オフトレ ハイキング編 奥裾花自然園

みなさんこんにちは。エス氏です。2023/10/28は長野県の奥裾花自然園(おくすそばなしぜんえん)にハイキングに行ってきましたよ。まあハイキングというよりは紅葉狩りに行ったわけですが、そこそこ歩いたのでハイキング編ということでご紹介したいと思います。

紅葉狩りをはじめたのは2021年からでして。その際は新潟県の清津峡トンネルから美人林を観てから長野県に移動し、飯山で称念寺の紅葉を観たんですよね。これが実に素晴らしく、すっかり紅葉狩り大好きおじさんになったエス氏はその後も紅葉狩りを楽しむようになったわけですね。

2022年は福島県の南会津にある下郷町観音沼森林公園へ行ったのですが、ここは紅葉も素晴らしいし空いてるしでナイスな穴場でしたな。さらに檜枝岐にある宿まで遠回りして只見川沿いをドライブしたのですが、山の中のドライブ中もずっと景色は紅葉していて綺麗でしたし、只見川沿いは美しいしで最高の紅葉狩りになりました。

てなわけで紅葉狩りを満喫しているエス氏。同行するのは毎度お馴染み、ハイキング仲間の港区美人OLさんたち。ここまで2年連続で紅葉狩りが大成功を収めているだけに、いささか期待値が高くなりすぎている気もするんですよね。プレッシャーを感じつつ、今回もイケると踏んでいたのはGoogleマップを眺めていて見つけた奥裾花自然園のおかげでしょうか。

奥裾花自然園

奥裾花自然園てのはどこにあるのよ。そう思った方も多いのではないでしょうか。エス氏も知りませんでした。長野市内や白馬の辺りを車で走っている人であれば、鬼無里(きなさ)という地名を目にしたことがあるのではないでしょうか。長野市から国道406号線を通って白馬まで行く道の途中に鬼無里村はありまして、そこからさらに北へ進んだところに奥裾花自然園はあります。普段スノーボードトリップでは長野から白馬まではオリンピック道路を通るので、鬼無里を経由することはないんですよね。長野県の中でもかなり奥の方、というのが横浜市在住のエス氏の感想ですな。おかげで紅葉スポットとしては穴場の様ですが、さて。

上信越道の長野インターで高速道路を降り、国道406号線を通って鬼無里へ。そこから北へ向い奥裾花大橋まで来ました。景色が良さそうだったので車を降りてみましたよ。なかなかいい感じですなあ。

ここは奥裾花ダムだそうです。さて、実のところ今回の紅葉狩りで一番紅葉がキレイだったのはこの奥裾花大橋から奥裾花自然園の駐車場までの道路沿いでしたね。この道は「ブナと水芭蕉ライン」というそうですが、裾花川沿いの道路は両側の山や岩の辺りがキレイに紅葉していて素晴らしかったですね。車を停めて撮影すればよかったかしら。

キレイな景色を眺めつつのんびり走り、奥裾花自然園の駐車場に到着したのは9:45頃でした。車は数台しか駐まっていませんでしたな。この日は雨の予報でもあり、そのせいかもしれませんが、やはり穴場ということなのでしょう。一応メンバーには山登りと同じ装備で来るようにと伝えてあったので、天気が悪くてもまあなんとかなるかと。

駐車場にはトイレもありましたよ。付近でコンビニなどは見かけなかったのでありがたいですね。

駐車場から一段上がると食堂がありましたよ。ここでペットボトルのお茶を購入。途中でコンビニに寄るつもりが鬼無里付近で見かけなかったもので。この食堂には帰りにも寄りましたよ。

さて、こちらが奥裾花自然園の入口。ここで入園料200円(時期によります)を支払いますよ。

自然園自体は地図によるとここからさらに徒歩30分!という距離なのですが、マイカーでは入れないんですよね。なのでがんばって歩くか、もしくはタクシーを使うか。この入口から自然園までタクシー1台でピストンしておりましたな。ちょうど小雨がパラついてきたので迷わずタクシーを使うことに。奥裾花自然園のトップシーズンは水芭蕉の時期ということで、その頃はシャトルバスが運行しているそうです。

