました。
九合目までは狭い登山道が続きます。前日夜の雨でかなり濡れていましたね。
9:40開けた所にでました。ここが九合目かと。山頂方面とリフト方面に道が分かれています。柱には山頂まで25分と書かれてありますぞ。チョロいですな。
ここからは思った以上に岩場が続く本格的な登りでした。山頂はさっぱり見えません。
途中小屋がありました。山頂が全然見えないのですが、25分てことはそんなに遠くないハズですぞ。
ところが登りは続きます。前日の早池峰山並みの岩場ですの。
10:05山頂到着。25分で着きましたけど、エス氏的にはかなり急いで登りましたわ。せっかく登ったのに景色は全く見えませんでした。しかもかなりの強風でした。こりゃとっとと帰った方がいいですの。
10:15下山開始。急ぐこともないのでのんひり降りました。足元が濡れていて危なかったんですけどね。ちなみに登山道は右側通行でした。
10:45に30分かけて九合目に到着。リフトが動いてないかしら、と期待したのですがダメでした。九合目にいた家族のお兄ちゃんがリフトを見に行ってきた様で、ちょうど動いてないと報告に戻ってきたところでした。お兄ちゃんナイス。
濡れた草木と足元の岩場。あまり楽しい道ではありませんの。背後からは先ほどの家族が迫ってきました。やたらと元気のいい小中学生の兄弟。楽しそうに奇声をあげています。こんなガキどもに追いつかれてたまるか。エス氏もスピードを上げますが、奇声はどんどん迫ってきます。くっ、追いつかれる…。
11:05兄弟を振り切って八合目まで戻ってきました。登山道があと100mあったら、奴らに捕まっていたでしょう。子供は強いですの。
てなわけで、岩木山を無事にクリアできました。今回の旅は本州最北端の百名山、岩木山と八甲田山を攻略するのが重要な目標でしたからね。こんな遠くまでそう何度も来られませんわ。山頂からの眺望がなかったのがちと心残りです。晴れていればさぞいい眺めだったことでしょう。
林道でウェアがかなり濡れました。旅の間、洗濯はこまめにしていましけど。
岩木山【津軽岩木スカイライン】コースタイム 登り0:55 下り0:50
このくらいのコースだとタイムも何もありませんな。
スカイラインを下る途中、下界の景色が見えることに気がつきました。ふむ、雲がかかっているのは山の上だけの様ですね。
山を降りてからは嶽温泉で汗を流すことに。嶽ホテルで日帰り入浴させてもらいました。
他に客はなく、エス氏の貸切状態です。ひゃっほう〜。
露天風呂の出入口は駐車場から丸見えですがいいのでしょうか。この温泉は素晴らしかったですね。露天風呂の湯温はエス氏にとっては適温で、のんびり浸かることができました。湯量が豊富で、500円の割に贅沢に温泉を味わうことができたと思います。
ランチは嶽ホテルの隣のラーメン屋で。
津軽のB級グルメ豚辛丼1000円はまあまあ美味かったのですが、山を登った後のエス氏にはもう少しボリュームが欲しかったですな。
この日の宿は酸ヶ湯温泉。冬の一人旅でも入りにきた温泉旅館です。翌日は八甲田山を登る予定なので、登山口もある酸ヶ湯温泉は立地的にも温泉的にもベストな選択…のハズでした。台風はどうなるんでしょう。
八甲田山方面に向かう道路は冬も走りました。その時は雪で車線が見えずフィーリングで走りましたけど。ちなみに写真の左端に写っている本屋さんに寄りましたが、これはかなり重要でしたね。
八甲田山のロープウェイ山頂駅らしきものが見えます。冬に来た時は運転に苦労しましたが、夏は楽でいいですの。
酸ヶ湯温泉に到着です。なかなか混み合ってました。
古い建物ですの。各部屋に電気メーターが付いているのはなぜでしょう。
酒を飲んで寝るだけのエス氏には十分な広さの部屋ですわ。エアコンはありませんでした。冷房を使うことはないんですかね。
ちなみに今回の旅行中、荷物はエフジャンクで買い物した時にもらったバッグにぶち込んで運んでいます。どデカいトートバッグは便利ですわ。
着替えてさっそく温泉へ。まだ嶽温泉の硫黄の匂いが身体についていましたが、せっかくの温泉宿ですからね。3回も入ってしまいましたわ。
風呂上りには売店で買ったお酒を飲みました。
晩御飯は割と健康的な感じで美味しかったですな。ご飯をおかわりしてエネルギー補給。これ重要です。
ここまでで旅の前半が終了。翌日は八甲田山に登る予定でしたが、台風の影響はどのくらいのものか。スケジュール的に1日休みとなると…困ったことになってしまいますが、さて。
東北百名山一人旅、後半に続きます。[移動距離1187.4km]
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