23/24シーズン滑走日記14-15日目 御嶽スキー場【エス氏ツアー2】

みなさんこんにちは。エス氏です。2024/2/3〜4は仲間たちと1泊2日で長野県の御嶽スキー場に滑りに行ってきましたよ。1月の福島に続いて今シーズン2回目のエス氏ツアーですな。御嶽は首都圏からはいささか遠いので普段あまり行くことはないのですが、今回は神戸の仲間Gさんたちが参加してくれるということで、関西からも比較的アクセスしやすそうな御嶽にしたというわけですな。日帰り組も含めると10人以上が参加してくれましたぞ。

御嶽スキー場

参加者が多いわりに、ゲレンデまで1人で向かうエス氏。いや〜近くに乗せていける人がおりませんで。中央道を走り談合坂SAで休憩。ミニすた丼でも1,000キロカロリーもあるという衝撃の事実を知ったエス氏が食べたのは談合坂定食亭の特製もつ煮定食900円。ふむ、まあまあ美味いですね。ご飯も少し残しましたし、カロリー的にはミニすた丼よりマシでしょうな。ここでは仲間のhorihさん達とも出くわしましたが、少食のはずのスノーボードの鬼も含めた全員がすた丼を食べておりましたのう。やれやれ、エス氏はもうすた丼を卒業したのですよ。

中央道を進み、岡谷ジャンクションを名古屋方面へ。普段はここで左の長野道方面へ進みますからね。うっかり間違えそうになりましたわ。余談ですが前回のAMICSS試乗会からエス氏のカメラの設定が変わってしまい、いつもと様子が違いますがお気になさらずに。

伊那インターで高速道路を降りましたが、ここからがまた長いんですよね。スキー場に向かって坂を登っていると、御嶽山がキレイに見えましたな。すごい迫力。この日は良いお天気でした。

9:00前にゲレンデの駐車場に到着したのですが…はて、前に来た時はどこに車を駐めたかしら。久しぶりなもんで忘れてしまいましたな。さらに坂を登ると見覚えのある駐車場。ふむ、ここに駐めた気がしますぞ。スキー場の公式HPにはA-1からA-4までの4つの駐車場があると載っているのですが、正直わかりにくすぎて意味不明でした。ちなみにエス氏が駐めた駐車場はHPに載っていませんでしたけど。

ツルツルに凍った駐車場で準備をしてゲレンデ側へ歩いて行くと、カラマツペアリフトが見えてきますよ。

センターハウスのオリオンプラザでリフト券を購入。リフト券はこの日宿泊する宿でリフト券付きのプランにしたので、Gさんが宿に寄って引換券をもらってきてくれました。仲間達もすぐにゲレンデに到着したので、ここでほぼ集合することができました。

そういえばリフト券ホルダーを車に忘れてしまったのですが、ウェアのジャケットにリフト券入れが付いているということにこの時はじめて気がつきましたぞ。なお、久しぶりに会ったGさんの第一声は「エス氏の今期のウェアはなんだか安っぽいですな」でした。んなこたぁないでしょ。

まずはカラマツペアリフトに乗りました。このリフト、セーフティバーが付いていたりいなかったりしましたのう。

公式HPのゲレンデマップが雑すぎてどのコースを滑ったのかがよくわからないのですが、とりあえずリフト沿いを滑りました。うーん、雪がカチカチでしたのう。気温はけっこう暖かかったので、そのうち緩むかと期待しておりましたな。

続いて第5クワッドリフトへ。午前中はこのリフトを回しておりましたよ。

こちらはセントラルコース。快晴で眺めがいいですな。下のコースよりはマシでしたが、やはり雪は硬め。時々エッジが抜けるので気をつけて滑りましたよ。

パラダイスコースの方が雪質的には良かったですね。幅も広く、気持ち良く滑れましたよ。しばらく滑っていると何やら放送が流れました。オリオンプラザでジンの試飲と生ハムの試食ができるとか。ほほう。運転があるのでジンは飲めませんが、生ハムは試食したいものですな。

