みなさんこんにちは。エス氏です。今回は23/24シーズンのエス氏が使っていたスノーボード関連の道具をご紹介しますよ。以前のベストバイ記事に相当するのが今回の記事ですな。ベストバイ記事を辞めたのは、短期的に良いものと長期的に良いものの書き分けができなかったからですね。すのことかテムレスなどはエス氏愛用の品ですが、どう考えてベストバイという記事で上位には入らないかなと。スノーボードギアは消耗品ばかりなので、道具は毎年のように買い替えており、新しい道具の素晴らしさはベストバイとして紹介したくなるのですが、次のシーズンには別のギアを買ったりしておりまして。結局長く愛用しているすのこやテムレスが一番だなと思うと、ベストバイとは何なんだろうねということになったわけですな。
AMICSS XFIT 154 23/24モデル
エス氏といえばアミックス大好きおじさんですね。完全に惚れ込んでおります。超高性能の上位モデルは本当に最高だと思いますが、最近はよりリーズナブルなエントリーモデルのラインナップも増えております。エントリーモデルとはいえそこはアミックスですからね、性能の高さはレジャー勢のエス氏には十分過ぎるほど。23/24シーズンから登場したXFIT/クロスフィットは性能はもちろん、なんせ見た目がカッコいいんですわ。おまけにハンドメイドなのに驚くほどリーズナブル。どこにどうケチをつければいいのかわかりません。詳しくはレビュー記事をご参照下さい。
FLUX CO PRO MODEL ERIK LEON 23/24モデル
以前はバートンのビンディングを愛用していたエス氏ですが、もう何年もフラックス一択になってしまいましたね。ビンディングとしての性能についても特に不満はありませんが、最近は他メーカーと比較していないので何とも。フラックスのいいところはベースプレートに雪が付きにくいところですね。いちいち雪を落とさなくていいの、ホント楽ちんなんですわ。このモデルについては完全に見た目で選びましたが、見た目の割にハイバックはしっかりとしたフレックスでしたのう。フォワードリーンアジャスターが付いていないのでハイバックを前傾させるのに少々難儀しましたが、まあ見た目で選んだ割に性能的にも特に不満のない良いビンディングだったと思いますね。
NITRO TEAM TLS 22/23モデル
もう何年でしょうな、ナイトロのブーツを履くようになって。フィット感抜群なので大のお気に入りですが、このブーツは馴染むまで少し時間がかかり、スイスでは足の痛みに悩まされましたのう。帰国した瞬間に馴染みましたけど。ホワイトカラーはNASAウェアに合わせて選んだものですが、23/24シーズンのスタイルにもマッチしていたのでそのまま続投。まあニューモデルのブーツが値上がりしてしまい買い換えるお金がないだけなんですけどね。ともかくブーツに関してはナイトロ以外の選択肢が思い浮かばない程にエス氏ど定番アイテムとなりましたな。
AIRBLASTER Beast 3L Jacket Purple Shimmer 23/24モデル
エアブラスターはビブパンツがなかなか具合が良かったので、ジャケットも買ってみることにしました。こちらは完全にカラーで選びましたね。光の当たり方によって色合いがわかる綺麗な紫色でとても気に入っておりますよ。見た目は。気に入らないのはポケットでして。エス氏はポケットに入れているデジカメで写真撮影をしているので、結構頻繁にジッパーの開け閉めをするのですよ。このジッパーがダブルジップになっているのですが、スライダーを上げ下げした際に、開いているのか閉じているのかわかりにくいんですよね。デジカメのストラップがスライダーの間に挟まったりもしょっちゅうでした。ただひたすらにウザかったですね。
AIRBLASTER FREEDOM BIB 22/23モデル
昨年初めて買ったビブパンツ。エアブラスターのジャケットと組み合わせたスタイルはなかなか気に入っておりますよ。上記のジャケットは使い勝手が悪かったのですが、パンツは良い感じですね。動きやすいですし胸にポケットがあるのも便利で良いですな。
RECT DISC ラントリグローブ
RECT DISCが良かったのでラントリグローブも買ってみました。まあラントリなんてできないんですけどね。インナーグローブとセットになっていたのはよかったですな。グローブに手を入れてみると、かなりしっかりとした感じで、なるほど防御力は高そうです。これならいくらハンドスライドのターンをしても壊れることはないでしょう。ただし少し手を入れにくく感じましたかね。ジャケットのところでも書いたように、エス氏は頻繁にジッパーの操作をしているのですが、このグローブだとただでさえ扱いにくいダブルジップの開け閉めにかなり難儀してしまいまして。結果的に使わなくなってしまいました…。おさわりカービングをそれほどやらなくなったエス氏にとってはオーバースペックすぎましたかね。
