22/23シーズン4日目 Zermatt/ツェルマット&Cervinia/チェルビニア【初202】【スイストリップ2日目 後編】

みなさんこんにちは。エス氏です。2022/12/27〜2023/1/3までスイスに滑りに行ってきましたよ。2022/12/30の滑走2日目は前日と同じツェルマットへ行きましたが、今回は国境を越えてイタリアのチェルビニア側に滑り降りました。富士山よりも高い標高3,883mのMatterhorn Glacier Paradise/マッターホルン・グレーシャー・パラダイスからチェルビニアのベースまで標高差約1,800mを滑ったところまでを前回ご紹介しました。この時点でかなりヘロヘロのエス氏。まずはランチ休憩で体力の回復を図らねば。

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Zermatt ゲレンデマップ

とりあえずレストランに入って落ち着きたいものですね。街中をプラプラ歩きながらJMが店を探してくれました。

看板に貸スキーの字が。日本人がけっこう滑りにきていた時期があったのでしょうか。そういえばスイス滞在中はほとんど日本人を見かけませんでしたのう。

JMが何度か利用しているレストランにうまく入れましたぞ。

なかなかおしゃれで落ち着いた雰囲気のお店ですな。それにしてもお腹空きましたのう。

エス氏はカルボナーラを注文。イタリアでパスタを食べてみたかったんですよね。今までに食べたことがない濃厚なソース。やはり本場のパスタは美味いですわ。

食後にはエスプレッソ。JMに教わり、砂糖を入れてかき混ぜないで飲みました。最初は苦く、最後は甘く。うむ、これで午後も頑張れそうですぞ。最後はゴンドラで下山しますけど、絶対に。

ランチの後はスイス側に戻ることに。JM曰く、リフトやゴンドラでスイス側に戻れなかった場合はタクシーで6時間くらいかけて帰ることになるそうです。何としてもそれは避けなければ。とりあえずスイス側に戻れさえすれば、最悪頑張って滑れば下山できますからね。なるべくゴンドラで下山したいですけど。マッターホルン・グレーシャー・パラダイスから見たツェルマットのベースまでの距離は絶望的でしたわ。

JMの話ではリフト4本を乗り継ぐとスイス側に戻れるそうです。いや、5本だったかな。スイス側に戻ると言っても基本的にはリフトに乗って登るのがメインなわけですから何とかなりますよね。ちなみにツェルマットのリフト乗り場は見たところ全て動く歩道的なものになっていました。日本ではパルコールと石打丸山でしか見たことありませんけど、ヨーロッパでは一般的です。エス氏、さんおつ、赤パンはこれまでのトリップで見慣れていますが、初見のコリンとイトチンさんは少々戸惑ったようですな。

リフトを乗り継ぐ途中でほどほどに滑るシーンも。昨日がシーズン初滑りのさんおつは1人でパークに入ったりしていましたが、よく出来るな〜と感心しますわ。アイテムにはヤられてましたけど。

チョロっと滑るだけでもかなり疲れましたが、ようやくスイスとの国境にある標高3,301mのTheodul Pass/テオドールパスまで上がってきました。ここから左の方へ滑るとスイス側に戻れるのですが…。ここで起こった出来事はちょっとブログには書けません。その場にいた仲間6人には忘れることのできない思い出になりましたけど。いや〜ヤバかったですわ。そしてJMという男はやはり只者ではないですね。

ちょっと岩の出ているコースというかコース外ですが、ここを滑って下のコースに合流すればあとは下るだけです。まあここからが相当長かったんですけどね。オープンな連絡コースといいますか、ひたすら真っ直ぐ進みました。

途中で板を外し、歩く羽目に。JM曰く、氷河が溶けてコースが変わっているとか。

板を履いて、目指すは標高2,939mのTrockener Steg/トロッケナー・シュテクです。前回マッターホルン・グレーシャー・パラダイスへはここからロープウェイに乗りましたね。

