みなさんこんにちは。エス氏です。今回は21/22シーズンのスノーボードトリップの中でエス氏が出くわしてしまったクオリティの低いものをご紹介しますよ。質の低いものにそれほど遭遇したわけではありませんが、それだけに「これは酷いな」というがっかり感がすごいんですよね。仕方なく我慢するわけですが、ここで文句の一つも言わせてくださいよ。
低クオリティ・オブ・ザ・イヤー:高井富士の豚キムチ丼
X-JAM高井富士のスキーセンター2Fにはシャンテというレストランがあります。エス氏は高井富士のお隣よませに滑りに行くことが多いのですが、好き好んで高井富士へ行くことはあまりありません。なぜならパークに興味がないエス氏にとって高井富士はつまらないゲレンデだからです。
それなのにわざわざ高井富士まで滑りに行ったのは、よませでもらった食事券が使えるのが高井富士のシャンテだけだったからです。エス氏はふるさと納税で「信越自然郷スーパーバリューチケット」をよくもらうのですが、これは対象ゲレンデのリフト券+食事券などのおまけがもらえたりするんですよね。よませ温泉スキー場のおまけは食事券なのですが、この食事券が使えるのはなんと隣の高井富士のレストランシャンテだけなんですわ。この時点で相当に舐めてると思いますけどね。
ご飯は少なめで注文しましたが、それでもかなりのボリューム。ゲレンデ的にも若者向けのメニューなんですかね。ご飯の上に乗っているのが豚キムチ。冷たいキムチと豚肉にキムチの素をかけたのがそれです。豚キムチってこーゆー料理でしたっけ。豚肉とキムチを一緒に炒めるんじゃないのかよ。当然のように全然美味しくありません。
味付けやら辛さの問題なら人それぞれ好みもあると思うんですけどね。それ以前に豚肉とキムチを一緒に炒めましょうよ。どうせ豚肉焼くんだからそんなに手間変わらないでしょ。それだけで随分マシになると思うんですよ。エス氏は豚キムチ好きでして、自分でも時々作ります。美味しいですよね。作るのも簡単ですし。基本的にそうそう外さないはずなんですよ、豚キムチって。
それなのにこれはちょっと酷いんじゃないですかね。ゲレンデ側は高井富士の客層からして、腹いっぱい食わせておけば文句ないだろ、みたいな認識なんですかね。金取って人に食べさせるレベルに到底達していないと思います。日本ですよ。まあ食事券を使ったので金は払ってないんですけどね。
というわけで、エス氏の21/22シーズン低クオリティ・オブ・ザ・イヤーに輝きました。おめでとうございます。これからも不味い料理を提供してお客さんをうんざりさせてください。
他のノミネート
高井富士の豚キムチが強すぎたのですが、その他にも質の低いものにはちょいちょい出くわしておりますぞ。順番に特に意味はありません。それにしても食事が多いですのう。
ニッポンのゲレンデ2022
この本1,650円するんですよね。タイトルからして日本のゲレンデ400ヶ所を紹介してくれていると思って期待していたのですが、期待はずれの内容でしたのう。各ゲレンデの紹介記事のスペースは幾つかあり、2ページ、1ページ、1/2ページなどがあります。当然サイズが大きい方が詳しく紹介されているわけですね。1/2ページでもリフト券の料金、営業時間、コースマップなど必要な情報は得られます。
エス氏はせめて1/2ページレベルの内容で400ヶ所を網羅してくれていると思っていたのですが、残念ながら多くのローカルゲレンデは最後に1/18ページサイズで適当にまとめられているだけでした。なんじゃこりゃ。ページのサイズはこの1/18というゴミサイズが基本で、金を出せばサイズを大きくしてくれるという仕組みなのでしょうか。一応白馬バレーの一員であるはずの爺ガ岳さんがローカルゲレンデとしてこのゴミサイズで掲載されているのにはウケましたわ。
普通のゲレンデはネットで調べれば簡単に情報が得られるんですよね。ただで。ローカルゲレンデは調べてもよくわからないところもあり、そういうゲレンデ情報(コースマップなど)を知りたいなと思って買ったらこれかよ。
