菅平高原スノーキャットツアー

一度は参加してみるべきですぞ。

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 みなさんこんにちは。エス氏です。今回は菅平高原奥ダボスのスノーキャットをご紹介しますぞ。スノーキャットは雪上車のことですね。雪上車に乗って根子岳を登り、ゲレンデの外のエリアを滑ることができるというツアーになっています。エス氏は2018.3.11にスノーキャットに乗りましたが、すでに雪解けが進んでおり、残念ながら根子岳山頂付近までは登ることができませんでした。途中までではありますが、かなり楽しいツアーでしたぞ。ちなみに根子岳にはオフトレ登山編で登っていますので、そちらの記事も暇なら読んでみてください。

奥ダボススノーパーク キャットツアー概要

オフトレ 登山編 四阿山【菅平牧場登山口】 百名山31/100


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 キャットツアーの受付は奥ダボスの第1トリプルリフトを降りたところにあります。この日は天気が良く、根子岳が良く見えましたね。

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 小屋で受付をします。事前予約ができるので、この時は予約をしておきました。その前は予約せずにスノーキャットに乗れないという残念な出来事もありましたので。

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 通常は標高2,207mの根子岳山頂付近までスノーキャットで登るのですが、雪が少なくこの日は途中の避難小屋までしか登れなかったので、その分料金は1,000円と割安でした。本来は大人3,300円ですからね。キャットツアーは9:00から1:00ごとに出発する便があり、エス氏たちは10:00の便で予約しました。9:45には受付を済ませましたぞ。

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 雪上車に板を積んでもらいました。

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 スノーキャットに乗り込み、いよいよ出発です。エス氏たちは7人で参加しましたが、スノーキャットには15人くらいは乗っていたでしょうか。

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 運転はあまり難しくはなさそうでしたね。けっこうやかましいです。途中でハイクしている人たちを何人か追い越しましたな。

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 避難小屋までは10分ほどで到着しました。約1kmの距離ですね。ガイドさんにコースの説明を受け、ここで解散となりました。あとは好きに滑るだけです。

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 スカッと爽やかなお天気でしたな。振り返るとゲレンデが遠くに見えましたわ。スノーキャットで登ったルートには目印のポールが立っていて、基本的にはそのポールに沿ったコースを滑れば戻ってこられるようになっています。コースを逸れると新雪もありますが、注意も必要となりますぞ。

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 目の前の斜面をハイクし、少し奥に入ると眺めのいいところがあるというので、せっかくですから歩いてみました。

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 目印という黒い看板はかなり小さかったですな。登りのルートを外れてトラバースします。

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 ふむ、ちょっとルートを逸れただけでノートラックの斜面がありますのう。薄っすらとしか積もっていませんでしたが、それでも魅力的に見えますよね。

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 さらに奥へ歩きます。このところバックカントリーとは縁がなかったので、ちょっと歩いただけで息が上がりましたわ。

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 ようやく眺めのいいところに出ましたぞ。まあどれがどの山とかはよくわかりませんでしたが。斜面もなかなか良さげです。

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 メンバーのうち、エス氏、Gさん、horihさんの3人はもう少しハイクすることにしましたぞ。この辺りは誰も滑っていなくてノートラックでしたからね。ちょっとでも長く滑ろうという魂胆です。

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 板を履いて、いよいよ滑りますぞ。雪は薄く積もっているだけで、埋もれるほどではありませんでした。

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 林の中を滑ることになりますが、木の間隔は広く、さほど難しくはありません。

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 問題は斜度が緩くスピードが出ないことでしたが、薄くしか積もっていない分足元はしっかりしていて緩斜面でもどうにか滑ることができました。むしろ滑りやすいくらいで、ノートラックのツリーランを満喫できたと思いますぞ。

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 スノーキャットのルートに戻ってこられました。ルートをそこそこ外れたところからの緩斜面ツリーランで、途中で止まってしまったらどうしようと思いましたが、どうにかなりましたね。ここで他のメンバーと合流しました。

 ちなみにエス氏とGさんはツリーランを楽しみつつルートに戻ることを優先させて滑りましたが、horihさんは欲張って奥まで攻めたため、エス氏たちよりかなり下の方でルートに復帰していました。そういえばhorihさんだけはこのスノーキャットに乗るのが2回目でしたね…。

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 さて、ここまででかなり降りてきたと思います。ルート上にポールが見えますが、その左側にはかなり新雪が残っているようですぞ。

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 ここでも薄っすらパウダーを満喫できました。ちょいちょいブッシュはありましたが、まあ気にはなりませんでしたね。

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 ノートラックの緩斜面が広がっていました。ここはもっと深く積もっていたらとても滑れなかったと思いますのう。雪が薄くても、だからこそ楽しめるということもあるわけですな。

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 最後はルートに戻ってゲレンデまで滑りました。10:40には戻ってきたので、約40分のスノーキャットツアーでしたな。

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 うーん。これでたったの1,000円とは…。正直かなり面白かったです。天気のおかげもあると思いますけどね。初めは根子岳山頂までいけないのはがっかりでしたけど、避難小屋まででも十分楽しめました。雪も薄っすらとしか積もっていませんでしたが、その分パウダーやツリーランに慣れていないメンバーでも安全に滑ることができたと思います。雪が積もればいいコンディションというわけでもない、ということですのう。天気以外はそれほど期待していなかったコンディションでも予想よりずっと楽しめました。本当にスノーキャットツアーに参加してよかったですわ。

 てなわけで、来シーズンもまたスノーキャットツアーには参加したいと思います。せっかくですから根子岳の山頂から滑ってみたいですしね。ルートから大きく外れなければそれほどリスクも高くないと思いますので、エス氏のようなバックカントリーの初心者にも良さげな感じですぞ。技術的には無理をしなければ初中級でも十分いけますね。まあ1,000円はお得でしたわ。お手軽にゲレンデの外を滑ってみたい方は、是非一度スノーキャットツアーに参加してみてはいかがでしょうか。

※料金は当時のものです。

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