ようやくトロッケナー・シュテクにたどり着きました。ここからはゴンドラに乗れば下山できます。ホント疲れたな〜と思っていたのですが、イトチンさんは最後登りが残っているじゃないかと泣きそうな声でボヤいていましたな。よほど疲れていたのでしょう。確かに標高の高いところで板を持って登るのは、緩い坂でも疲れますからね。

エス氏とイトチンさんはハナからゴンドラで下山するき満々だったのですが、他のメンバーは当初滑って降りようかな、みたいな雰囲気だったんですよね。ところがトロッケナー・シュテクにたどり着いた時点で滑ろうというヤツは1人もいませんでした。なんだかんだみんな疲れたのでしょう。JM以外は。この日は改めてJMが別格の運動能力を持っていることを思い知らされましたね。

しばらくゴンドラに揺られ、ツェルマットのベースまで下りてきました。ゴンドラの中では国境付近で起きた出来事を思い返していましたね。エス氏のNASAウェアのケツの辺りにその時の名残がありますし、そういえばコリンのケツには穴が空いておりましたのう。くわばらくわばら。

無事に下山できました。一時はどうなることかと思いましたが。

リフト券のICカードを返却すると、デポジットの5スイスフランが返却されます。今までの海外トリップでは記念にリフト券を持ち帰ったりもしていましたが、結論としては要らないかなと。思い出はけっこうこのブログに書いてあるのですよ。

バスに乗ってツェルマットの駅まで移動します。

ツェルマットの街に戻ってきました。ここで少し時間をもらい、街をブラついてみましたよ。

こんなところでロレックス買う人いるんですかね〜。いるから店があるのでしょうけど。他にも高級時計の店がいくつかありましたよ。

エス氏といえばマムートを愛用していることで知られておりますが(知ってますよね?)、本場スイスでのマムートショップには入れませんでした。いや〜物価高すぎて心折れるんですよ。

どデカいソーセージ。食べてみたい気もしましたが、この日の晩御飯はカレーだったので自粛しました。

妙高と日本語で書かれたお店。日本人的には馴染みのある日本語は嬉しく思いますが、店には1mmも興味が湧きませんでした。

駅前から馬車で送迎してくれる(JM曰く)五つ星の高級ホテル。エス氏ツアーでは縁がなさそうですな。

高級ホテルの隣にあるショップ。おしゃれウェアが売っているかと思い入ってみましたが、店員さんがめちゃ美人でしたぞ。そして値札を見るとジャケットが日本円で24万円くらいするのをみて、静かに店を出ました。日本では考えられませんわ。

仲間たちがマッターホルンチョコをお土産に買うというので、エス氏も職場に買って帰りました。マッターホルンの形をしたチョコのお値段は驚くほど高価で、コリン辺りはその後金銭感覚がバグってしまったようでした。チョコ1粒で500円くらいの計算だったかしら。日本に帰ってきてから職場に持っていき、自分でも食べてみたら確かに美味しかったですけどね。

ツェルマットから電車に乗り、ブリーク駅まで帰ります。いやはやメチャクチャ疲れた1日でしたわ。初日の疲れも残る中、富士山より高いところから息を切らして滑りましたからね。大変な出来事もありましたが、無事にイタリアから戻ってこられて良かったです。ツェルマットの街を歩くのも楽しかったですぞ。エス氏のNASAウェアはなぜか通行人たちに受けまくっていて、かなり注目を集めていましたよ。子供が寄ってきて握手を求められたのには驚きましたけどね。とりあえずサンキューとかいいながら握手しましたけど、あの子はなんて言っていたのかしら。

ようやくブリークの宿に帰ってきました。この日の晩御飯はカレー。このカレーは前日の夜からJMが作ってくれていて、一晩寝かせておいたんですよね。とても疲れた1日でしたが、宿に戻ればカレーが食べられるぞ、と考えると力が湧いてきましたね。満を持して食べたカレーはホント美味かったです。みんなでおかわりして、すぐに無くなってしまいましたけど。

てなわけでスイス2日目が無事に終わりました。一時はどうなることかと思いましたが。さて大晦日はSaas-Fee/ザース・フェーで滑りましたよ。ツェルマットに負けず劣らず楽しめましたな。次回もお楽しみに。

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