ペロリスト・エス氏。
みなさんこんにちは。エス氏です。2016.10.16は四阿山(あずまやさん)に登ってきました。天気が良くて楽しく登山出来ましたわ。…登山が楽しいなんて、人間変われば変わるものですね。
当初の予定では10.8〜10の三連休で四阿山登ってくるはずでした。変態軍団のマツザワ師から、自転車に乗りに来ないかというお誘いがあったので、自転車ついでに四阿山にサクッと登ろうと思っていたのです。昨年も自転車に乗せてもらいましたし、まあ年に一回くらいはいいかなと。マツザワ師は菅平高原の麓に住んでいるので、四阿山へ登るのにアクセスがいいんですよね。
ところが、三連休が近づいてきたところでマツザワ師にスケジュールの確認をしたところ、忘れてたとの回答が。連休はお仕事ですと。自分から誘っておいて、とんでもないおっさんですわ。まあいいんですけどね。どうせ三連休は天気悪かったし。
というわけで、改めて予定を立てて登りに行ってきました。もうすぐ11月ですからね。冬山を登るのはエス氏的にいろいろ無理なので、山登りができるのもあとわずかでしょう。少しでも百名山をクリアしておきたいですな。
四阿山:菅平牧場登山口へのアクセス
四阿山は長野県上田市にある菅平高原スキー場の目の前にある山です。奥ダボスゲレンデの近くにある菅平牧場の駐車場が今回登る登山道の入り口です。
自宅を3:40に出発。横浜の気温は14℃と少し肌寒かったですな。練馬から関越道に乗り、上信越道の上田菅平インターを目指します。関越道は空いていましたね。
上田菅平インターの手前にある東部湯の丸SAで朝食です。豚汁もつ煮定食780円はボリューム満点で、登山前にがっつりエネルギーの補給ができました。そこそこ美味しくて満足度は高いですな。
上田菅平インターを降りて、菅平高原を目指します。真田アピールだらけでしたね。道路脇になぜか立っている大きな恐竜が真田丸のタスキをかけているのはまあまあ面白かったですわ。写真撮りたかったですね…。
菅平高原まで上がってきたら、奥ダボス方向へ曲がります。
雪のない奥ダボスゲレンデ。昨シーズンはエス氏ツアーで滑りに来ましたね。
15/16シーズン29-30日目 菅平高原スキー場【エス氏ツアー】
エス氏ツアーで泊まった自然回帰線のすぐそばを通り、坂を登ります。
菅平牧場の入口には料金所があり、200円を支払いました。
7:10駐車場に到着です。登山口に一番近い上段の駐車場は満車だったので、一段下に停めました。正面に見えるのは四阿山のお隣にある根子岳ですね。
ちなみにこの時の外気温は4℃。冬なんですけど。運転中は3℃になったこともあり、外気温が低下しているから路面の凍結に注意するよう車にアナウンスされました。エス氏のお勤め先はまだクールビズ期間中なんですけど…。こんなに寒くて大丈夫かと心配になりましたわ。
振り返るとパインビークスキー場が見えました。まだ滑ったことはありません。
根子岳
準備をして7:30に出発。登山口には登山届を書いて提出する箱がありました。この日の装備は長袖のインナーウェアとソフトシェルジャケット。少し肌寒く感じましたが、すぐに慣れました。防寒対策にフリースも準備しましたが、結局使いませんでしたね。水は1.5L、カップラーメン、ゼリー飲料、カロリーメイトでした。
今回は四阿山の隣にある根子岳も合わせて登ることにしました。あまり興味はなかったのですが、四阿山と合わせると周回コースになりますからね。それに根子岳はバックカントリーもできる山で、キャットツアーもあります。雪バカ日誌の田中さんも根子岳に登るつもりだったようで、一緒に登れればと思いましたが残念ながら予定が合わず。
先に根子岳を登ってから四阿山を登るという時計回りルートにしました。目的の四阿山を登ってしまうと、おまけの根子岳に回るテンションが下がってしまうかもしれないので。根子岳は菅平牧場から一直線に直登するルートです。
序盤は牧場の脇を登ります。足元が濡れていて滑る箇所があちこちにあり、下山するまで注意が必要でした。
少し歩くと見晴らしのいい休憩所がありました。
根子岳の山頂まではチョロそうですね。
休憩所の先は普通の山道です。熊出没注意と書かれているので、ビビりながら登りました。
気温が低いので、霜が降りていました。
開けたところに出ました。ここまでくれば山頂まであと一息。振り返ると菅平高原スキー場が一望できて良い眺めでした。
9:00根子岳山頂到着。
山頂から菅平高原スキー場を撮りましたが、少し手前の方が眺めが良かったですね…。どうせ山頂の方が眺めが良いだろうと思って写真を撮り損ねましたわ。
四阿山
休憩はせず、すぐに四阿山へ。
けっこうアップダウンがありますね。ちなみに、地図は持っていましたがあまり見ていませんでした。テキトーに全行程4:00くらいで攻略できるだろうと考えていましたが、さて。
