13/14シーズン 20〜21日目 Mt.KOSHA
みなさんこんにちは。エス氏です。H26.2.8〜9は今シーズン二度目のMt.KOSHAで滑ってきました。といっても前回は高井富士とやまびこの丘で滑りましたが、今回はよませ温泉のみでした。
メンバーは斑尾に滑りに行った時と同様、エス氏ツアーのなごりで「滑りに行きましょ会」という友人寄せ集めツアーです。年齢職業バラバラの9人で一緒に滑りました。夜はオリンピックを観ながらの宴会で楽しかったですね。
2.8の首都圏はえらい大雪だったようですが、2.7金曜夜発のエス氏たちは雪が降る前に東京を出発出来、帰りも高速道路の規制が解除されていたので特に渋滞もなく、大雪の影響は受けませんでしたね。
まあゲレンデは吹雪いていて寒かったわけですが。
ちなみに2.8の朝発バスツアーで鹿島槍に向かった友人は、大雪の影響直撃で翌2.9の朝7時に旅館に到着したそうです。エス氏は昨シーズンは1月の大雪直撃でどえらいめに遭ったので、今回は上手く回避出来てラッキーでしたわ。
アクセス
2.7夜都庁前を出発しました。今回は人数が多かったので、初めてツアーバスの一番後ろの席になりました。ど真ん中の席に座ってみたのですが、これはちと微妙でしたね。前に座席がないのは広々としているのですが、代わりに飲み物や荷物を置くスペースもないと。足は伸ばせるようでいて、実は足元に段差があるおかげで伸ばし難いという。あまり快適ではありませんでしたわ。
消灯後の車内がワープ航法しているように見えたというのが唯一楽しかったところでしょうか。すぐ寝ましたけど。
よませ温泉ではホテル明幸前がバスの駐車場になります。今回の宿は昨年滑りに来た際に泊まった宿とたまたま同じだったのですが、ホテル明幸前からたっぷり10分は雪の坂道を歩いて登らないといけないんですよね。クソ寒い早朝雪が降る中トボトボ歩くのは気が滅入りますね。宿未指定のツアーの恐ろしいところです。
ゲレンデ状況
よませは朝7時からリフトが動いているというやる気満々のゲレンデ。エス氏たちも7時とはいいませんが、(エス氏的には)早い時間から滑りはじめました。天気は二日ともほぼ雪で、二日目の午前中だけいくらか晴れたという感じです。ゲレンデで滑れただけ大雪直撃組の100倍マシだったとは思いますが。
雪は軽くサラサラしていて、赤倉や野沢とは大違いでした。もっともそれほど積ってはくれませんでしたけど。そこそこパウダーも楽しめました。やっぱりパウダーボード欲しいですな〜。
第1リフト
宿からゲレンデに出ると、乙女ゲレンデの第1リフト降り場から少し降りた辺りに入れます。ツアーのチケットをリフト券に交換してもらうために、そのまま一番下まで滑ります。
第1リフト乗り場です。昨年同様にぎやかなリフト係のおじさんがいました。
リフト降り場です。緩やかで初心者さんにも優しいので、賢者タイムのひるたんも板を履いたまま降りることができました。
乙女ゲレンデはひるたんでさえ緩いと感じるほどの緩斜面ですが、この日の午後は吹雪が酷かったので、比較的風が弱いこのコースでタラタラとグラトリの練習をしていました。もう少しコースが長いといいですかね。
第5リフト
第1リフトの降り場から一番近いのが第5リフトです。
降り場です。斜度は緩やかですが、通路が細く距離もあるので初心者さんには手強い降り場ですな。
こちらもメインバーンの終盤のみと短いコースですが、滑りやすい斜度です。
クワッドリフト
よませ温泉のメインリフトがこのクワッドリフトです。第5リフト乗り場の隣にあります。
降り場です。斜度は緩やかですが、降りる位置を越えた瞬間リフトがUターンするために回転を始めるので、モタモタしてると危ないかも。油断は禁物です。
降り場を右に進むと、よませのメインバーンですね。けっこうな斜度でカービングが気持ちいいコースのはずでしたが、今回はコース整備がされておらず、ボコボコでスピード出すと怖いコンディションでした。
ゲレンデの端の方で大会をやっていたので、そちらの整備が優先されたのでしょうか。このコースで気持ちよく滑れないよませに何の価値があるのでしょう…。まあエス氏の腕前がしょぼいだけかも知れませんが。
クワッドリフトの下に残っているパウダーを滑りながら右に降りると滑りやすいコースと合流します。コースの右側に壁があるので、新雪を蹴飛ばしたりして遊んでいました。
そのまま降りるとクワッドリフトの乗り場に戻ります。
クワッドリフトから第3リフト側を滑ると、こちらは左側に壁がありますね。コースの後半、第5リフト降り場の上部は右側にも壁があります。今回はひたすら雪を蹴飛ばしてましたね…。
