11/12シーズン32日目 白馬さのさかスキー場
みなさんこんにちは。エス氏です。四連休白馬二日目の日記です。友人の山小屋を使わせてもらって一人で白馬に滞在していますので、夜は酒を飲みながらこの文章を書いているわけです。することありませんからね、他に。ちなみにインターネットには接続できないので、ブログの更新は自宅に帰ってからですが。
H24.3.18の白馬は前日に続いて雨。霧雨程度ですが、2日続けてだとテンション下がりますねー。
思わずドラッグストアでビニールの雨合羽を買いましたわ。
この日は白馬さのさかスキー場へ行って来ました。白馬に来る前はさのさかのスノーボードスクールで教えてもらおうかしら、なんて考えていましたが、天気も悪いし気分が乗りません。この案は却下です。
それでもさのさかに来たのは、さのさかで行われているテク選に古いスノーボード仲間の松沢さんが出場するというので、その応援のためです。まあ松沢さんに滑りを教えてもらおうという魂胆も95割くらいはあったわけですが。
松沢さんは10年くらい前に同じゲレンデで働いていた仲間で、スノーボードも上手かったのですが、「男性」としても立派な方でしたね。エス氏はオセロでも一度も勝てませんでした。松沢さんには様々な意味で敵いませんねー。
さのさかのテク選
何なんでしょうね、この大会は。テク選というくらいですから、テクニカルスノーボードの大会ということはわかりますけど。松沢さんの話では、さのさかで1月から3月まで毎月開催されるシリーズ戦のようです。この手の大会はあちこちのゲレンデでやっているそうです。見たことありませんけど。
つまり、JSBAとかの公式大会というわけではなく、さのさかのAZスノーボードスクールが主催している大会ということのようです。
AZスノーボードスクールは、テクニカル系のスノーボーダーにはとても有名…だと思います。エス氏は別にテクニカル系ではありませんが、このスクールの代表である相沢盛夫さんの名前は当然知っていますし、在籍しているデモンストレーターの中本優子さんの出ているDVDも持っています。
そんなAZスノーボードスクールが主催するテク選ですからね。参加者にはテクニカル系の全日本選手権に出るようなレベルの選手もいるようです。
そんなわけで、この日のさのさかには普段ゲレンデで滅多に見かけることのないレベルのスノーボーダーがたくさんいましたね…。
白馬さのさか
プリキュアを見逃したエス氏はのんびりと10時前くらいにさのさかに到着です。舗装されていない駐車場はいただけませんねー。
しかもゲレンデまでけっこう歩きました。のんびりしていたエス氏が悪いんですけど。まさかスノーボードを持って踏切を渡るとは。
センターハウスに入り、受付で長野県共通シーズン券を一日券に交換してもらいました。ここでは紙に名前とシーズン券の番号を書いた上に、ゴーグルを外して顔も確認されました。うーん。受付のお姉さん、仕事してますね。ちゃんとしてますわ。
ゲレンデに出ると、スキーの試乗会?が行われていたようですね。それにしても大会はどこでやっているのでしょうか。気になっていたのですが、さのさかのHPでもゲレンデでも、大会やってます的な雰囲気が皆無なんですけど…。
とりあえずゼッケンを着けた選手風なスノーボードの後を追い、第2クワッドリフトに乗りました。パラダイスダウンヒルコースは幅が少々狭いものの、緩斜面で滑りやすいコースですな。
パラダイスゲレンデで大会っぽいことをやっているのを発見しました。すでに始まっているようですね。松沢さんを探さねば。
それにしても地味過ぎる大会ですな…。フリースタイル系の大会のように派手さは皆無ですからね、やむを得ないのでしょうか。
前日に続く雨で雪はグズグズというコンディション。それでも選手たちの滑りはキレまくりですね。地味な大会ではありますが、レベルは高いですねー。同じ斜面を滑ってるエス氏はズレズレでした。しょっぺ~。
最初の種目が終わったようで、選手たちが横滑りでコースを慣らしていました。
松沢さんが見つからないので、第5ペアリフトに乗り上級コースのニューパラダイスゲレンデへ。リフトの上からだと斜面の凹凸がよく見えなかったのですが、酷いものでしたね。凸凹なだけならまだしも、雪が汚れていて滑りが悪く、イタのコントロールがし難い状況でした。楽しさゼロなコンディションでしたね。