タクシーで到着したところが自然園、というわけでもありませんでした。そこからさらに歩いたところでようやく自然園に辿り着けるということです。まあ山は綺麗に色づいていましたし、景色を眺めながらのんびり歩くことにしましょう。

ようやく自然園に到着。熊出没注意ということですが、2023年は全国的に熊が出たというニュースが多かったので、ちょっと心配にはなりましたね。エス氏たち以外にも多少人を見かけましたが、熊よけの鈴を装備している人も結構おりましたな。

さっそく自然園の中を散策しましょう。どれどれ、ほうほうこれがブナですか。木なんてどれも木だと思っておりましたわ。

自然園の中は落ち葉で足元がフカフカしており何やら気持ち良かったですな。

紅葉を楽しみつつハイキング感も味わえました。健康的な感じじゃぁありませんか。おじさんになると健康大好きになるんですよね。

自然園の散策路は木の枝に覆われており、小雨程度は気になりませんでしたね。

ふむ、モリアオガエルとやらがいるようですね。特に興味はありませんが、せっかくなので見ておきましょうか。と思って探したのですが見つかりませんでした。

5月頃にはこの辺りで水芭蕉が見られるのでしょう。どうも奥裾花自然園は水芭蕉に関しては国内有数の規模を誇るようで。ふーむ、水芭蕉を見に行くという考えはこれまでのエス氏にはなかったものですが、思えばそれは紅葉狩りも同じこと。見にくると意外に面白いものかもしれませんのう。でも水芭蕉の時期は奥裾花自然園も混雑したりするのかしら。なんて思いましたが、これだけ綺麗に紅葉しているのに人もまばらという穴場感からすると、ここが混雑するという状況がイマイチ想像できないんですよね。まあ温泉旅館に泊まりに来る口実のひとつとして水芭蕉というのは頭の片隅に入れておきましょうか。

この先に展望台があるようです。Amazing View Point!!というからには期待していいんでしょうね。

お、なかなかいい眺めではありませんか。

晴れていたらさらに綺麗だったでしょうね。

その後もしばらく自然園の中を散策していたのですが、気が付けば雨が少し強くなってきまして。早めに切り上げて戻ることにしました。

タクシーを降りたところまで戻ります。うまくタクシーがいたら乗って帰りましょうかね。

ところがタクシー待ちをしていると思われるグループがいたので、歩いて戻ることにしました。登山装備のおかげで雨もそこまでは気になりませんでしたし、帰りは下り道ですからね。タクシーに乗っている時には気がつきませんでしたが、道中の紅葉も良かったですのう。

雨も弱くなり、のんびりと景色を眺めながら歩くことができましたよ。

自然園の入口まで戻ってきました。タクシーに乗ってここを出発してから約1:30くらいのハイキングでしたね。タクシーに乗らず、自然園の中をさらに歩くと2:30くらいはかかったでしょうか。紅葉を楽しみつつハイキングもでき、なかなかに楽しめましたな。混雑しない紅葉スポットを探しているという方にはおすすめですよ。

さてちょうどランチタイムなので、食堂に入ることに。ここはエス氏のお目当てのひとつだったんですよね。

気温は低く肌寒かったので、熱々のキノコ汁は美味かったですね〜。沁みる…。

そしてネットの口コミで気になっていたのがこちらのきびだんご。どれどれ…む、これは美味いですね。予想を上回る美味さに驚きを隠せませんでしたわ。自分で作れるきびだんごセットも販売しているようで、美女の1人がぜひとも欲しいということだったのですが、残念ながら売り切れということ。この年は暑すぎたからでしょうか、きびが不作だったようですね。それにしてもこのきびだんご、ちょっと他では食べられない美味さだと思いますぞ。