第3リフト
第5リフト降り場から少し降りると、山頂へ登れる第3リフトの乗り場があります。
リフトから見て右側のポールバーンはスキーヤーがポールの練習をしていました。
リフト降り場です。左に降りました。
二日目の午前中は晴れ間があり景色がよく見えましたね。ここからの眺めはけっこう好きなエス氏です。
チャンピオンコースは多少パウダーが楽しめるかと思ったのですが、コースには薄く雪が積もっただけで、その下はカリカリの雪でした。
それでもリフトと反対側、コース右端は割と積もっていてよかったですね。何度かしゃがんで木の枝を躱す必要がありましたけど。
ツリーランコース
第3リフト降りての右側に進むと、ツリーランコースがありました。エースコースの奥ですね。
コースは全体的に左に傾斜がある感じでしたが、左側はある程度のところでロープが張られていましたね。
エス氏は右側を滑ったのですが、かなり新雪が残っていました。みんな左側に降りてしまうようですな。
ただし右側に進みすぎるとカモシカコース上部の通路と合流してしまうので注意が必要です。通路部分とは数メートルの段差があり、落ちるとヤバいですね。
コース終盤は出口までの連絡コースになります。この通路を左に降りた仲間がいましたが、帰ってくるのが大変なのでやめた方がいいそうです。
通路の出口はよませから高井富士への連絡コースの入口部分でした。
カモシカコース
ツリーランコースの右側に新雪が残っていると知ったエス氏はもう少し右側を探検して見ることに。左側はどこに降りるか不明ですが、右側は確実によませのコースに出られますからね。写真はコース上部を振り返ったところです。
貯水池でしょうか?いきなり段差があるので、視界が悪いと危ないでしょうね。
この下の林に入ってみました。ちと木の間隔が狭いですな…。右側にはエースコースが見えます。
表面の雪がうっすらと固まっていて雪質としてはイマイチでしたが、林の中に入るとサラッとした雪に変わりました。
慎重に木を避けて滑るとカモシカコース入口の通路と合流しますが、数メートルの段差があって大変危険です。エス氏は右のエースコース側を滑っていたので、比較的段差の小さいところから合流できました。一緒に滑っていた仲間は最も段差の大きいところから出てきてしまい、木の枝にしがみつきながら段差を降りた感じでしたが、落ちたら怪我するなーと思ってハラハラしてしまいました。
仲間の一人が木に引っ掛かっているのが見えないほど木の枝が。彼はどう考えてもコース選びを間違えましたな。
カモシカコースでもスキーヤーがポールの練習をしていました。コースの左端には新雪がかなり残っています。練習の邪魔をしないように新雪を滑りました。
狭い林を抜けた後なので、気持ちよく滑れましたね。意外に穴場かも知れませんの。
カモシカコースを降りたら、右へ滑ってメインバーンと合流です。
第3リフト下
第3リフトの下にはそこそこ新雪が残っているのですが、ポールバーンはスキーヤーが練習をしていて入れません。そこでスキー軍団がランチ休憩に入るタイミングを見計らって滑ることに。
第3リフトを中間地点で降ります。高さ的にはクワッドの降り場と同じくらいのレベルですね。
コースには誰もいませんが、ポールの中には入らないように右の林側をゆっくり降りました。視界が開けると新雪があります。
斜度的にも滑りやすく、リフト下でギャラリーも多いのでテンションが上がりましたね。
山頂からの初級コース
第3リフトを左に降りて奥に進むと、初級レベルの迂回コースがあります。
コースとコースの間の林は滑れないこともないですが、この時点では雪質が悪くなりすぎ、重くてロクにターンもできないようなコンディションでしたね。
しばらく滑るとクワッドの降り場辺りに合流します。奥のコースではアルペンスノーボードの大会が行われていました。
ところどころ分岐があるコースを滑りましたが、ここがハミングバードコースなのかシルバーフォックスコースなのかはよく分かりませんでした。
レストランあっぷる
ランチはクワッド乗り場前のあっぷるで。建物に入った瞬間からデジカメのレンズが曇ってしまいました。
土曜日はなぜか激混みでしたね。日曜日は一転してガラガラだったのですが、今にして思えば大雪で高速道路が止まっていたので、みなさん慌てて帰ってしまったのかもしれませんな。
1,000円のカツカレーと900円のハミングバー丼。どちらもまあ普通ですな。
ユールニッセ