下ってからの登り。ここが一番キツかったです。足元が滑りやすかったので、下りの方が大変だったかも。
開けたところに出ると、菅平牧場から直接四阿山へ登る登山道と合流します。
最後の階段を登れば山頂です。
10:20四阿山山頂到着。
山頂の奥には休憩できるスペースがありました。
南東の方向に湖が見えました。田代湖ですかね。天気がいいので眺めも良かったですわ。
東側の尾根の向こうはおそらくパルコール嬬恋でしょう。
根子岳はなだらかできれいな山ですな。
下山
10:30下山開始。ゼリー飲料を飲んだだけでランチは無しです。豚汁もつ煮定食のおかげでそれほど腹が減っていなかったですからね。それに思うところもありまして。
先ほどの合流地点まで戻り、菅平牧場側に下ります。
分かれ道を間違えないように。
菅平高原スキー場の方へ下っていけばOKです。
右の根子岳と、左は中四阿でしょうか。
よくわかりませんが、この辺りが中四阿ですかね、多分。
尾根を下っていきます。
下ってくると、木に囲まれて景色が見えなくなります。休憩していないせいか徐々に疲労し、腹も減ってきました。
菅平牧場の看板が。ゴールは近いようです。
平坦な道になりました。ここまでくれば楽ですね。
油断したところで川を渡るという大冒険。まあまあ大変でしたわ。
川を渡って少し進むと、牧場に出ました。ここからは牧場沿いに下ります。
道路に出ました。ここが四阿山に直接登る登山口ですね。
道路を歩けば駐車場に戻れます。
左が根子岳、右の奥が四阿山ですね。
牧場には当然牛が。独りだったので、”ヤーレンソーラン北海道”を歌いながら歩きました。
12:25スタート地点に戻ってきました。昼までには戻ってこられると思っていたのですが、ちと舐めてましたね。毎度のことですが。
ちなみにここにはちゃんとトイレもありますぞ。
四阿山【菅平牧場登山口】コースタイム 登り2:50 下り1:55
高原地図のコースタイムは6:15なので、多少は早く降りてこられましたかね。これ以上のペースだとまた膝を痛めそうでしたが。4:00という予想は舐めすぎでしたわ。
帰宅
さて、下山後の楽しみは牧場の牛乳ソフトクリームです。ククク…出発の際に見つけたので、下山したら食べようと思って山頂でのランチは自粛したのですよ。お腹が空いて疲れている方がより美味しくなるでしょうからねぇ。
百名山のバッジと合わせて抹茶バニラを購入。
外のベンチに座っていただきます。ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ〜ン。うめえええぇぇぇぇ。疲れた身体には最高でしたね。
ペロペロした後は温泉へ。ちなみに外気温は18℃でした。高速道路では24℃まで気温が上がり、朝との気温の差が21℃。こりゃ体調崩しますわ。
今回は真田温泉に入りました。いまいち温泉感には欠けますが、汗を流してサッパリできただけでも満足です。近くには雪バカ日誌で紹介されていた角間温泉岩屋館もありましたが、どうせならのんびり入りに来たいところ。温泉に長く浸かっていると眠くなりますからね…。
雪バカ日誌:長野県上田の角間温泉「岩屋館」の日帰り入浴に行ってきました!
ソフトクリームだけではやはりお腹が空くので、上信越道の東部湯の丸SA(上り)で遅めのランチ。湯の丸定食820円は明らかにおかずの量が少なかったですわ。
関越道の渋滞が徐々にはじまっていたので、眠気対策にエナジードリンクを購入。ちなみにエス氏はモンスターよりレッドブルが好きなんですよね。
まとめ
根子岳からの四阿山は天気に恵まれ、いい景色を眺めながら歩くことができました。当初の気温は4℃と肌寒かったのですが、登っていると気にならなくなりました。それでも山頂付近では空気が冷たく感じましたし、風も吹いていたので、座って休憩するなら防寒対策が必要だったかもしれません。面倒なので休まず歩きましたが。
四阿山は割と初級レベルの山だと思っていましたが、根子岳経由だと体力的にはそれほど楽でもないかと。難所はありませんけどね。今回のように天気がいい日に、時間に余裕を持って登れば難しくはないでしょう。諸事情あって前日に体力を消耗していましたが、それがなければもう少し楽だったかも。右胸が痛いです。
根子岳のキャットツアーは奥ダボスからスタートするルートで、今回の登山道とはまた違うようですね。根子岳はけっこう気に入ったので、機会があれば滑ってみたいですな。
四阿山登頂おめでとうございます!それに私のブログの記事までご紹介くださいましてありがとうございます。
そのエナジードリンク、よくレジに持って行けましたね。。。
恐竜に真田のタスキ、なぜか目に入りますよねー
>田中さん
ひと足お先に根子岳登ってきました(^^)
お嬢様聖水はあまり見かけないので、あったら買うようにしてます(^^;;
あの恐竜インパクトありますよね〜♪