計画は狂うためにある
みなさんこんにちは。エス氏です。2015.9.20は百名山の一つ皇海山(すかいさん)に登ってきました。今回は久しぶりに1人でしたね。
前日に群馬の伊勢崎で友人の結婚パーティーに参加したエス氏。その夜は伊勢崎のアパホテルに泊まりました。8:00過ぎにチェックアウトして移動開始。思えばこの時点で計画が狂っていたといえますが、計画自体がそもそもテキトーでしたのう。
エス氏来月資格試験を受ける予定なのですが、これまでのところまるで勉強できておりません。このシルバーウィークで少しでもテキストを読まねば…そう思いながらも山には登ります。
今回は友人のパーティーから山登りand車中泊という計画を立てました。9.20皇海山、車中泊、9.21苗場山という流れ。山にはサクッと登り、温泉に入った後はじっくりとテキストを読む…一応そんな計画でした。
車中泊に挑戦して見る気になったのは節約のためですね。そして今後百名山をクリアしていく過程で、車中泊という選択肢もある方が都合がよさそうでしたので。
車中泊については雪バカ日誌の記事を参考にしました。エス氏も車中泊は別記事でご紹介します。
装備
今回は天気も良く、また標高もそれほど高くないので、ダウンジャケットはバックパックに入れませんでした。水は500ml3本、おにぎり二つとゼリー飲料一つ。
装備では帽子とソフトシェルのジャケットを自宅に忘れてきてしまいました…。ジャケットの代わりにトレーナーを持って行きましたが、心許ないですな。結果的には全行程半袖シャツでイケましたけど。
皇海山 2,144m
アクセス
アパホテルを出発し、皇海山の登山口を目指します。群馬県側からの方が山頂に近いようですからね。
丸沼高原や尾瀬戸倉方面へ滑りに行く際に通る日本ロマンチック街道を走ると、東洋のナイアガラ吹割の滝が見えてきます。…シルバーウィークとはいえこの程度の観光地にまあまあの人が。うっかり登山口方向への道を通り過ぎてしまいました。
この辺りは道がわかりにくいので、目印にするならとねしんの追貝支店がいいと思います。
このとねしん前ですでに10:00。むう、ちとのんびりなペースですぞ。サクッと登って勉強しないといけないんですから…。
とねしんから先は案内表示がいくつかあるので、あまり迷うことはないでしょう。
皇海山こちら、なんてサラッと書いてありますけど…。
林道
ここからは未舗装路に入ります。この林道が曲者でしたね。予想を超える悪路に予想を超える距離。すれ違いも大変です。
岩をくり抜いたトンネルを超えるとようやく後半。
たっぷり一時間走ってようやく登山口の駐車場に到着しました。まさかの11:10到着。エス氏は皇海山を舐めていたのでしょうか。サクッと登って勉強…。
登山
11:30準備を整えて登山開始。遅っそ。
注意喚起の看板が多いですな。
ゲートの先が登山道です。登りのコースタイムは3:00ほどですが、さてサクッとイケるのか。
登山道には所々に赤い目印が。正直地図があってもこの目印無しだと絶対道に迷いますね。ありがたや〜。
…沢を渡るだと!?なんという冒険でしょうか。
所々に看板もあり、山頂までの距離がわかります。励みになりますなあ。
沢を登ります。ここまでは比較的緩やかな登りでしたが、ここから一気にキツくなります。
12:45急斜面を登りきると分かれ道が。右が鋸山、左が皇海山です。
木の間を抜けて進みます。
プレデターに襲われたらここに罠を仕掛けようと思います。
多少視界が開けるところもありますな。
急な登りもあります。
銅の剣が見えたらもう山頂はすぐそこです。
13:30山頂到着。2時間で登ったというのはエス氏的にはがんばりましたね。
山頂で休憩。おにぎりを二つ食べました。お湯を沸かさないと食事もすぐに済んでしまいますね。
下山
13:45下山開始。ちゃっちゃと下りて勉強です。
鋸山への分かれ道までくると、左側がガスってきていました。登山道は右側なので平気ですが、もしこんなにガスってしまったら赤い目印が見えなくなり迷子になってしまいます。これはとっとと下りた方がよさそうですぞ。
てなわけで15:20登山口到着。誰とも遭遇せず、サクサク下りられましたね。
急斜面はロープを使って下りましたが、摩擦でグローブがボロボロになってしまいました。ワークマンでよさげな手袋を探してきますかねえ。
移動
下山後は再びクソ悪路を走行。日が落ちる前に帰れて良かったですわ。ガチ落石だらけで、この石のうち一つでも運転席に飛び込んできたらと思うと生きた心地がしませんでしたね。
目指すは温泉です。次の目的地である新潟の湯沢で入ってもよかったのですが、群馬でかいた汗は群馬で流そうと。
沼田インター方面へ走り、道の駅に隣接した望郷の湯に入ろうとしましたが、激混みしてました。さすがシルバーウィーク、道の駅が観光地になっていました。望郷の湯は諦めて、まだ入ったことのない初穂の湯へ行ってみることに。こちらは別記事でご紹介する予定です。
風呂に入ったら腹が減ったので、ロマンチック街道にやたら看板があった焼肉レストランあおぞらへ。…こちらも別記事にしますかね、一応。
その後はかぐらみつまたスキー場近くの道の駅みつまたまで移動。車中泊の準備をしているとすっかり眠くなってしまいました。ああ、結局テキストを開くことすらできませんでしたわ。
ところが、この大きくて分厚いテキストが意外なところで役に立つんですね〜。
まとめ
皇海山は1人で登って良かったと思いました。手強すぎる林道、なんの眺望ない登山。正直二度と登ることはないでしょう。百名山制覇という目的があるから登りましたけど、まあそれだけですな。
出発時間が遅かったので、下りてくる人とはよくすれ違いましたが、登っている人はあまりいませんでした。山頂に誰もいなかったら写真どうしようとか悩みましたが、幸い人がいて助かりました。これまで登った百名山では一番人が少なかったように思います。
今回エス氏にしてはかなりのスピードで登りましたが、出発の遅れを取り戻すには至りませんでした。そのくせ体力は消耗し、勉強など出来るはずもなく。おまけにデジカメがとうとう壊れて動かなくなってしまいました。エス氏としてはこんなはずではなかったという感じの1日でしたね。
登山お疲れ様でしたー。
わざわざ、リンクまで貼っていただきまして。誠にありがとうございます!
>田中さん
ありがとうございます(^^)参考にさせてもらいました!