というわけで試食。美味しかったので夜の宴会用に買って帰りたかったのですが、なんと販売はしていませんでした。なんのための試食だったのかしら、よくわかんねぇなあ。

もうしばらく滑り、11:30頃ランチ休憩することに。オリオンプラザの脇にあるロッヂ三笠へ。LaLa Curry Ontakeというスリランカカレー店のカレーが食べられるそうで。

カレーはチキンカレー、キーマカレー、シーフードカレーと3種類あり、シーフードカレーを注文。シーフードが一番辛いということは注文してから気がつきました。まあ普通に食べられる辛さでしたけど。これがまたなかなか本格的で美味しかったですね。ゲレンデのカレーがこんなに美味しいというのはエス氏的には野沢温泉のぶな以来でしょうか。これは満足度高いですよ。

午後は第7クワッドリフトに乗って一番上まで行きましたよ。写真のスノーボーダーは日帰り参加のプチ山さんですが、ウェアが変わっていて最初は気がつきませんでした。いつもボロいウェアのイメージだったのに小綺麗になりましたな。

エキスパートコースにあるコブを滑ると息巻く鬼とプチ山を尻目に、エス氏はパノラマAコースへ。板が止まっちまうほどの緩斜面でしたが、御嶽山を大迫力で見ることができましたよ。

ある程度滑ったところで満足し、14:00頃にサクッと上がりました。この日の宿は王滝村にあるくるみ沢旅館。宿のお風呂は温泉ではないので、チェックインの前に温泉に入りに行きましたよ。スキー場から少し降りたところにあるこもれびの湯へ行くことに。こもれびの湯までは思ったよりもハードな道のりでした。画像の入口の手前にも駐車場があったのですが、わからずに道の先にもある駐車場に車を駐めたところ、足元がスケートリンクのようにツルツルで難儀しましたぞ。なお同じ駐車場で仲間のHさんは滑って転んでまあまあダメージを受けたようでした。温泉に入る途中でダメージを受けるって嫌ですよね…。

おんたけ高原温泉 こもれびの湯

くるみ沢旅館

こもれびの湯はこじんまりとした温泉でした。錆びた鉄系の赤い湯で身体が温まりましたぞ。料金も500円とリーズナブルでしたが、道中がいささかハードだったと思いますのう。

温泉の後は王滝村まで降り、くるみ沢旅館の少し先まで降って奥田秀夫商店で宴会のお酒を買いました。王滝村は木曽の隣にあるので、エス氏お気に入りの中乗さんも売ってましたよ。

くるみ沢旅館はリーズナブルで居心地のいい宿でしたな。仲間たちと一緒だったからということもありますけどね。別記事でご紹介しますよ。

宿泊日記【くるみ沢旅館】御嶽山麓にあるリーズナブルな快適宿ですね

2024年3月11日

夜は楽しい宴会。エス氏ツアーはスノーボードをするという口実で大人が集まって宴会するのが本質という気もしております。この日は節分ということもありまして、メンバーの女子が豆まきをしたいというではありませんか。鬼は外、福は内。鬼といえばいますよね、スノーボードの鬼が。当然鬼の役をやって欲しかったのですが、不本意そうだったので止むを得ずエス氏が鬼になりました。部屋の中で豆を巻くのは不味いだろうと、寒い中わざわざ外に出て鬼役を演じましたよ。若い娘さんに向かっていかにもいやらしい手つきで襲いかかるという演技が迫真すぎたのか、痴漢!と叫ばれつつ豆を投げつけられたのもいい思い出という整理にしております。

スケべな鬼を演じ切ったエス氏、部屋に戻ると何やら神経衰弱が行われているではありませんか。おいおい、酔っ払いにそんなゲームができるのか。エス氏も参加しましたが、酔っ払いには全くと言っていいほどカードが覚えられず、勝負にならないという有様。ところがメンバーのK家には参加者唯一のお子様(小学生の娘さん)がおりまして、これが無双なんですわ。当然ながら子供なんで素面なんですよね。酒を飲んでフラフラな大人たちを尻目に次々にカードを当てていく女子。誰なんだこんな無謀な勝負をはじめたヤツは。