今回も酷い宿に泊まりましたねー。昨年の経験から飯がショボいのは覚悟していましたが。
早朝大変な思いをして宿に到着したエス氏一行。エス氏は荷物置き場を知っていたので、まずは広間に入って荷物を置きます。その後でフロントまでいきましたが、受付の時間などの案内はどこにもありませんでした。
リフトは7時から動きますが、まだ時間も早かったので仮眠を取ることに。広間の暖房を入れて、耳栓とアイマスクを装備してガッツリ寝ました。
起きてみると、仲間たちが騒いでおります。話を聞くと宿のおばちゃんが現れて、ここは仮眠室じゃありません!と怒鳴って電気と暖房を止めてしまったと。仲間たちはどこにも案内がないじゃないかと抗議したそうですが、けっきょく暖房は元栓?を止められてしまい使用不能に。やれやれエス氏が寝ている間にそんなことが…。
その後仲間の一人がレンタルするためにフロントに行くと、先ほどは大変失礼いたしましたと謝られたそうです。一体なんだったんでしょうね。なぜ怒られてなぜ謝られたのでしょうか。
さてユールニッセの思い出といえば食事の貧しさです。今年はツアーであちこち泊まっているエス氏ですので、さすがに貧相な食事にも慣れたものですが、昨年のユールニッセの食事は衝撃的でした。
こちらがユールニッセさんのホームページに載っている食事の例です。「朝食は体を目覚めさせることが大事」とかもっともらしいコメントが書いてある辺りが笑止です。
これが現実。こんな飯じゃ体は目覚めませんけど。分かりますけどね、安いツアーで豪勢な食事を期待できないということは。だったらせめて食事のオプションは欲しいですね〜。ふりかけを持参するつもりが買い忘れてしまい大失敗でした。
さらにエレベーターが故障しているのはさっさと直して欲しいものですな。エス氏たちは4階の部屋だったのですが、階段で4階まで行ったり来たりするのはけっこうしんどいですよ。滑った後ならなおさらです。
酷いところだらけのユールニッセさんですが、いい部分を探してみるとお風呂が24時間は入れるというところでしょうか温泉じゃないですけど。他には見当たりませんでした。
今シーズンはバスツアーに参加しまくりのエス氏ですが、宿未指定の安いプランは大人にはお勧めできませんな。まあ宿指定のプランはすぐに埋まってしまい、止むを得ず未指定プランにするわけですが。
感想
二日目の午前中だけ晴れましたが、他は基本的に吹雪いていて寒かったです。ガスって視界が悪くなることも多かったですね。雪はサラサラでしたが、晴れ間の後は一気に雪質が劣化しました。タイミングよくツリーランができてラッキーでした。
よませはカービングで滑るゲレンデというイメージでしたが、意外とパウダーが楽しめるゲレンデという嬉しい発見がありましたね。
今回は高井富士まで行ってみて、連絡コースの様子を確認するつもりだったのですが、結局行きませんでした。初日は天気が悪くて冒険するテンションにもならず、二日目はせっせとパウダーを滑っていたからですね。
賢者タイムのひるたん氏は先日気に入ったやまびこの丘ゲレンデまで行きたいようでしたが、なんだかんだよませを満喫していたようです。いつの間にかパンチラモード無しでもリフトを降りられるようになりましたし、180°の練習もしました。そろそろ撮影でもしますかね。どこにも需要が無い動画になりそうですけど。
そういえば、先日高井富士でゲレンデマップが糞だと酷評しましたが、エス氏の仲間も分かり難いと同様の感想を漏らしていました。マックアースは来シーズンこの糞マップを卒業するべきですね。
夜はオリンピックのスロープスタイルを観ながら宴会していました。角野選手は8位入賞とがんばりましたね。
それにしても選手たちのゴーグルはオークリーばかりでしたな。グリーンのフレームはカッコいいのですが、揃いも揃って同じ色のゴーグルしなくても…。そういえばスピードスケートでもオークリーのサングラスはグリーンでした。
次回の「滑りに行きましょ会」は3月の予定です。また新しい仲間が増えると嬉しいですな。
さて次は2.16にガーラ湯沢に滑りに行く予定です。2.11と2.15はお休みです。休日に滑りに行かないというのはお正月以来ですので、部屋の掃除とかしたいと思います。
ガーラは初めてのゲレンデですね。激混みするという噂なので、いまからゲンナリしております。新幹線で滑りに行くのも初めてなので、まあ何事も経験と割り切ってあまり期待しないようにしますわ。
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