雑誌の感想:TRANSWORLD SNOWBOARDING JAPAN 2014.12月号
みなさんこんにちは。エス氏です。雑誌の感想、今回はTRANSWORLD SNOWBOARDING JAPAN 2014.12月号です。特集は「だからオレは、この山で滑る。」です。そういえばエス氏のホームゲレンデ小丸山ではしばらく滑っていない気がしますな。
START-UP
編集長がスノーボードをはじめた頃、最高の環境を求めていたというお話。環境がスノーボードを変えるというのはその通りだと思います。社会人ボーダーにとっての環境とは、山というよりは仲間や家族がメインだと思いますけどね。
だからオレは、この山で滑る。
ホームマウンテンの定義やそのメリットなどが紹介されています。エス氏の場合は小丸山でスノーボードを始めて、何年かコモったこともあるので、まあここがホームかなと思いますね。
何度も滑っているとゲレンデのことがよく分かるようになりますな。遊べるポイントやパウダースポットなどなど。パウダーは目立つところから喰われてしまうので、先にそこを滑った後で少し外れたところを滑ろう…なんてこともできるようになります。初めて滑るゲレンデより引き出しが多いんですよね。最近のエス氏はあちこち滑りに行きたいと思ってますが、気に入ったゲレンデを滑り込むのも良いことだと思います。
ホームマウンテンと出会う。
日本全国14エリアでおすすめのゲレンデを、それぞれのエリアのプロショップが紹介するという記事。そういえばかつてはプロショップを利用していましたが、このところはすっかり神田の量販店がお気に入りですなあ。安い方がいいですわ。
ホームマウンテンを造った男。
ホームマウンテンを造ったってなんだそりゃと思ったらマイクバシッチの記事だったでござる。この人なんでもやりますね。ホントスゴイですわ…。
OUR ERA
日本スノーボードの現在地を探るという記事の3回目。日本のスノーボード界には複数の組織があり、まとまりに欠けているという現状が書かれています。JSBAにSAJはそれぞれ協力すればいいんじゃねーの、という真っ当な意見もあります。
スポーツとしてのスノーボードは環境が何も整備されていない、というライオの言葉は、オリンピックを見ると分かりやすいですね。平野歩夢がスケボーでトレーニングしていたのは有名ですが、これはナショナルチームのトレーニングとは無関係で、SAJが選手を育ててメダルを獲得したわけではないのです。
一方で、ナショナルチームのコーチに来たという國母和宏の「五輪だけじゃないから、スノーボードは」という言葉も印象的でしたね。、スノースタイルの後に読むと、こういうしっかりとした記事が読みたいんだよな〜と思わせてくれる濃い内容でした。
FOCUS
スノーボーダー中尾正明が地元鳥取で3Sを満喫しているという記事。鳥取といえば政治家が日本のチベットとか発言して大炎上なんてこともあったので、雪が降ることは知っていました。山、海、スケートパークがそれぞれ車で1時間圏内というのは実に恵まれた環境ですなぁ。
MOUNTAIN FREERIDE
天然地形を最大限に生かして自由に滑るマウンテンフリーライドは楽しいぞ、と。そりゃ楽しいでしょうね…リフトに乗って滑れたらまさに言うことなしなんですが。
バックカントリーがブームなのかパウダーがブームなのかよく分かりませんが、ただ単にゲレンデの外に出るというより、その次のステップに進んでいるような感じですね。
BACKCOUNTRY
編集者がバックカントリーを体験する連載記事の3回目。毎回楽しみにしています。今回は山の地形について勉強するというテーマ。冬の下見として、八方尾根から唐松岳まで歩きながらのお勉強です。これはためになりそうですねー。エス氏も白馬の山を雪が無い季節に下見で歩こうと思ったことはありますが、そこはインドア派、実現には至りませんでした。エス氏のバックカントリーへのハードルは相当に高いですねー。
感想
中身が濃くて興味深く読めました。どの記事もよかったですね。どこぞの雑誌とは違いますのう。
あとは漫画を打ち切るだけです。謎のマスクマンて…普通にゴーグルとフェイスマスクで正体隠せますけど。
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