OAKLEY MOD1 PRO – MIPS – Asia Fit 22/23モデル
昨シーズンNASAウェアに合わせて白いヘルメットを購入しましたが、NASAウェアを着なくなったのでヘルメットカバーを使うことに。カバーを使うならヘルメットなんて何でもいいじゃないかと思うかもしれませんね。そんな気もします。特にこだわりがあるわけでもないのですが、ゴーグルに合わせてオークリーのヘルメットを被っているというわけです。ヨーロッパや北海道へのトリップの際にはヘルメットはかなり嵩張る荷物となるので、コンパクトに収納できるヘルメットがあれば欲しいですのう。
OAKLEY FLIGHT PATH 22/23モデル
こちらもNASAウェアと上記のヘルメットに合わせて選んだゴーグルを23/24シーズンもそのまま使いました。エス氏はオークリーかドラゴンのゴーグルを愛用しているのですが、これはスミスやダイスが顔に合わなかったからです。鼻の辺りのフィット感が悪いと滑っている最中に雪が入ってきて具合が悪いんですよね。レンズは顔が見えない程度にミラーになっていて、かつ明るいものにしています。エス氏は目が悪いのでレンズの明るさが結構重要なんですわ。FLIGHT PATHはデザインもエス氏好みで何の不満もありませんね。
WOW ソールカバー
毎年板を買っているので、ソールカバーも毎年買っています。ニットのソールカバーの良いところはやはり伸縮性の高さですかね。板に被せるのが楽でいいですわ。ウェットスーツなどにも使われるクロロプレンゴム製のソールカバーもありますが、デザイン的にイマイチなんですよね。若干値が張りますが、ニットの方がエス氏の好みですな。DOGGYファンとしてはWOWのソールカバーがすっかりお気に入りですぞ。
HAYASHIWAX ARB
昨シーズンにワックスの重要性を再認識したエス氏。ハヤシワックスで春のシャバ雪を乗り切ったことから、23/24シーズンも愛用しております。新しく買ったのはARB、つまりAll-Round BLOCKということでいつでも使えるオールラウンドなワックスですね。ワックスの重要性は認識しつつもなるべく楽をしたいので、あれこれ考えずに使えるオールラウンドワックスは重宝しております。今後もハヤシワックスのお世話になりそうですね。
Mountain Slope Point.951 100ST 23/24モデル
何を思ったものか、23/24シーズンはハードブーツを買ってアルペンスノーボードデビューを果たしてしまいました。右も左もわからないアルペンの世界ですが、板を買うなら当然アミックスになるわけで、ブーツを買うならアミックスの中の人が開発しているマウンテンスロープになるというのもごく自然の成り行きというわけです。お値段はなかなか高額でしたが、思いの外履きやすく、いい買い物だったと思っておりますよ。スキーブーツをイメージしていたのですが、スノーボードのハードブーツがそうなのかそれともマウンテンスロープの特徴なのか、タンの部分が丸ごとつま先側に外れてくれるので、とても足を出し入れしやすいんですよね。他との比較ができないのですが、ともかくこのブーツで上達したいと思いますぞ。
AMICSS DMT 162 ?年モデル
マウンテンスロープのブーツだけ購入し、アルペンボードとビンディングは滑り仲間のイトチンさんに貸してもらいました。板はもちろんアミックスのDMT(何年モデルかはわかりません)で、ビンディングはF2。一応試乗会ではメタル入りのRCVにも乗ってみたのですが、なるほどこのDMTはアルペン初心者のエス氏にも実に乗りやすい板だったわけですな。しばらくDMTに乗って上達したら自分ではRCVが欲しいですけどね。
TWINBIRD くつ乾燥機
ワープ要員玄米激推しのアイテム。これを使えば湿ったブーツのインナーもきちんと乾かせるという便利アイテムですね。グローブにも使えるので一つあると重宝しますぞ。なぜか玄米が買ってくれたのでありがたく使っておりますが、壊れたら確実に買い換えると思います。一度使い始めると手放せなくなりますな。
まとめ
なんだかんだ色々買ってましたね。22/23シーズンから継続のアイテムもありますし、24/25シーズンへ引き継ぐアイテムもあります。予約したのは実はボードだけでして。ビンディングとブーツどうしようかしら。なんせスノーボード用品の値段が上がり過ぎて庶民には手が出ないんですよね。価格据え置きで頑張っているアミックスは本当に良心的だと思いますが、流石にいつかは値上がりせざるを得ない日が来るのでしょう。お給料上がらないかしら。
