14/15シーズン23日目　パルコール嬬恋スキーリゾート

14/15シーズン23日目　パルコール嬬恋スキーリゾート

　みなさんこんにちは。エス氏です。H27.2.14は群馬県のパルコール嬬恋スキーリゾートで滑ってきました。初めて滑るゲレンデですな。

　今回はちょっといい感じの温泉宿に泊まり、のんびり過ごすのが目的です。最近ガッツリ滑ってましたからねー。たまにはゆるりと過ごしたいわけです。
　良さげな宿を探して、群馬の嬬恋村にある鹿鳴館を予約しました。嬬恋村のスキー場は、万座温泉とアサマ2000は滑ったことがありますね。今回はまだ滑ったことがない、パルコール嬬恋と鹿沢スノーエリアへ行ってみることにしました。
　1人で行くのもどうかと思い、女の子を誘って行くことに。先週かぐらでレッスンを受けたので、女の子と滑りつつ教わった内容を地味に練習です。

　渋滞を避けるために早めに出発。初日はパルコール嬬恋へ向かいます。毎度お馴染み上里SAで朝食です。
　今回はカツ丼を食べましたが、吉野家の牛丼と比較すると味も値段も勝負になりませんな。

　碓氷軽井沢で高速道路を降りました。この辺りの地形は独特でかっこいいですな。

　軽井沢駅のさらに奥のあたりを走ると、いかにも軽井沢な雰囲気に。

　軽井沢を抜けてよく分からん有料道路を走ります。この辺りの有料道路はちょこちょこ金を取られて面倒なんですよね。
　軽井沢までは晴れていたのですが、鬼押出しを過ぎたあたりから雪に変わりました。視界が白くなり運転し難かったのですが、無事にパルコール嬬恋に到着。車の外は猛吹雪で、無事に滑れる感じはしませんでしたが。
　中々広いゲレンデのようですが、正直ちと遠いです。

　駐車場の車が少なく見えるのは気のせいでしょうか。猛吹雪を見て怖気づいたのか、滑るらずに帰ってしまう車もチラホラ。のんびりスノーボードが今回のテーマであるエス氏もUターンしたい気分ですが、女の子もいることだし少しくらいは滑ろうかと。初めてのゲレンデですし、ブログ的にもどんなもんだか滑ってみる必要はあります。

パルコール嬬恋スキーリゾート

　全く乗り気がしないので、車の中でモソモソと着替え、センターハウスを目指します。
　リフトの割引券を用意してきたのですが、一日券を買う気にはならず、4時間券を購入。ちゃっちゃと滑ってとっとと温泉に入りたいのが本音…。

　リフトに乗るのは寒そうなので、ゴンドラに乗りました。ボードに被せるカバーはプチプチを使った手作り品でした。エス氏のセレクタはノーズが太いので、カバーが入るかギリギリでしたな。

　ゴンドラの中にコースマップが備え付けてあるのは便利でしたね。樹氷のプレストコースというのが唯一の上級コースでネーミング的にも良さげな感じですが、このゲレンデは全体的に斜度が緩く、1番急な樹氷コースでも最大斜度24°程度です。これなら女の子と一緒でもあちこち行けますね。のんびりスノーボードにはいい感じのゲレンデです。天気が良ければ。

　ゴンドラを降り、コースまで歩いていると足下で雪を踏む音がギュムギュムと聞こえてきます。すごい音で、雪質は良さそうですな。車の温度計では駐車場の気温が−7°位だったので、ゴンドラの上は−10°位あったのかも知れません。
　試しに脇に積もった雪を軽く蹴飛ばしてみると、驚きのサラサラパウダー。この雪質は間違いなく今シーズン最高です。そういえばゲレンデマップでは山頂の標高は2,100mもあったような。俄然テンションが上がるエス氏。のんびりスノーボードはやめにして、ガッツリパウダーに方針変更です。
　突然やる気になったエス氏に女の子は引き気味ですがもはや気にしません。