余談ですが、食堂のおっちゃんとおしゃべりしていて熊の話題になりました。この辺りで熊を見かけるのか聞いてみると、「都会の熊と違ってここらの熊は…」というではありませんか。都会の熊とは!?横浜に住んでいると、「都会」というのは横浜や東京(主に23区)のことをいうのですが(エス氏の主観です)、地方に住んでいる人が指す「都会」は東京じゃなかったりするんですよね。都会に住む熊というのもどこかにいるのでしょう。

奥裾花自然園を後にし鬼無里まで戻る道中、改めて渓谷沿いの景色を眺めながらのんびり走りましたが、やはりここが一番綺麗でしたな。写真はありませんが、思い出には残っておりますよ。

さて鬼無里に戻って立ち寄ったのが、これまたエス氏のお目当てだったいろは堂の本店です。おやき村などへも行って食べたこともありますが、いろは堂のおやきが一番エス氏好みですな。

店内にはなぜかオリジナルのスノーボードが飾られていました。オガサカ製でしたね。

店内でおやきを食べることができました。期間限定の栗あんを食べたのですが、こりゃ美味かったですな。試食をどうぞ、ということで各自おまけのおやきもくれました。みんなで食べ比べをしましたが、エス氏は切り干し大根とネギ味噌が好きでしたね。それにしてもきびだんごを食べた後だったので、おまけまで食べるといささか苦しかったですな。

湯田中温泉にある宿まで移動する途中、善光寺にも立ち寄りましたよ。善光寺では「お戒壇めぐり」が最近のお気に入り。本堂の中にある真っ暗闇の回廊の中を歩くのですが、これがなかなかのエンターテイメント。エス氏は頭をぶつけるんじゃないかと心配で、中腰になってそろりそろりと歩くのが精一杯なのですが、女性陣は割と余裕な感じ。女は強いですのう。さて善光寺では毎度八幡屋礒五郎の本店でお買い物をします。BIRD EYE酢゛という辛いお酢が気に入っておりまして、この日も2本買って帰りましたよ。ドレッシングやマリネに大活躍ですわ。

この日の宿は湯田中温泉にあるホテル椿野。お姉さんたちも宿を楽しみにしているので、毎回宿は慎重に選んでいるエス氏。ホテル椿野は22/23シーズンに利用した宿ですが、ここなら気にいるだろうと思ったところ、これが当たりましたね。すっかり気に入ったようで良かったですわ。初日は綺麗な紅葉を眺めることができましたし、軽いハイキングも楽しめました。きびだんごにおやきを食べ、善光寺にも寄り、盛りだくさんでしたね。

【ホテル椿野】全般的に高水準な良い宿ですわ

2023年6月26日

ホテル椿野でゆるりと過ごし、翌日は遅めにチェックアウトしました。2日目は特に予定もなく、渋滞する前に帰ろうということに。お土産くらいは買って帰ろうと、須坂にある楠木わいなりーに寄りましたよ。湯っ蔵んどのすぐ隣でしたね。

さらに菅平高原を越えてお気に入りの地酒屋宮島へ。そういえば菅平も綺麗に色づいてましたな。ワイナリーに寄った後なので、宮島では日本酒を何本か買いましたよ。

お姉さんたちをそれぞれ自宅まで送り、夕方にはエス氏も帰宅することができました。紅葉狩りをはじめて3年目となりますが、今の所毎回紅葉を楽しめておりますね。来年はここへ行ってみようか、という目星もつけてありますので、今から楽しみです。温泉旅館に泊まって酒を買って帰ってくる、というメインルートの前座は山登りでも紅葉狩りでも観光でもスノーボードでも、なんでも別にいいということですね。

とはいえこれはスノーボードブログなので、シーズンに入れば楽しく滑りに行く、ということに当然なるわけでして。ちょうどエス氏の2023年のオフシーズン記事はこれで最後になりますので、そろそろ23/24シーズンがはじまると思いますよ。予定では。

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