エス氏なんぞはしょせん温泉旅館大好きおじさんのレジャー勢なんだから道具なんて何でもいいじゃん、と思うかもしれません。それはその通りなのですが、一度良いものを使ってしまうと後戻りができないんですよね…。これぞ知る悲しみ。温泉宿にチェックインするまでの暇つぶしではありますが、エス氏なりにスノーボーディングを楽しみたいという気持ちはちゃんとあるのです。
来シーズンでエス氏のスノーボード歴も30年目に突入ということで、腕前はともかくレジャー勢としての経験値はそこそこ高めのつもりでおります。これまでの経験や知識を生かして読者のみなさんに役立つ情報をお届けしようなんてことはもう考えていないので申し訳ないのですが、「こいつ良いもの知ってるなあ」と思ってもらえるような渋い大人の魅力溢れるスノーボーダーとしてリスペクトされたいという気持ちはありますので、これからも知る悲しみを深めていく所存です。
記事アップありがとうございます。
値上がり、ほんと痛いですよね・・・
私もそろそろSalomonのブーツが寿命なので来シーズンあたりまたNitroのVenture Proあたりに戻ろうかと考えておりますが、意外と他と比較して価格がお手頃なDeeluxeのID、ブーツのヘタレにくさが評価されているRideのブーツも気になります。
アルペンをはじめられたときは本当にびっくりしました。
アルペンのブーツの価格を試しに調べてみるとMountain Slope、UPZ、Deeluxeどれもものすごい価格ですね・・・
ただ、ソフトブーツと違って5年は使用できるとのことなので、長期的にみたらコスパはいいのかもしれないですね。
グローブが着脱しにくいとのことですが、Handoutグローブはいかがでしょうか?
真ん中にジッパーがついているグローブで、グローブを外さずに手を出すことができます。
五本指モデルもあるので、ウェアのジッパーの開け閉めは楽になるはずです。
https://mojane.com/review/handoutgloves
値上がりほんとキツいです!
ブーツは1シーズンで買い替えていたりもしましたが、滑走日数も減ってきたので使いまわしております(^^)
ハードブーツは当分買い換えるつもりはありませんね〜。
買い替えの前に板とビンディング買わないと。
グローブは以前ジッパーでインナーだけ外に出せるやつを使っていてとても気に入っておりましたが、所詮1シーズンしか保たず…。
結局はテムレスが安くて丈夫て使いやすいという結論に達しております。
以前にブースターストラップについて質問させて頂いた、オジサンと申します。
9月に入りましたが日中はまだまだ夏の模様で、エス氏さんの体調はいかがでしょうか?
私は仕事を変え野外での作業を行う事もあり、凄い久しぶりに日焼けと情けない事に、何度か軽い熱中症になりました。
スノーボードのブーツに関してですが、スノボを始めて購入したNITROのVENTUREは5シーズン使い、レースの緩み・インナーの破れ等など、もう限界なのでブーツを買い替える予定です。
ただ(以前にも書きましたが)交通事故の影響に加えて、NITROしか履いた事がない人間なので、次もNITROの方が良いのかな…と。
VENTUREではブースターストラップを使っていた事もあり、ブログ開設158ヶ月のコメントでエス氏さんから教えて頂いた、NITRO・TEAM PROのMARCUS KLEVELANDモデルが良いんでしょうか…ね。
ただVENTUREではレースの緩みに悩まされ続け、数本滑ったらリフトを降りた時にレースの調整を繰り返してきた自分として、ボアのタイプ物に凄い憧れ?みたいな物があるんです…。
一緒に行く雪山仲間やお店の方からは、インナーが整形出来る製品(例:Deeluxeのブーツ)の方が良いとの意見もあり、どうしたらいいのか…と悩んでいます。
オジサンさん、コメントありがとうございます(^^)
エス氏は元気に過ごしておりますが、オジサンさんは熱中症とは大変でしたね!
スノーボードシーズンまで後一息ですのでがんばってください。
ナイトロのブーツは確かにレース緩みますよね。
もうそういうものだと思ってちょいちょい締め直すようにしていますが、まあ面倒ではあります。
私も買い換えるならMARCUS KLEVELANDモデルと思っていましたが、ディーラックスも良いんじゃないですかね。
ディーラックスのブーツは脛の部分のベルトもついているので、ブースターストラップを使わなくてもよさそうですし。
周りの人に薦められるのであれば一度試着してみてはいかがでしょうか(^^)