スノーボードの上達には自分に合った道具を使う

スノーボードの上達には自分に合った道具を使う

 みなさんこんにちは。エス氏です。今回は、スノーボード上達のためには自分に合った道具を使うことが大事、というごく当たり前のことをもっともらしく解説したいと思います。

 自分に合った道具、というのは二つの意味があります。
 一つは身体的に合う道具とい意味です。ブーツのフィット感やらボードのサイズのことですね。
 もう一つは技術的に合う道具という意味。初心者さんと上級者とでは、使う道具も異なります。

 以下、これらの意味での自分に合った道具について考えるてみましょう。

自分の身体に合った道具

 スノーボード技術は自分の身体に合った道具を使っているという前提のもとに成り立っています。ここでいう道具とは、具体的にはブーツ、ビンディング、ボードの三つですね。順番に説明します。

ブーツ

サロモントライアンフ

 スノーボードの道具で最重要なのがブーツです。ボードの操作は全てブーツを通して行われます。足にしっかりとフィットしたブーツを使っていると、乗り手の操作が正確にボードに伝わるわけですね。
 これがブカブカのブーツを履いていたりすると、ボード操作が非常に困難になります。例えばフロントサイドの横滑りをする際にブーツの中でかかとが浮いてしまうと、かかとが浮いた分の操作はボードに伝わっていないことになります。レンタルブーツを履いた初心者さんがフロントサイドの横滑りに苦戦する理由の一つは、ブーツの中でかかとが浮いてしまうからだと思いますな。

 ブーツ選びは非常に重要ではありますが、自分に合ったブーツというのは自分にしか分からないので、初心者さんとはいえ自分の判断で選ぶしかありません。なるべくたくさんのブーツを試着して選ぶべきでしょう。

 フィット感を求める余り、タイト過ぎるブーツを選ぶのも考えものです。ボードの操作はしやすくなるかも知れませんが、すぐに足が痛くなってしまいそうです。最初に買うブーツは履き心地がいいものがおすすめですな。

[参考] スノーボードブーツの選び方

ビンディング

マラビータ1314

 ブーツから出力されるボード操作は、ビンディングを通してボードに入力されます。正確なボード操作のためには、ブーツに合わせたビンディングのサイズやストラップの調整が必要になります。

 またビンディングはボードに取付ける際のセッティングも重要です。セッティング次第で滑りやすくなったり滑り難くなったりもしますので、自分に合うセッティングをあれこれ試してみることが大切ですね。

 ビンディングの取付についてはこちらで詳しく説明しています。

 セッティングについては、大まかにこの位かな、という取付け方も出来ますが、そのセッティングが自分に合うかどうかはブーツのフィット感同様最終的には自分自身にしか判断出来ません。しっくりくるまであれこれ試行錯誤してみましょう。

[参考] 初心者向けビンディングの選び方
初心者向けスノーボードのビンディング取り付けの流れ

ボード

14_lsd_43

 ボードのサイズはブーツやビンディングほど厳密ではありませんが、それでも長すぎたり短すぎたりする板では滑りにくいです。ボードのサイズは身長からある程度の目安を計算することが出来ます。

【身長×89%=ボードサイズの目安】

 この計算に当てはめて考えればボードのサイズ選びで大失敗することは少ないでしょう。ボードサイズについてはこちらの記事に詳しく書いています。

[参考] 初心者向けスノーボードの選び方
スノーボード 板のサイズの選び方

自分の技術に合った道具

 同じような体格の人同士でも、技術の差によって当然使う道具は変わってきます。上級者は自分のスタイルに合わせて道具を選ぶので、ここでは初心者さん向けの道具について解説します。

フレックス

 初心者さんと上級者とで、使う道具の差が大きく出るのはフレックスについてです。フレックスとな道具の硬さのことですね。初心者さん向けの道具は比較的柔らかく、上級者向けの道具は比較的硬めに出来ています。これはどういうわけでしょう。

 初心者と上級者では、滑るスピードに大きな差があります。硬めのボードはスピードを出して滑っても足元が安定しますが、代わりに低速では扱い難くもあります。
 柔らめボードはその逆で、低速でも扱いやすい代わりにスピードを出すとボードが暴れて不安定になってしまいます。

 初心者さんは滑るスピードが遅いので、柔らかめのボードの方が練習しやすいといえます。柔らかいボードは軽い力でも板が変形するので、乗り手の未熟な操作でもボードに意図が伝わりやすいです。ここでいう板の変形とは、ねじれたりたわんだりすることですね。
 硬いボードはしっかりと力を伝えないと板が変形してくれません。操作が未熟な初心者さんではボードに意図を伝えきれないというわけです。

 例としてボードのフレックスを挙げましたが、これはブーツもビンディングも基本的に同じです。
 それでは初心者さんは柔らかいフレックスの道具を選べばいいのかといわれると、必ずしもそうではないかと。硬いものよりは柔らかめの方がいいとは思いますが、極端に柔らかいものはグラトリ用とか特殊な用途のものになってしまう可能性もあるので、まあミドルフレックスの中で比較的柔らかめのもの、という程度がバランスもよく長く使えそうに思います。

道具のカテゴリー

 スノーボードの道具はスタイルによってけっこう細分化されています。カービング、パーク、パウダー、グラトリ、オールラウンド、等ですね。初心者さんにおすすめなのは、オールラウンドモデルでしょう。ある用途に特化した道具はあまりおすすめ出来ません。
 まあエントリーモデルという初心者さん用の道具がちゃんとありますので、それらを選ぶのが無難かと。お財布にも優しいと思います。

 しかしながらエントリーモデルとは価格が安い分見た目的にも安っぽいもの。もう少しかっこいい道具を揃えたければ、オールラウンドモデルの中でグレードを上げるのがいいでしょう。グラトリ用の板は柔らかめなので、モデルによっては初心者さんにも扱いやすいものがありますよ。
 エス氏のインプレッションも参考にして下さい。

メンテナンス

IMG_1105

 道具についてはメンテナンスも大事です。具体的にはボードにワックスを塗ることですね。
 ワックスを塗る意図は、板の滑りを良くするためです。初心者さんは板が滑るのは怖いという方がよくいます。これは大きな間違いで、板にワックスを塗らないのは上達の大きな妨げになってしまいます。

 ワックスを塗らなくても板は滑ることもありますが、雪質によってはソールに雪が張り付いて全く滑らなくなってしまうこともあります。スノーボードは雪の斜面を滑り降りるスポーツなので、板が滑らないとお話にならないんですよね。
 例えれば車にガソリンが入っていない様なもので、どんな高性能なエンジンでもどんな一流ドライバーでもお手上げです。

 ワックスを塗って良く滑る板は、乗り手が操作した通りに板が動いてくれます。しかしワックスを塗っていない板では、板と雪面との摩擦抵抗が大きくなる分、乗り手が意図した通りに板が動いてくれません。動かない板を無理矢理動かすために、初心者さんが自己流でおぼえる様なかっこわるい滑り方になってしまうというわけです。

[参考] ワックスを塗るとスピードが出て怖い!ってのはウソ
スノーボードのメンテナンス

 最後のメンテナンスについては特に自分に合う合わないということではありませんが、この記事で書いてあることは全て、自分が意図した通りにボードを操作するための前提となる重要な要素です。道具選びの参考にしてみて下さい。

スノーボードの初心者向け 効率よく上達する方法へ戻る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です