スノーボードを買う前に
これまでご紹介したスノーボード用品を一通り買いそろえたら、次はいよいよボードの番ですね。念願のマイボードを手に入れれば、たくさん滑りに行きたくなりますし、たくさん滑ることでどんどん上達します。自分の板に乗って練習すれば、レンタルの板を使うよりも遥かに上達は早いでしょう。上達すればさらにスノーボードが楽しくなり、ますますゲレンデに通うようになります。その頃には、きっとあなたも立派にDQNなスノボちゃんになっていることでしょう。このブログが少しでもお役に立てれば、私も胸熱です。
さて、スノーボードを買う前にはぜひ知っておいていただきたいことがあります。買った後で、こんなはずではなかった・・・となっても後の祭りですから。
スノーボードの板を買う場合には、合わせていくつかの道具を買い、準備し、手入れをしなければなりません。ゲレンデへの持ち運びも手間がかかります。当然お金がかかりますし、レンタルよりもずっと手間がかかります。その辺りのことを理解した上で、ボードを買うという選択をしてほしいと思います。
1.ボードと一緒に買う必要があるもの
・ビンディング
ボードとブーツを繋ぐ重要なアイテムです。これが無ければボードを買っても使い物になりません。
ビンディングの各部の名称
初心者向けビンディングの選び方
・デッキパッド
滑り止めです。ビンディングをボードにセットした後、ボードの真ん中よりやや後ろ側に貼ります。初心者には必須のアイテムになります。
デッキパッドとは
・ソールカバー
ボードの滑走面(裏側)と、その周りを被うエッジ(金属の角)を保護するためのカバーです。
ソールカバーとは
・ボードケース
スノーボードを持ち運ぶ際に入れるケースです。車でゲレンデまで行く場合にはソールカバーのみでOKですが、バスツアーなどに参加する場合には必要になるでしょう。
スノーボードケースとは
・ワックス
ワックスはボードの滑りを良くするためのものですが、その他にも滑走面を保護する役割もあります。初心者でも簡易式のワックスは最低限必要になります。
ワックスの必要性についてはこちら。
・携帯ツール
出来れば用意したいのが携帯用のドライバーです。ゲレンデで滑っているうちに、ビンディングのネジが緩んだりすることはよくあります。そのまま滑るのは危険な上に、ビンディングの部品が外れて紛失する恐れもあります。安全のために用意しましょう。
スノーボード用携帯ツールとは
2.ゲレンデに行く前の事前準備
・プレチューン
ボードメーカーによっては必要ない場合もありますが、基本的に新しく買った板は、滑る前にチューンする必要があります。チューンの内容は、余計なエッジを削る、ワックスを塗る等です。プレチューンをやるかやらないかによって、ボードの扱いやすさに格段の差が出ます。
プレチューンナップとは
・ビンディングのセッティング
ビンディングをボードに取り付けるのは中々に難しい作業になります。買ったお店で取り付けてもらうことが一般的ですが、店によってはかなり適当に取り付けられるケースもあります。自分に合わせたセッティングは、自分で試行錯誤して見つけていくしかありません。このブログでは、セッティングの基本的な知識を解説していくつもりです。
3.滑った後のメンテナンス
スノーボードの滑走面(裏側)はデリケートに出来ています。放ったらかしにしていては、すぐに劣化してしまいます。劣化した滑走面は滑りが悪くなり、レンタルボード同様に扱いにくくなってしまいます。
スノーボードのメンテナンス
いかがでしょうか。スノーボードの板を買うということは、これらの道具も合わせて買いそろえ、準備や手入れをするということなのです。ただし、あまり難しく考えることはありません。セッティングを細かく煮詰めるのは上達してからで十分ですし、メンテナンスも最低限しかやっていない人がほとんどだと思います。自分のレベルが上がれば上がるほど、道具へのこだわりも出てくるはずですから。
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