　さっそくGoProを出して撮影の準備。斜度が緩いのとパウダーが薄そうなのが気になりますが、雪質だけは最高です。

　ビバーチェコースを滑り、山頂までの第4フーガリフトに乗ります。

　リフトから右のビバーチェコースは滑りやすい斜度ですね。コース脇にはパウダーが残っていますが、もう少し斜度が欲しいところ。
　それにしても覚えにくいコース名とリフト名ですな。

　リフトから左に降りると樹氷のプレストコースです。スタートが緩斜面でちと面倒でした。吹雪いているので樹氷とやらを楽しむ雰囲気でもなく、ひたすら端に残ったパウダーを滑りました。

　斜度が緩めで雪質が良くあまり積もっていないというコンディションは、パウダー初心者の女の子の練習には最適だったと思いますな。何度も転げ回っていましたが、かなりパウダーの滑り方に慣れた様子でした。

　それにしても分かれ道の多いゲレンデですな。最初はプレストコースから再び第4フーガに乗るつもりが、そのままどこぞを通ってセンターハウスまで滑り降りてしまいました。

　センターハウスでランチ。唐揚げは残念な味でした。

　昼ごろから少しずつ晴れ間が出てきましたが、山頂辺りはやはり吹雪いていましたね。寒すぎて指先が痛くなるのですが、どうもエス氏は手足の先が冷えてしまうようですな。血行が悪いようで。

　視界が良くなったので少し写真を撮りました。ここは初級のドルチェコース。アンダンテコースを滑ってきたら、スキー専用のモデラートコースがあったので、こちらのコースに入りました。緩斜面ですが人が少なくて滑りやすかったですね。
　今回の動画でエス氏がカービングをしているのはこの緩斜面です。ちなみにこの動画でマツザワ師から変態カービングレベル1の認定を受けました。

　第4フーガから景色が見えるようになりました。

　樹氷のプレストコースです。樹氷…このところゲレンデの木はツリーランの障害物にしか見えなくなりましたね。

　えーと、エス氏のカンではここはパノラマコースですね。この辺りはタラタラ練習しながら滑りました。

　パノラマコースからまっすぐ滑るとセンターハウスです。右に進むと山頂から4.5kmのロングクルージングになるようですが、エス氏は長く滑るのは苦手なので。

　4時間券で13:45まで滑り、サクッと上がりました。午後は天候も回復したのでもう少し滑りたい気もしましたが、今回は温泉でのんびりするのがメインですからね。パウダーを滑って撮影もしましたし、風呂上り動画でも見ながら酒飲みたい気分です。

　帰りも駐車場で着替えましたが、イス以外にも今シーズンから導入した新型アイテムすのこを使用。この上に乗るとパンツの着替えが楽チンになる便利アイテムですな。参考までに写真のすのこは42cm×56cmというサイズです。

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　パルコール嬬恋から鹿鳴館までは車で20分程でした。

　部屋は広くて快適そのもの。温泉も良くて何度も入ってしまいました。食事も実に美味しかったですな。
　料金はふだん滑りに行く際に泊まる宿の倍くらいで、ツアーなら一泊二日で滑りに行けてしまう金額ですが、大人のスノーボードには時々この様なパターンがあってもらいいのかなと思いました。特に女の子と滑りに行く場合には。毎週滑りに行くエス氏としては、毎回のこの金額では財布が空になってしまいますけどね。

鹿鳴館

　さて、お酒を飲みながら編集した今回の動画がこちらです。

　やっぱりスプレーはあまり上がってませんね。斜度が緩い割にはスピード感はあるかなと。まあ本人的には気持ちよく滑れたので良かったと思います。パウダーを滑って満足すると、その日はもうチマチマ練習などする気にならなくなってしまうんですよねー。
　思わぬ雪質にテンションが上がってしまったエス氏ですが、やはりパウダーを楽しむにはもう少し斜度が欲しいですな。パウダー初心者さんが練習するにはちょうどいいとは思います。

　快適な宿で過ごし、翌日は宿から車で5分程の距離にある鹿沢スノーエリアで滑りました。