みなさんこんにちは。エス氏です。今回は21/22シーズン中にエス氏が出会ったクオリティの高いものをご紹介しますよ。低クオリティなものに比べるとハイクオリティなものの方がより多く出会っている気がしますね。その中から厳選するのは難しくも楽しい作業ですのう。
ハイクオリティ・オブ・ザ・イヤー:番所ケ原スキー場の唐揚げ
唐揚げにうるさいつもりはないのですが、美味しくない唐揚げなんて許せないじゃないですか。ぼくたちわたしたちはみんな唐揚げが大好きなんですから。唐揚げを注文したからには美味しいものが食べられるものだと思っているのに、そのささやかな期待が裏切られた時、エス氏の傷ついた心から滲む痛みが文句となってブログに綴られるわけです。
番所ヶ原の唐揚げについて、まず写真が無いのは、エス氏は注文してないからです。海外トリップメンバーでもある赤パンが注文したんですよね。んで一つもらって食べたと。余談ですが、エス氏の方から唐揚げ一つちょうだいなんて頼んだわけではありません。赤パンが一つ食べていいよと言ってくれたのでお言葉に甘えたのですぞ。
特に期待もせずに食べたその唐揚げ。衣は薄くカリッと揚げられており、中は柔らかく食感が良かったですね。やや控えめな味付けということも、食感や肉の旨みを際立たせてくれたと思います。ひと口食べて驚きました。この唐揚げ美味いじゃないかっ。確か値段も安かったような。自分が注文したそばの写真しか撮らなかったことを後悔しました。
いやーまさかローカルゲレンデの安い唐揚げがこんなに美味いとは。唐揚げを食うためにまた番所ヶ原に滑りに行こうかなと思うほどですが、もしかすると食堂のおばちゃんの奇跡的最高傑作だっただけでいつもはこんなに美味くない、なんてこともあり得るかなと。こうなると真偽を確かめるためにやはり滑りに行くしかないですのう。またアミックスの試乗会やってくれないかしら。
他のノミネート
ブログに登場した順番で並べてます。クオリティ順ではありませんよ。
十三月の客室の空調
エス氏もあちこちの宿に泊まっておりますが、客室の室温は暑かったり寒かったりで、適温ということはあまりないんですよね。十三月は客室に入りしばらく過ごすうちに、その快適さに違和感を覚えたのですよ。おかしいな、なんでこんなに快適なんだろう。
十三月の客室はいささかのラブホ感はあるものの、置かれている備品等はどれも質が高いものばかり。しかしそれがこの快適さの原因とは思えず、しばしば考えてようやく気がつきました。室温が完璧なのだと。空調から温風が出てきることを感じることもなく、ただ暖かくて快適。どういう作りになっているのかわかりませんが、雪国岩手でこの快適さはすごいですわ。
帝水のサービス
大雪が降るという予報だったからでしょうか。エス氏以外の宿泊客はみんなキャンセルしてしまい、貸切状態となりました。チェックインが遅れたにもかかわらず暖かく出向かれてくれ、滞在中は快くおもてなしをしてくれました。貸切だった分通常よりは行き届いたサービスをしてもらえたのかも知れませんけどね。それでも帝水のファンになるには十分です。なまはげマウントというクソしょうもない理由で訪れた男鹿半島ですが、おかげさまで、遠くまで行って良かったと思えましたわ。
余談ですが、なまはげマウントは予想外に競合が多く、思ったほどマウントが取れなかったのですが、エス氏的にはなまはげマウントをより強固なものにする次なるプランを温めておるのですよ。その際はまた帝水にお世話になりたいものですな。いつになるかはわかりませんけど。
彩冬の露天風呂
内風呂と比較した場合の露天風呂の魅力は、やはりオープンエアの開放感なんですかね。景色の良さを売りにした露天風呂はあちこちにありますしね。温泉ですからもちろん湯の質が高いに越したことはありません。
彩冬の露天風呂が素晴らしいのは、圧倒的な快適さだと思います。浴室内に身体を横に出来る台があるのですが、この造りの絶妙なこと。日本人の標準体型に近いエス氏の身体にジャストフィット。未だかつてないほどリラックスした姿勢で温泉に浸かることが出来ます。
湯に浸かりながら見える景色は雪に覆われた林。寂しささえ感じるその光景はエス氏の心を落ち着けてくれ、湯の温かさが沁みてくるようでした。頭上には屋根があり、オープンエアの開放感抜群な露天風呂というわけではありませんが、その分雪を気にすることなく温泉を楽しむことができるかなと。
あまりの快適さにこのまま寝てしまおうかと思ったほどです。身体を休めて癒すという温泉本来の効果をここまで感じられる風呂の造りには本当に感心しますね。お見事です。
龍言の食事
越後湯沢駅の目の前にあるHATAGO井仙は食事の美味さが際立った宿でした。その姉妹館である龍言にも食事目当てで泊まりに行ったわけですが、期待を裏切らないクオリティでしたな。
温泉旅館大好きおじさんのエス氏が宿に求める優先順位としては、食事の美味さが最上位。飯が不味い宿なんて論外ですわ。もちろんサービス、客室、温泉などどれも気にるポイントで、それらがバランス良く優れた宿をいつも探しているわけですが。
食事にこだわるのは、かつてバスツアーで滑りに行っていた頃の影響もあるでしょうか。ブログ開設以来、1シーズンだけ車なしのバスツアーメインで滑りに行っていた時期があります。バスツアーは安くていいのですが、宿の食事は安かろう悪かろうで、明らかに隣のテーブルに比べておかずが少ないんですよね。金は払うからもう少しマシなものを食わせてくれと何度思ったことか。終いにはふりかけを持参するようになってましたからね。
食の恨みは深いのか、エス氏はいまではすっかり味にうるさいおっさんになってしまいました。もう美味しいものしか食べたくありません。そんなエス氏が食事のために選んだ宿で、期待通りの美味さだった龍言。また食べに行きたいですのう。高いけど。
まとめ
いやー、良いものって素晴らしいですよね。低クオリティなものを紹介するよりもずっと楽しく記事も書けましたわ。エス氏のスノーボードトリップに低クオリティなものは不要なのです。これからも良いなと思ったものをたくさんブログでご紹介したいですな。
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