お手軽ホットワクシング
みなさんこんにちは。エス氏です。昨日滑ったおかげで、全身筋肉痛になっております。日頃の運動不足が祟っているようですね・・・。お腹も出てきたし、頑張ってからだを鍛えようと思いました。
もちろん暖かくなったら、ですが。
今回は、またまたワクシングです。一昨日ホットワックスをかけたばかりですが、昨日川場で滑っただけで、ソールが痛んでおりました。このままではよろしくないので、再度ホットワクシングです。
ソールの痛み
エッジ付近が白くなっているのが見えるでしょうか。これはソールが痛んでいる証拠です。
ソールが痛む原因は、ワックスが切れてソールが酸化し始めたか、摩擦で痛んで毛羽立っているか、どちらかだと思われます。
ソールはこまめにワックスを塗ってあげないと、酸化して白くなり、滑走性が極端に落ちてしまいます。
今回はホットワックスをかけたばかりなので、雪面との摩擦によりソールが毛羽立って白くなっていると思われます。
雪面との摩擦
きちんとホットワックスをかけて、普通に滑っているだけなら、それほど早くソールは痛みません。今回一日でソールが毛羽立ったのは、ソールに負担をかける滑りをしていたからだと思われます。
具体的には、プレスをしたのが原因ではないかと。プレスとはグラトリの技の一種です。板のノーズかテールのどちらかに体重を乗せ、反対側を浮かせて滑る技術です。体重を乗せている側のエッジ付近に大きな圧がかかり、ソールと雪面との摩擦も増大すると考えられます。
私はこのプレスが苦手なので、昨日はちょろちょろと練習をしていたのですが、それがソールを毛羽立たせた原因だと思います。
ソールの中央付近
ソールの中央付近は圧がほとんどかかりません。圧がかかるのはエッジ付近がほとんどです。写真を見ると、ワックスがうっすらとこびりついているのが分かるでしょうか。
前回もエッジ付近しかワックスを塗らなかったので、中央部分のワックスは、この板を買ったときから塗られているワックスということです。
今シーズンすでに6日滑りましたが、いまだにワックスが剥がれていないのは、あまり雪面との摩擦がないということです。
面倒なので、ペーパーは省略
前回はワクシングペーパーを敷いてアイロンを当てましたが、今回は面倒なのでアイロンを直接ソールに当てました。わずかな手間なんですけどね・・・。
ワクシングにかかった時間は、2〜3分くらいでしょうか。慣れれば、そんなものです。
ワックスの減り具合です。しばらく保ちますね〜。
ホットワックス後のソール
エッジ付近の、ホットワックスをかけた部分が分かるでしょうか。赤い矢印の部分に、うっすらと白い線が見えると思います。ここが、ワックスをかけた部分の境界線ですね。
こんなもんで、とりあえずは十分です。
しかし厳密には・・・
ソールが毛羽立った状態を、ベースバーンといいます。そのままではホットワックスをかけても、ソールにワックスが染み込まないので、あまり効果が期待出来ません。
本当は毛羽を取り除いてあげた方がいいのですが、今回は手抜きということで、そのあたりの作業は端折っております。
そのうち、もう少し手の込んだメンテナンスをしたいと思います。
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