まあエス氏が勝手に期待したので、この本自体に罪はありません。エス氏も400ヶ所のスキー場のうち半分程度しか滑れていないので、滑ったことのないゲレンデがいろいろあるなと眺めるのは楽しいものです。でも2度と買わないですけどね。
フォレストリゾート 山の手ホテルのフルーツ
ホームページでこのホテルの料理を調べると、料理長こだわりの逸品みたいに紹介されているんですよね。ホテルのバスにはオーベルジュなんて書かれていたりもしましたな。オーベルジュというのは宿泊施設もあるレストランということですから、料理に自信があるということの表れなのかなと。それなのに変色したフルーツを客に出すってどうなのよ。お皿に持ってる時点で気がついてますよね。フルーツ以外の料理も特に美味いわけでもありません。ダメですね。
南部屋・海扇閣の海鮮料理
海の目の前なんですよね、立地が。そりゃ期待しますよ、海鮮料理に。東北トリップ2では海が見える宿に4泊していますが、実際ここ以外は海鮮系が美味しかったですからね。なんでこんなにイケてないのかしら。特に酷かったのは寿司ですけど。お寿司は好きなので、美味しいと感じられる守備範囲は広いつもりです。ガチで美味い寿司はもちろん、そこそこのレベルでも十分に美味しく食べられるエス氏ですが、ここのビュッフェの寿司に関してはちょっと無いかなと。期待値が高かっただけで、この寿司をコンビニで買ったら美味しく食べたのかもしれませんけどね。ただ海の目の前という立地でこのクオリティはアウトです。肉は美味かったですけどね。
鹿島槍スキー場のオムバーグ
センターハウスのセントラルプラザ2階のレストランで食べたオムバーグ。その名の通りオムライスとハンバーグですわ。オムライスもハンバーグもそれぞれ魅力的なお料理ですからね。それらを組み合わせたオムバーグが外れるわけないじゃないですか。そりゃカツカレーのようにド定番の組み合わせというわけではありませんけどね。これで美味しくなかったらもうしょうがないですわ。
美味しいものと美味しいものを組み合わせて別の美味しいものが出来上がるのがカツカレーだとしたら、あまり美味しくないものとあまり美味しくないものを組み合わせてもやっぱりあまり美味しくなかったのがこのオムバーグかなと。オムバーグ自体に罪はなく、ここのオムライスとハンバークのレベルが低かったというだけのことでしょうけど。これはハズレだと知っていないと避けられない、初見殺しのメニューということですのう。どこかで美味しいオムバーグを食べさせてもらいたいものです。
まとめ
唐揚げが不味いとすぐにぐちぐち文句をいうエス氏。美味しくあってほしいものに裏切られた時、エス氏の心が張り裂けるのでしょう。豚キムチが、オムバーグが不味いなんて、こんなことがあるのかと。普通に美味いはずじゃないですか。そう信じて注文しているわけです。それがこんな…。今時コンビニでも美味しいものが食べられますからね。日本人の舌は肥えていると思いますよ。ゲレンデの食事が不味いというのは何年も前から言われ続けているのに、いつまでもこんなクオリティの低いものを提供しないでいただきたいものですわ。そう考えると高井富士も鹿島槍もいまいちパッとしないゲレンデですのう。そういうとこだぞ。
ベストバイ&低クオリティ更新ありがとうございます。
豚キムチなんてクオリティの差はともかく豚肉とキムチを痛めたものが出てくるもんだと思っていたんですが山の上ではそうでないところがあるとは衝撃でした・・・・
うちの祖父が言うには20~30年前は黙っててもスキー場に人が来たのでサービスや食事はひどかったところは本当にひどかったとのことですが、ゲレンデや宿泊施設の生き残りが厳しい今でもそういうところはあるのですね・・・
kyamiさん
いまだに食事が不味いゲレンデが存在することに驚きますよね。
まあ安かろう悪かろうにもそれなりに需要はあると思いますけどね。
不味い食事も安くはないのですが、実際にはツアーのクーポンなどで割安になるのでしょう。