再び大会を見に行くと、松沢さんがいました。数年ぶりの再開です。懐かしいですな。
松沢さんのショートターンの滑りをビデオ撮影し、その後は最後の種目フリーライディングが始まるまで一緒に滑りました。ここぞとばかりにあれこれ教えてもらいましたわ。
松沢さんの会社の同僚さんも応援にきていました。写真は彼の板で、少し乗せてもらいました。スポーツデポでビンディングとセットで2万円で買ったということです。
フラットロッカーの板で、正直面白かったですね…。これが2万円ならマジで買ってもいいかもと思いました。ただしイグニオのビンディング、てめーはダメだ。ビンディングだけバートンやらユニオンといったまともな物に換えれば、かなり楽しめそうですね。
松沢さんはロングとショートでは高得点を取っていましたが、最後のフリーライディングでミスしてしまいました。残念!ちなみに写真は全然別人です。動画を撮影していたものでして。
最後にコブ斜面を滑るというエキシビションがありましたが、松沢さんは参加しませんでした。その代わりにコブの滑り方をあれこれ教えてもらいました。すごい技術ですわ…。
エキシビションの様子もビデオ撮影しましたが、優勝したフリースタイルの選手の滑りには驚愕しました。戦闘力53万くらいありましたね。テクニカルの選手クラスになると、コブくらいは余裕で滑れるようです。普段ゲレンデでコブを滑れるスノーボーダーを滅多に見かけないものですから、選手たちのレベルの高さに驚きましたわ…。
大会の後は表彰式が始まるまで松沢さんにあれこれ教えてもらいました。ホントためになりましたね。
第6ペアリフトに乗り、カービングゲレンデを滑っていました。
このゲレンデにはビギナー用とモーグル用のコブ斜面がありました。ひたすらコブの滑り方を教えてもらったわけですが、正直かなりしんどかったですねー。てゆーかお昼も食べずに滑りっぱなしなんですけど。途中で2回ほどトイレ休憩があり、缶コーヒーを飲んだだけです。先週の妙高軍団もたくさん滑る連中だと思いましたが、松沢さんはその比じゃないですね。こんなにコブばかり滑ったのは初めてです。
たくさん教えてもらって本当にためになりましたね。松沢さん、ありがとうございました。
大会の結果が張り出されていました。結果を見ていた女の子可愛かったですねー。選手のようでしたが。
そういえば松沢さんはアルペンで6位入賞です。ミスがなければ表彰台でしたね…。本人は相当に悔しそうでしたが、それでも大したものだと思いますけど。本当にお疲れ様でした。
大会には子供も参加していましたね。上手すぎるんですけど、マジで。
表彰式ではビブナンバーでの抽選やじゃんけん大会があり、選手全員が何かしらもらっていました。一番豪華な景品のボードも、優勝者ではなくじゃんけんでもらえるという。松沢さんはリーシュコードをゲット。まあ要りませんな。
松沢さんは10年前の仲間たちが作った雪山魂のTシャツを着て滑ってくれていました。エス氏も持っていますが、自宅のクローゼットの中ですな。だって応援にくるのも前日に決めたことですからね…。
松沢さんはDQNボーダー養成講座を見たことがあったそうで、管理人が私だということに驚いていました。今後とも応援よろしくお願いします。さらには技術的なアドバイスもひとつよろしく…。
エス氏ブログに実名OK顔出しOKということで、ご協力ありがとうございます。
感想
大会を見に来るとか(参加するんでもいいですけど)、スクールに入るとか明確な目的がないと面白くなさそうなゲレンデですな。サンデーボーダーが白馬まで遊びに来たなら、八方尾根とか栂池滑る方が面白いと思いますね。ゲレンデの規模が違います。
しかしながらカービングやコブなんかの練習をしたいなら、丁度いいコースもあっていいと思いますけどね。遊ぶならよそで、練習するならさのさかでいいと思いますよ。
テクニカル系の大会を観戦したのは初めてでしたが、なかなか楽しめましたね。エス氏は自称上級者ですが、さすがに選手クラスになるとエキスパートといった感じですね。松沢さんには練習法なども教えてもらったので、エス氏もコツコツ練習したいと思います。
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