余談ですが、K家夫妻はエス氏ツアーがきっかけで結婚したんですよね。嫁の方はJMと並びエス氏が若い頃からの友人でして。ブログをはじめる前からのエス氏ツアーの初期メンバーだったのですが、ツアー参加者のK氏と知り合い結婚。今では大きくなった子供と参加してくれるとは嬉しいものですなぁ。

翌朝外へ出ると薄っすらと雪が積もっておりました。ゲレンデの雪質もよくなっているでしょうか。仲間たちとゲレンデへ向い、この日日帰り参加のNさんとも現地で合流。Nさんはエス氏ツアーへの参加が3回目なのですが、一緒に滑るのは初という珍しいお方。ちなみに2日目もゲレンデの様子は変わらないので写真はありません。

ガチ勢女子アミックスの師匠というだけあってNさんはかなりの腕前。アドバイスしてもらったところ、エス氏の滑りもなかなか良い感じになりましたよ。ところどころで顔を出す硬い雪でエッジが抜けがちだったのですが、アドバイスをもらってからは全く意に介さないほどの安定感。いや〜Nさんのおかげで気持ち良く滑れましたわ。

パノラマCコースの入口辺りに集まり、仲間たちとこのコースを滑ってみようかと相談していると、エス氏の背後で悲鳴が聞こえました。振り返るとスノーボーダーとスキーヤーが衝突しているではありませんか。エス氏が見たところではコースの下部にいるスキーヤーに、バランスを崩したスノーボーダーが上部から衝突したように見えましたね。倒れ込んでいるスキーヤー。スノーボーダーはスキーヤーから10m以上滑落しましたが、起き上がって板を外し、スキーヤーに駆け寄ろうとしました。逃げ出さないのは偉いのですが、問題は外した板。ソールを上に向けて雪面に置けばよかったのですが、慌てていたのでしょうか、ハイバックで板を立てるように置いてしまったんですよね。

こりゃヤバそうだな、と思って見ていると、案の定板が倒れてしまいました。スノーボーダーはスキーヤーに駆け寄っていて気がつきません。「板が倒れたぞ!流れるぞ!」と大声で注意しましたが、時すでに遅し。叫び声に気がついたスノーボーダーが振り返る頃には板がもの凄い勢いで斜面を流れて行ってしまいました。幸いにもコースを外れたようで怪我人などは出なかったようですが。必死に自分の板を追いかけてコースを降るスノーボーダー。倒れているスキーヤーはいいのかしら。ともかくこれほど情けないスノーボーダーの姿を見ることはあまりないといえるでしょうな。

その後もNさんたちと滑っていたのですが、ふと見るとNさんが肩を押さえながら降りてくるではありませんか。どうしたのかと尋ねると、なんと「肩が折れたかも」というではありませんか。さっきまで一緒に滑っていたのに、この一瞬に何があったのでしょうか。動けるよう打たので一緒にコースを降り、パトロールに見てもらったところ、骨折ではなさそうということに。ともかく帰って病院へ行った方が良いということ。とりあえずランチにしようということで再びカレーを食べたのですが、Nさん痛くなかったんですかね。タフな人ですわ。

そんなわけで昼には上がったエス氏。高速道路を走るエス氏を背後からNさんのデリカが追い抜いて行くの見て、自宅までは帰れそうだと一安心。なお病院で見てもらったところやはり骨折していたそうで。よくそれで運転して帰れたものですわ。

そんなわけで、怪我人が出るというトラブルもありましたが、どうにかエス氏ツアーも終了。今回は神戸からのGさんご夫妻に家族連れのK家なども参加してくれて賑やかでしたな。御嶽スキー場は雪質がイマイチだったもののコース自体はなかなかよかったと思いますぞ。みなさん怪我には気をつけて滑りましょう。Nさんほどの腕前でも怪我をする時はするんですね。さて次のトリップは年イチでの開催が定番となっている超接待トリップです。これまで毎回成功を収めているこのトリップ、今回も良い感じにのんびりと滑ってきましたよ。次回もお楽しみに。

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