みなさんこんにちは。エス氏です。2022/12/27〜2023/1/3までスイスに滑りに行ってきましたよ。トリップ初日は超有名リゾートのツェルマットで滑ってきました。前編に続いてツェルマットの様子をご紹介しますよ。
マッターホルンを見ながらひたすら滑り、ようやくリフトでひと休みというところで前回は終わりました。
リフト1本がものすごく長いんですよね。ちなみに日本のゲレンデにあるような錆び錆びのボロいリフトは一つも見かけませんでした。
現在位置はBreitboden標高2,514mです。
移動移動アンド移動。今シーズン3日目のエス氏にはちとハードですね。
ロープウェイの乗り場が見えてきました。
かなり混んでいましたね。さんおつとイトチンさんはゲートを通り損ね、1本後の便で上がってきましたよ。
ロープウェイで辿り着いたのは標高3,286mのHohtälliです。さすがに空気が薄く、疲れた身体に堪えますわ。
いやあ、マッターホルンはかっこいいですのう。ここまでマッターホルンを見ながら滑ってきたのですが、改めて見るとやはり引き込まれますね。とんがり過ぎでしょ。
ロープウェイの降り場には工具が備え付けてありました。PB SWISS TOOLSはスイスの工具で、エス氏もドライバーを持っておりますがとても使いやすいですよ。
さんおつ達と合流し滑る準備をしていると、外国人スキーヤーから話しかけられました。そのウェアはなんてブランドだ?686?どこの国のブランドだ?アメリカ?どこの店で買ったんだ?日本だと?なんて話を片言の英語でしました。エス氏のNASAウェアは正直スイスでかなり注目を集めてしまいましたね。
さあ空気薄めですが頑張って滑りましょう。
ツェルマットには平坦で勢いをつけて滑らないといけないところもけっこうありましたね。
コースの途中にトンネルになっているところがありました。ここは登山電車の線路下をくぐるコースです。
線路下をくぐるとすぐに標高2,582mのRiffelbergにたどり着きます。サラッと書いてますがHohtälliから標高差700mを一気に降りてきているんですよね。まだランチ前だというのにもう限界なんですけど。
Riffelbergからは登山電車に乗ります。リフト券があれば乗れますよ。
山を登る電車だからでしょうか、線路に見慣れないギザギザがありましたね。
電車が登ってきました。鉄道大好きおじさんのさんおつは嬉しそうにあちこち写真を撮っておりましたな。まあ電車に興味なさそうな赤パンも撮ってましたけど。
車内には犬を連れた人もおりましたよ。滑らずに観光しに来る人もけっこう見かけました。
到着したのは標高3,089mのGornergrat/ゴルナーグラートです。ここは標高1,620mのツェルマット駅から登山電車で登ってきた終点で、標高差約1,500mを登ってきたことになります。ここで柚さんと合流してランチ休憩するというのがこの日の予定。
ゴルナーグラートは登山電車でサクッと登れる観光地のようで、グリーンシーズンも賑わってそうですね。JMはハイキングのガイドで何度となく訪れているようです。
エレベーターに乗り施設の上部へ。こんな山の上によくもまあこれほど重厚な建物を作りましたわ。
レストランで柚さんと合流してランチ休憩。正直かなり疲れておりましたよ。
JM曰くソーセージとポテトがスイスっぽいランチということでしたが、一方で両方買うと量が多過ぎて食べられないとのこと。両方注文しようとしたさんおつはJMに止められていました。ふむふむ、ダイエット的にエス氏はポテトはやめてソーセージだけ注文。ところが席に戻ると小柄な柚さんがどう考えても1人じゃ食べきれないほどの量を注文していました。やっちまったんじゃないかこれ。本人も困惑気味だったような。イトチンさんと2人で食べるつもりだったようですが、イトチンさんはイトチンさんで注文しており、2人でもちょっと無理な量。同じテーブルに座っていたエス氏とコリンも分けてもらってポテトやらサラダ的なものを食べましたがけっこう美味しかったですね。柚さんのおかげで色々食べられましたわ。もちろん自分で買ったソーセージもめちゃ美味しかったですよ。なおイトチンさんはビールと間違えてノンアルコールビールを買ってしまい買いなおしておりました。
ランチの後は最後の滑走です。もう上がるの?と思うかもしれませんが、すでに体力の限界でして。JM曰くベースまで滑って降りられるよ、ということですが、エス氏にはちょっと無理かな。先ほど登山電車に乗ったところまでは最後の力を振り絞って滑り、そこからは電車に乗って下山することに。なおイトチンさんはこの時点でリタイアしてゴルナーグラートから電車で下山することに。思えばこれが正解でしたわ。
足に力が入らず、ヘロヘロになりながらどうにか滑ります。体力のなさが恨めしい。それでもエス氏なりにがんばって滑ったのはマッターホルンがよく見えたからでしょうかね。とんがりまくってますのう。
先ほどゴルナーグラートまでの電車に乗ったRiffelbergまで滑って戻ってきました。もう滑れんぞ。
電車の座席は山側と谷側で角度が変わっていました。
Riffelbergから約1,000mほど降るとツェルマット駅にたどり着きます。遠いですのう。滑らなくてほんとよかった。ちなみにスイスはあまり雪が降っていないようで、ベースまで滑るコースはあまり雪がないようでした。一応滑って降りれはしましたけどね。
ベースまで降りてきました。初日からマジで疲れましたね。
JMとイトチンさんは板の滑りが悪いということで、ショップに板を預けてチューンナップしてもらうことに。翌日もツェルマットで滑るので、朝板を受け取ると。イトチンさんはAMICSSのアグレッサーに乗っていたのですが、チョップの店員がこれはすごい板だと大興奮だったようです。遠い異国の地でもわかる人にはわかるのですね。その後は電車に乗ってブリークに戻りました。
というわけでスイス初日のスノーボーディングは大満足でした。天気も良くマッターホルンをずーっと見ながら滑れたのは素晴らしかったですね。これぞヨーロッパトリップですわ。体力的にはキツかったですけどね。その後ブリークの宿に戻ってからはさんおつバースデーパーティで盛り上がりましたよ。さて次回もツェルマットです。ただし同じところは滑りません。一番標高の高いところへ登り、そこからイタリア側へ滑りましたよ。次回もお楽しみに。
記事アップありがとうございます。
富士山のてっぺんに近い標高から滑り降りる、ってスケールが違いすぎますね・・・
途中で電車に乗ったり線路の高架下をくぐるところはなんか小旅行みたいだな、と思いました。
スイスって工具もおしゃれですね。
きちんとこういったサービス、施設がそろっているとリフト券が高くてもなんか納得感がありますね。
標高の高さは海外ならではですよね!
確かに観光旅行っぽいです。
工具もそうですが、ゴンドラやリフト等の設備は日本とは比較になりませんのう。